週末が自転車イベントというのが連続していますが、これまた楽しみにしていたAJ神奈川の興津600に出走してきました。
前日は午後休を貰って輪行で夕方に移動して現地入りの予定でしたが、イーチョさんから「車に乗せていくよ~」とお誘い頂きましたのでお言葉に甘えることに。
17時ぐらいには駿河健康ランドに到着してチェックイン。ユメさん夫妻と前夜祭で盛り上がろう!と健康ランド内の居酒屋で乾杯!
その後、artsさん、ぜっとさんに加えて、これまた初めまして!の仙台のYO-TAさんに部屋飲みでご挨拶。シングルの部屋に7人が集まるという修学旅行的なノリで前日は盛り上がったのです。
さて、翌日は6時出走ですが、5時前まで寝てても大丈夫なのは、駿河健康ランドがスタート地点だから。
とはいえ4時半ぐらいには準備を始めて、万全の状態でブリーフィングを受けて出走です。やっぱり前泊は楽ちんです。
さて、この興津600ですが、歴史のあるコースではありますが、自分は走るのは始めて。更に言うと松本の周囲の道がちょっと分かるだけで、後は全く走った事がない。
本来であれば十分にコースを予習しておくべきでしたが、かなり予習不足な状態で他の人が作ったルートラボのGPSデータを使いました。
何とかキューシート、行程予定などは作成してラミネートして、装備類も万全だったとスタートした時は思っていました…
景色が良いと評判の大崩海岸が通れない状態が続いているので、宇津ノ谷の丘を越えていくルートになってます。
参加者が多かったこともあり、この辺は長い隊列になってました。この辺はartsさん、ぜっとさん、ユメ夫妻と一緒に走ってました。
トンネルは苔がむして非常によい雰囲気でした。思わず立ち止まって写真を撮影する参加者も多数です。
ここから約80km地点の御前崎のPC1までは、平坦と言うこともあって得意エリア。ユメ夫妻を引っ張って快調に飛ばします。
PC1の御前崎のセブンイレブン。約80kmの走行で2時間ちょっとの貯金が出来た。お腹も減ったし、チルドのバターチキンカレーを食べる。
この辺は知り合いも多く、色々とご挨拶しつつPC1を後にする。
御前崎の灯台の前で自転車を止めて記念撮影している参加者がいたので、こんなナイスな撮影スポットが!と自分も立ち寄って撮影。
この辺のエリアは初めて走りますんで、見る物全てが新鮮である。しかし、ジリジリと気温が上がってきて暑くなりそうな予感。
しばらくしたら、またユメ夫妻とご一緒して走る。調子良さそうですね~と言われたものの、今日は何故か100km走行ぐらいで、お尻の皮膚が擦れて痛い。
単独でコンビニでストップしてクリームを塗り込む。理由はよく分からないけど、この日はやたらお尻の皮が早く擦りむけた。
掛川の市街を通る頃には日も高くなって更に暑くなってきた。日焼けすると疲れるので、UVカットのリップと日焼け止めをしっかり塗り込む。
PC2までは平坦だし、PC1からの60kmちょっと先なので大して腹は減っていない。PC2は混雑が予想されたので、5kmほど手前のセブンイレブンで補給することに。
ロックアイスとドリンクをハイドレーションに詰める。ここでご飯を食べるかどうか悩んだんだけど、PC1でカレーを食べてから3時間ほどしか経ってないのでパスした。
ハッキリ言ってこれは失敗。なにせPC2の先にはなかなか補給ポイントがないよ、とキューシートにも書いてあるのに!。
そんな訳でPC2のサークルKはちょっと買い物するだけで脱出。PC2からPC3は130kmほど区間距離が空いており、途中に補給ポイントが少ない上に標高1000mを超える新野峠越えが待っている。
実はこの辺で靴の中の足が痛いという例の症状が出ていたのですが、やっぱり厚手のインソールを入れると靴が小さく感じるのが原因だと思った。
