今日、1/30にBRM130伊豆高原300が開催されていますが、その2週間前の16日に事前認定走行に行ってきました。
※これは1/29に書いていますが、どうも本番は冷たい雨というコンディションになりそうで、かなり厳しいBRMになりそう…
きむけんさん、Hさんと3人で6時に等々力緑地公園に集合です。寒い時期にスタートが6時なのは少しありがたいです。5時スタートは早起きが辛いですから。
走り出してしばらくは市街地を走ります。いつもの中原街道ではなく、南下して国道1号に出て横浜に出ます。寒い日が続きますが、2週間前のこの日はそんなに寒くもなく、快適なサイクリング日和でした。
夜明けの赤レンガ倉庫。きむけんさんはあまりこちらに走りに来ることが少ないそうで、写真撮って行くので後から追いかけるというとのこと。といっても、健脚なきむけんさんの事ですから、あっという間に追いついてくるでしょう。
赤レンガ倉庫の脇にはスケートリンクが仮設されていました。そういえば何時間後になるか分かりませんが、今回のコースはほぼ折り返しルートなので、ここはまた夜に通ることになります。
みなとみらいから金沢八景までは、思いっきり朝日に向かって走る事になるので非常に眩しいです。ここはほんと上の写真みたいな感じになります。
曽我梅林でも通ったルートを逆走して、県道24号で逗子に抜けるルートを通ります。なんか通った記憶あるなぁ、とHさんに確認したら2012年の大磯200で使ったルートとのこと。ああ、懐かしい、横浜に引っ越してきてブルベを再開したときに走ったコースだ。
PC1のファミリーマート渚橋店はよく使うコンビニですが、昨年走ったときには見かけなかったバイクラックが設置されていました。ここまで50km弱で2時間半で到着したので、市街地で信号が多かった事を考えるとペースは良いです。
きむけんさんがよいペースで前を走ってくれたから、ここまでは結構楽をさせて頂きました。
ラックはコンビニが準備したわけではなくて、観光協会的な所が設置したものっぽいですね。このコンビニは自転車乗りの利用率がとても高いですし、自分もよく使うので嬉しい限り。
PC1を出たら、後は何時ものルートで小田原を目指します。この区間は平坦でスピードも出せるので、ペースは良好。お昼はどこで食べようか?というような話をしつつ、先に進みます。
小田原までは曽我梅林200でも走りましたが、早川口から伊豆方面を走るのは1年ぶりぐらい。一時期、ブルベで伊豆ばっかり走って食傷気味だったこともあり意識的に避けていました。
とはいえ、この時期の伊豆は1月とは思えない暖かさ。交通量は多いですが、綺麗な海を左手に見ながらのサイクリングはいいものです。
うーん、久しぶりに来たけど、やっぱり伊豆はいいなぁ、と熱海を超えて網代を通ります。実は結構腹ぺこでペースが挙がらなかったので、BRMではおなじみの網代の間瀬でいちご大福を頂くことに。
きむけんさんは間瀬は初めてとのこと。今日はBRM本番ではないのですが、反射ベストが来た人が来るとお店の人はBRMであることを認識しています。本番は再来週の土曜日なんでよろしくお願いします、と会話してきました。
店内でいちご大福を頂きます。お店で食べるのも久しぶり。暖かいほうじ茶が美味しく、名物を堪能させて頂きました。
時間が11時過ぎということもあって、どうせなら網代でご飯を食べていこう!という事になり、Hさんがお店の人にお勧めのお店を聞いたところ、この先の道沿いに藤哲っていう有名なお店があるそうな。
道沿いを走っていると、セブンイレブンの手前にあるお店が藤哲でした。ああ、何度もこの店の前は通ったなw。幸い、席に空きがあったので3人で入店したところ、すぐに席が一杯になったのでギリギリのタイミングでしたね。
オススメの定食を頂きます。刺身にイカメンチなど、とても豪華な内容でございました。まぁ、お値段も1600円ほどしましたけど、たまにはこういうのも良いじゃないか、と美味しく頂きます。
イカメンチが大変美味しかったので、イカメンチ定食でも良かったかな?今度来たときはイカメンチ定食を試してみたいと思います。イカメンチをお土産に帰って帰りたかったけど、荷物になるので帰りに寄るのがベストですね。
この食事休憩の間にEdge520をモバイルバッテリーで継ぎ足し充電をしておきます。300kmブルベとなると走行時間が20時間近くに及ぶため、途中で充電をしないとEdge520の電池が持ちません。
3人でご飯を食べていると、曽我梅林も一緒に走ったスタッフのIGAちゃんが追いかけて走ってきているらしい。Facebookで間瀬に入ったという投稿があったので、この店の前も通るだろうと待っていたらビンゴ。
お店をちょっと出て呼び止めて合流。会計を済ませて、先に進むことにしましょう。やはりこの後の川奈ホテルの手前の登りや折り返しの伊豆高原までの緩いアップダウンもあり、汗が出まくりでございますヨ。
何時も行列している海女の小屋の先のUターンから、いつも通りの急勾配を登っていきます。きむけんさんとHさんは速いので先に行ってもらって、汗をかきすぎないようにノンビリと走ります。
今日はパワーメーターを見て自分のFTP(1時間継続出来る強度)である250Wを超えないように平坦を走るように心がけていました。登りでは250Wは軽く越えてしまいますが、平坦はこのペースを守っていたら、足をあまり消耗することなく走りきれました。
300kmブルベを走ると後半は足の裏が痛くなってシューズを脱ぎたくなったり、小まめに休憩したくなるのですが、今回は遅いものの最後まであまり疲れることなく走りきれました。目安となる数字があるだけで、これだけペース配分が楽になるのか!とちょっと目から鱗でございました。
折り返しのPC2である伊豆高原ローソンには14時半に到着。Hさんときむけんさんは先着しており、きむけんさんから2Lペットボトルの水を分けて貰って再出発です。
あまり疲れていないので、ここでは買い物を済ませたら、そそくさと出発します。私以外の3人は城ヶ崎駅を見てくるということなので、私はマイペースで帰路を淡々と走ります。残りは150kmですが、8時間半でここまで来ました。残りの時間は12時間近くありますので、まぁ、余裕でしょう。
久しぶりの伊豆の海ですが、午前中のキラキラとした様子も綺麗ですし、夕方の若干暮れゆく雰囲気も美しいです。この日は伊豆にしては珍しいぐらいに風がなく、天気も良好で素晴らしいサイクリング日和でした。
翌週に走ったまこたさんも雪予報が出ていたけど結局、雨や雪に降られる事もなく、予報のせいで自動車がビックリするぐらい少なくて走りやすかったとレポートしてますね。
伊豆方面はトンネルを通ることが多いですから、リアのテールライトは日中でも常時点灯しておくか、キャットアイのTL-LD570-Rのように暗いところでは自動的に点灯するものを使うのがオススメ。
TL-LD570-Rは反射板としても機能しますし、個人的には信頼しているライトです。そーいえば誰かがPBPは日中の車検で点灯しなくて困ったとか書いていたな。国内のBRMは大体真っ暗な時間がスタートなので、車検時に点灯しないということはないので気にしてなかったわ。
折り返しからは自分のペースを守るために、殆どが単独走。伊東まで戻ってきたところでeTrexの電池が切れました。昼間もバックライトをONにしたまま走っていたら、予想より早く電池が切れてしまいました。
自分はリチウム充電池の単三電池型のものを使ってますが、よく考えると満充電の状態じゃないままでした。という訳で、伊東でコンビニに立ち寄って単三電池を購入してセット。ちなみに休憩時にはEdge520をこんな感じでマウントからズラしてUSB端子にケーブルを接続出来る状態で継ぎ足し充電をしていました。
15分ほどの休憩でもこんな感じで継ぎ足し充電をしておくだけで、今回は最後まで走りきれました。トップチューブに入れているモバイルバッテリーはこの前紹介した円筒型のものを入れてます。容量が5000mAもあるので、スマホに充電したりEdgeを充電したりしても容量には余裕がありますね。
途中で見かけたポンタポイントのマスコットが乗っているガソリンスタンドで1枚撮影。なんか1月とは思えない雰囲気の光景ですが、夕方になって徐々に気温が下がってきます。
装備の見直しは寒いと感じる手前に手を打った方が体の疲労は少なくて済みます。夕方になったところでネックウォーマーを取り出して、口を覆うようにして喉の潤いを守ります。寒い時に乾燥した空気を呼吸していると、喉がやられて咳き込むようになります。その予防として非常に重要ですね。
この辺で、12月から使っているMavicのホイールであるキシエリの最新モデルと、付属のタイヤについて思いを巡らす。Mavicのタイヤというのに殆ど馴染みがなかったし、インプレも殆ど聞いたことがないんだけど、オマケのタイヤとしてはそれなりかな。パンクも一度も無いし…とか考え出したところで後輪に違和感。
まさか今年も、このタイミングでパンクの神の降臨ですか?