対処としてはインソールを靴から抜いて、ずーっとインソール無しで走る事にした。これで足の痛みの問題はほぼ出なかった。この辺は前回の経験が生きた。
PC2での貯金は3時間近くに達しており、足の痛みとお尻の擦れはあったものの、足の痛みは解決したし、調子は良いな、と自分では思っていた。
PC2から先のルートの前半は天竜川沿いに川筋を走る大変景色のよいエリアだった。
この辺は初めて走ったけど、テンションが上がって非常に走ってて楽しかった。出走した人がリピートしたくなる理由がよく分かる。
方言で書かれた看板がほほえましい。頻繁に停車して写真を撮影しながら走ってた。
実はこの辺では、別に苦手な登りでもないのにペースが全然上がらなくなっていた。原因はイマイチ不明で、やや補給が足りなかったのかも。
メタボは燃費が凄く悪いっていうのは、頭では理解しているんですけどね。
天竜川添いは樹木が上を覆っているので涼しいハズなんですが、絶対的な気温が大変高かった。
まだ14時ぐらいでお日様が高いというのに眠い。あくびが出てくるという不思議な状態に陥った。勿論ペースはガタ落ち。
後からきたぜっとさんに「なんか眠いんだよね~。ペースも上がらない」と言うと、多分それは熱中症だと思うと言われた。
慌てて涼しげな滝の前で停車して涼を得る。後からやってくる参加者もこの涼しげな感じに釣られて、何人かと雑談。
自分はボトルにつめた水を体に掛けて冷やす。ちょっとリフレッシュ出来たが、調子はなかなか戻らずに本来貯金を作る区間で、貯金を減らしながら走る。
なにしろ絶景に次ぐ絶景である。ついつい停車して写真を撮影してしまうのである。一時、自分がブルベ出走中ということを忘れてしまう。
この辺はなんかよく分からないテンションで走っていたが、前後にはブルベ出走者もけっこう居たのでペース的には悪くはなかったのだろう。
吊り橋!とついつい記念撮影してしまった。
ちょっと綺麗な水場を見ると、ついつい止まって撮影してしまう。
今回はフレームバッグとフロントバッグに荷物を納めたのでサドルバッグは小さいものにした。おかげでダンシングがしやすくて大変走りやすかった。
天竜川の流れは本当に綺麗である。暑いので頭から飛び込みたかった。
ちょっと走ると商店、自販機、トイレに水場が並んでいるところに到着。他の出走者もここで休憩していた。
ここで顔をザブザブと洗う。耳の周りに塩が浮いているのが分かる。本当に今日は暑いんだな。この水道で本当に生き返った。
体に掛ける水をボトルに詰める。飲む水は2Lのハイドレーションに詰めているので、ボトルは1本でOKだった。
水場を離れてちょっと走りだしたら、左目に違和感。さっきザブザブと顔を勢いよく洗ったときに使い捨てコンタクトがズレちゃったようだ。
何とか直らないかな?と目をパチパチしても復活せず、結局左目のコンタクトは脱落した。予備の使い捨てコンタクトはあったのだが、鏡がないと取り付けは無理だ。
バックアップとしてアイウェアの度入りレンズを持ってこなかった事を後悔するが、裸眼でも0.3ぐらいの視力はあるのでそのまま走る。
またも緑の中を走る。変な眠気は解消しつつあったが、本来貯金できる区間で貯金を減らすとは…とかなり焦る。
インソールを抜いたおかげで足の痛みは解決しつつあったが、熱中症になりかけた影響も残っていたし、腹は減っているのに食欲がない。
景色はよいので、気分は良かったが走るペースはなかなか上がってこない。今日はお尻の痛みが酷くて、小まめに止まってクリームとかメンタームを塗りまくった。
ブリーフィングでも注意をしていた工事中の橋。割と絶景ポイントではある。ここからゆるゆると登りが始まる。何とか明るいウチに越えたいものだ。
気が付いたら愛知県の東栄町に入っていた。愛知県を走ることになるとは予想していなかった。
この辺は自分とちょっとだけ体型が似たvegaさんと前後しながら走ってました。写真の小さく移っているのがvegaさんです。
自分とペースが似ているそうで、私の後ろは大変走りやすかったそうな。
相変わらずペースが上がらず、リフレッシュにこの温泉に入ろうか?と思ったぐらいだった。吸い込まれるように入る。
売店があるようなので、何か食べられないかな?。
売店に寄ったら、AJ神奈川のスタッフご一行もやってきた。残念ながら17時ぐらいだと、うどんのたぐいは全滅。唯一ソフトクリームを食べる事が出来た。
自分もここで小倉ソフトを頂いて、ちょっとだけ復活した。こりゃ多分補給が足りてないな。
とうえい温泉では、休憩で休んでいる他の出走者や前出のAJ神奈川のご一行が一緒になったので、PCのように沢山の自転車が集まりました。
ここでトイレでコンタクトレンズを嵌めればよかったのですが、すっかり忘れていてそのまま走り続ける。ぶっちゃけ明るい時間に登りや平坦を走るだけなら視界の問題はなかったんだよね。
この後、暗くなった下りであまり見えなくて非常に怖い思いをするのですが…
単独で淡々と走るが,この辺からパナソニックのディスクロードに乗っているミートハンターさんと前後して走ってました。ミートハンターさんは昨年の埼玉スーパーフラット400でご一緒した方である。
もうすぐ夕暮れで涼しくなってきたので登り基調ながら、ズルズルと何とか登っていく。登りが暑かったらヤバかったかも。登りでは汗がしたたり落ちる。
どうなっているんだろうか?という曲がった杉が2本。とても不思議だったので、止まって撮影した。
休憩したときに撮影させて貰ったミートハンターさんのパナソニックのディスクロード。改めてみると、リムが軽量なNOTUBESのALPHA430である。
自分もこのリムで一回組んでみたいんだけど、一本1万円ぐらいするんだよね、このリム。チューブレスが使える数少ない手組リムなんで興味がある。
途中の商店であんパンを買うが、イマイチ食欲が湧かずに、坂を登っている途中に「腹減った~」と叫んでしまった。正直、ここでゆっくりとアイスとか食べれば良かった。
貯金もまだまだあるし、登りもちゃんと登れているし、バイクは好調で足の痛み、熱中症も解決しつつあるのに、イマイチ気乗りしない。後から考えると「飯食って無くて弱気」といういつものパターンである。
ミートハンターさんも「いやぁ、飯食えないと不安で不安で」と言っていたので、自分と同じタイプなのだろう。
この後、ぜっとさんとも一緒になって3人でノタノタと新野峠を登っていく。明らかに熱中症だったので、涼しくなってくるとともに復活してきた。
ちょっと冷静になってきたが、この区間で貯金を1時間ぐらい減らしただろうか。随分といろいろと 停止して休憩したからなぁ。
もう真っ暗になった20時過ぎに、やっと標高1083mの新野峠の頂点に来た。ここからちょっと下るんですが、PC3まではまだまだ距離はある。
この先もかなり登り返しが多くてウンザリするんだそうな。走った事のある人はみんなこの区間が辛いという。でもPC3を越えてしまえば、かなり完走は見えてくる。
峠で下りに備えてダウンベストを着込んで下り始めるが、真っ暗でコースがよく見えない。見えないのはどうも真っ暗だからというだけではなく、コンタクトの片目が無いからでもある。
度入りレンズを持ってこなかった事や、直せる機会はあったのに忘れてて交換用のコンタクトを入れ直さなかった自分を呪う。
下りが飛ばせないのにストレスを感じながら、何度か登り返しをクリアして、何とか途中のコンビニまでたどり着いて休憩。
そのコンビニにはぜっとさんが先着していた。いつも驚異的な粘りをみせるぜっとさんだが「PC3までもう20kmちょっとだから貯金もあって何とかなるだろう」とのお言葉。
あれ、PC3ってあと40kmほど先じゃないか? PC3のサークルKは275km地点で、自分のサイコンは235kmぐらいの距離を示しているから、まだまだPC3は先なのでは?