はい、後輪に降臨されたパンクの神。先日、記事にしたばかりのポンプを試せるチャンス!。しかし、タイヤを褒めた瞬間にパンクするとは、油断のならんヤツだ。
慎重にチューブを入れ替えて、パンクの原因を探すが特に分からない。新しいポンプはしっかり空気が入るので、この後も特に不安はなく最後までパンクすることなく走りきれました。
丁寧に修理したこともあって、結構な時間をロスしてしまった。夕方にさしかかろうとする伊豆の午後なのであるが、みるみる日が落ちていく。
往路で利用した藤哲のお土産コーナーが左手方向にあるが、残念ながら閉店したところ。パンクがなくて、急いで戻ってくれば復路でイカメンチが買えるかもしれないですな。
今日のハンドル回り。バーミッツで丁度よい感じの気温でした。そろそろバーミッツにも慣れてきまして、薄い手袋だけで走れるとハンドル回りでの操作の自由度が上がります。
流石にバーミッツから手を取り出すと、夕暮れにさしかかった時間帯は寒くなってきました。
夕暮れていく。東伊豆は町と町の間が低い峠になっていて、峠を下りてくると町が現れる。熱海の手前の登りを降りてくると、熱海の海岸線にきらめくネオンと証明がとても綺麗だった。残念なのは、あっという間にシャッターチャンスの場所を過ぎてしまって写真を撮り忘れた。
是非、この夕暮れの熱海の夜景を多くの人に楽しんで欲しい…と思ってこれを書いてますが、悪天候だと微妙だなぁ。
熱海の市街もそれなりには綺麗。とはいえ、多くから夜景で見る方が綺麗でした。
熱海から先のアップダウンも無事に超えて、17時過ぎに早川口まで戻ってきました。時間的には余裕があるので、小田原を超えたらいつも利用する松屋で晩ご飯としましょう。
松屋 小田原酒匂店は2013年に初めて600kmを完走した時に利用してから、こっち方面のBRMを走って時間に余裕があるときには必ず利用している。
席の近くから見える所に自転車が駐輪できるし、給水器があるのでグビグビと水やお茶が飲めるし、席も松屋としては立派で居心地がよい。ここで味噌汁を豚汁にアップグレードして利用するのが、俺のブルベ的完走のためのジンクスである。
牛焼肉定食500円フェアをありがたく利用させていただいて、180円足して豚汁にアップグレードである。いやぁ、やっぱり座って食べる食事はありがたい。
コンビニとかで食べるのに比べると、ちゃんと座って暖かい屋内で食事するのはヒットポイントだけでなくメンタルポイントも回復する気がするのだ。こういう自分が利用し慣れているお店をいくつか開拓しておくのが、BRMの攻略法の一つだと思う。
初めて利用するお店でイマイチな事があって、メンタルが動揺してしまうと、自転車の上でその事ばかりが気になってしまい集中出来ない。逆に、気持ち美味しいものが食べられると、なんとなく「これで大丈夫!」と強くになれる。間瀬でいちご大福を食べるのも、このためである。
飯を食べたら、走り慣れた国道1号から国道134号で江ノ島の前を通る。夜の時間帯の134号を走るのは久しぶりだが、車は多いが国道に沿って通っている江ノ電の鎌倉高校前駅がライトアップされていて、とても綺麗だった。
この辺はずーっと単独走であったが、小田原からはノンストップ。PC3のコンビニまで一気に走ってしまいましょう。
21時半に12時間ほど前に来た渚橋のファミリーマートに戻ってきました。残りは50kmぐらいだけど、信号の多い市街地だから3時間ぐらいは掛かるだろう。
ゴールの予想時間は24時過ぎになるが、貯金は2時間近くあるので大丈夫でしょう。ここからは特に寄る場所もないので、マッタリと走りきるだけです。
コンビニでは格好いい犬が飼い主を待ってました。実家で昔アフガンハウンドを飼っていたこともあり、こういう大型犬が大好きなのです>俺
殆どが完全折り返しであるが、野島公園から先は行きとルートが違っていて、曽我梅林の帰りのルートとほぼ同一となります。
この辺は完全に把握しているから、覚えているルートでキューシートを念のためチェックしつつ走ります。セーブして走っていたので、あまり疲れはなくお尻も痛くないです。あまり登りがなかったこともありますが、300kmのブルベの終盤でもあまり疲れていません。
みなとみらいで撮影しますが、月明かりのおかげで綺麗でした。0時が近くなってきて、パラリと小雨が一瞬だけ降りましたが、結果的にはオールドライコンディションで走りきれました。
なんだかんだで1月の体が出来てない時期に楽に300kmを走れたのは自信になりますね。もっとも、はやいきむけんさんは私より1時間ほど早くゴールしていたようです。
0時半ぐらいに、いつものゴールであるセブンイレブン武蔵中原店に到着。ホットコーヒーを買って飲み干し、自走で帰宅しました。のんびり走ったので18時間半も掛かってしまいました。
トータルの走行距離は320kmほどで、帰宅して早速お風呂に浸かって極楽極楽。意外と楽に走りきれたな~と思っていたのですが、翌日の日曜日は流石に疲れて、家でダラダラしていたのでした。
という訳で事前認定走行はコンディションに恵まれましたが、本番は荒天というパターン。うーん、正直悩ましいですね。