まだまだ登り返しが続くことを考えると、PC3に到着する頃には貯金は1時間を割り込みそうだ。まさかPC2~3の間にこんなに貯金を減らすことになるとは。
弱気の虫を吹き飛ばすためにカレーを食べてモチベーションが復活させる。やっぱり補給不足だった。ここからは飛ばしてぜっとさんより先行して、少しでも貯金を復活させることに。
飯田の市街地に入ってきてコンビニが増えてきた。とにかくサークルKが連続するので、どのコンビニがPCかよく分からない。
PC1でユメさんと会話したときにうちのEdge800の示す距離が2kmほどショートしていたのは分かっていた。多分、センサーの電池が切れかけて信号が拾えてないんだろう。
実際、たまに速度表示が明らかに低くなっていることがあった。多分、サイコンの距離表示が実際より短くなっているのだろうとは思っていたが、どのくらい狂っているのかが分からない。
いくら短めに距離が計測されているとしても、GPSのコースは大丈夫なはずである。時間的にはPC3にはまだまだ多くの出走者が居るはずだから、このまま走り続けてランドヌールが沢山いるコンビニがきっとPC3だろう。
いつの間にか市街を抜けて寂しくなってくる。ちょっと不安になってくるが、かなり調子が良かったので止まりたくなかったので走り続けた。
PC3前後のキューシートはかなり大ざっぱなので、なかなかキューシートから現在の走行距離は推測できない。飯田周辺は全く土地勘がないので、初めて走るコースは不安だ。
かなり不安になってきたが、今までいくつもスルーしたサークルKで自転車乗りが集まっていた場所は無かったしなぁ…
ついに、サイコンでPC3のあるとされる275km地点まで来た。
サイコンが示す275km地点にあったコンビニはセブンイレブンだった。PC3はサークルKのハズである。え~~、PC3見逃した!?とここでやっと我に返る。
スマホでPC3のサークルKの名前を入れて検索すると…約20kmも手前に通り過ぎていた。後から分かったのだが、PC3は折り返しだった。コース沿いだと思っていたので完全にミスった。
折り返しは飯田市街を出る時に通った右折した交差点を直進して50m先にあったようだ。それに気が付かず、右折した自分はPC3の前を通っていないので気が付かなかったのだ。
このとき時刻はPC3のタイムアウトの約30分前である深夜0時手前だった。20km手前のPCまで戻っても間に合うはずもなく、ここでDNFを悟った。
見落とさなければ、貯金は2時間近くあったことになる訳で、正直かなりもったいない。Twitterに「PC3見逃しでタイムアウト」という旨を呟く。
皆から色々と励まして貰ったが、あまりのアホさ加減に自分の準備不足を反省した。知らないところを走るのにGPSを過信しすぎである。
よくGPSのルート案内を見てみると、確かにPC3のところは折り返しになっていたが、縮尺を大きくしていたので気が付かなかったのである。
主催者にDNFの連絡を入れて「それは勿体ない…お気を付けて帰り下さい」と労って頂いた。どうもありがとうございます(;´Д⊂)
走っていて実に素晴らしいコースで、とても楽しかった。DNFは残念でしたが、許されるなら来年もまた走りたいと思った。
しかし、DNFはDNF。とても単純なミスではあるが、少しでも貯金が欲しくて単独で飛ばしたのが裏目に出た。昨年も出ていたぜっとさんと一緒に走ればよかったなぁ。
時間は深夜0時ぐらい。飯田まで戻っても帰るのは大変だし、このままコースを進んで朝に松本から帰るのがよさそうだ。松本まではまだ80km以上あるが、完全に復調していたので問題はない。
急いでも仕方ないので、伊那本郷駅の近くの途中の道ばたのお店の前にあったバス停のソファで寝ることに。まだまだ出走者が沢山居たし、目立つ処だったのですが眠気には勝てない。
持っている防寒具を全て着込んで、ソファでゴロンと寝る。後で通ったぜっとさん曰く「ダウンを来てたから、トトロが寝ているようだった」と。かなり目立ったんだろうな~。
2時過ぎに再出発したので、1時間半ほど寝ただろうか。道ばたで寝ている他の参加者をチラホラと見かける。この時期は屋外で寝れる気温なので助かる。
松本までは、まだまだ登ったり下ったりがあるが調子は良かったのでグイグイ走る。コンタクトも直したし、あのまま走り続けたら、このPC4までは貯金が作れそうなコースだっただけに残念。
ただし、お尻は凄く痛い。先週出来たお尻のオデキが完全に潰れて、耐え難い痛みになっていたからだ。この手のオデキはいかんともしがたい。
駒ヶ根を越え、伊那の先で夜明けを迎えて、朝ご飯にすき屋でネギ玉牛丼を初めて食べた。サラダと味噌汁、コーラ-も付けたリッチ仕様である。この牛丼は腹に染み渡った。
この店は暖房もよく効いていたので、ちょっと寝て眠気を飛ばす。トイレも綺麗だったし、来年も出走するなら、このすき屋か手前にあったガストで仮眠するとちょうどいいな。
食べている最中にも伊那周辺で仮眠を取ったライダーが先に進んでいく。体調万全と見えて、かなりの快走だ。うーん、自分も次に出る時はああありたい。
自分は既にDNFしたとはいえ、移動ペース上はまだブルベを走行している人と変わらないのである。いろいろと残念だったなぁ。
松本駅の手前の善知鳥峠(うとうとうげ)である。ここまでは割と楽勝だった。お尻の痛み以外は全く問題無く、足はタップリ残っている。事実、翌日の筋肉痛も殆どなかった。
ぜっとさんが言うとおり、PC3にさえ滑り込んでしまえば、その先からPC4まではちょっと仮眠しても間に合う区間だったわけだ。
善知鳥峠は分水嶺である。この峠を境に振った雨が日本海側と太平洋側に分かれ海に注ぐんだそうな。
松本から10km手前で、コースを外れてまっすぐ松本駅を目指す。このコースは復路で通るところだったので、早いライダー数人とスライドした。
信州健康ランドの前あたりを通って、コンビニでダラダラしたりしていたので、朝7時半ぐらいに松本駅に到着。走行距離約370km、獲得標高も3000m越えと結構な数値だったが、全然走り足りない。
認定外完走も考えたが、月曜日の仕事があるので早めに帰って寝よう。600kmの翌日は出来ればお休みを取っていれば万全なのに…と思った。
松本駅前の金券屋であずさ回数券を買い、9時のあずさの座席予約をとった。後はAACRでも利用した瑞祥 松本に立ち寄ってお風呂に入る。お尻がスレて真っ赤であり、潰れたオデキが痛すぎる。
このオデキが無ければもっとPC4までは走っていたかもしれない。潰れたオデキはかなり耐え難い痛みになっていて、頻繁にダンシングしながら走っていた。
自分は痛み止めは持たないが、もし持っていてオデキが潰れた痛みが止まるのであれば、きっと飲んでいたと思う。なかなか試す機会がないので残念。
お風呂でサッパリはしたが、なんかイマイチ納得しないまま自転車を輪行袋につめて、二週連続の松本からの輪行である。
電車では泥のように寝た。あずさはかなり揺れる列車なので、新幹線とかに比べると寝にくいが、気が付いたら立川だった。
12時ぐらいに新宿に帰ってきた。あずさ回数券を使えば、松本から5000円で帰ってこれる。興津からだと新幹線で6000円、鈍行で3000円かかることを考えると松本は近いかも?
目黒駅で自転車を組み立てる。長野も暑かったが、東京は更に暑かった。こりゃヤバいっていうレベルだ。多分、日曜日は土曜より暑かった。走っている人の無事を祈る。
そんなわけで、また600kmをDNFしてしまった。連続でのDNFは正直ヘコみます。マイナートラブル続出で、それらの解決に時間をを取られたが、やはり初めて走るコースはちゃんと予習しないとダメだ。
そういえば今年は高松400以外は殆ど走った事のあるコースばっかりしか走ってなかった。ブルベに慣れてきて、悪い意味で緊張感が無くなって来たのだろう。
初めてBRMに出た頃はGPSなんかなかったからコース試走までしてたというのに…初心忘るべからず、である。今回は本当に悔しかった。
という訳で、書くのが非常に気が重かった興津600のレポートはこれでおしまい。良い写真が沢山取れたのでお蔵入りさせるのは勿体なかったのである。
暑い日曜日を耐えて無事完走した方、どうもお疲れ様でした! またお会いしたときはよろしくお願い致します。
また素晴らしいBRMを開催して頂いたAJ神奈川のスタッフの皆様、ありがとうございました。