suewサドルバッグのヘタリ対策

昨年2月に納品されて以来、ブルベやロングライドに大活躍してくれたsuewサドルバッグ。現在は注文から納品まで大変時間がかかるようで、なかなか手に入れる事ができないようです。

このバッグ、かなりの収納力がありますので、トータルでは結構な重量になります。それをサドルの後ろにぶら下げるもんですから、シートポストに取り付ける先端部の中に入っている補強材がヘタってきました。

もっとも普通の体型の人であれば、ここがヘタってきてもそのまま使えると思いますが、メタボな私の場合、先端部がつぶれて横に張り出すと内股が干渉して擦れてしまうのです。

これがブルベなどで1日続くと、レーパンの内股の生地が毛羽立ってきて、やがて穴が空くということになります。これはアリオネのような細身のサドルを使っているメタボな私でのみ起こることだと思います。

先端部の中に入れられている補強材自体は結構しっかりした素材ですが、先端に柔らかいモノを詰めてサドルにぶら下げると、どうしても潰れてしまいます。

実際に取り付けていると、ドローコードを使って何かを乗せたりするときについ上から力を加えてしまって、先端に力が集中して補強材がヘタるんでしょうね。

それなら中に補強材を支えるようなアンコを入れればいいんでない?ということで、対策することに。

発泡スチロールを削って先端にフィットするようにします。これを先端に詰めておけてば、先端部の潰れ対策になるはずです。

サドルバッグの中です。ここの一番奥に上のアンコをいれてからパッキングします。容量たっぷりですから、アンコを入れた容量減とか全く気になりません。

これでパッキングをすると先端部が型崩れせず、パリっとしたままです。ここが型崩れしてくるとダンシングしたときの左右の振れも発生しやすくなるような気がします。

この前の三浦半島ライドで試してみた限りでは、新品時のフィーリングが復活したような気がします。

で、上の写真ですが、suewサドルバッグ専用の輪行時用のストラップです。詳細はsuewのWebページに動画であがっていますが、これも発表されたときにすぐオーダーして入手したものです。

二カ所のストラップにカチっとはめると、バッグの重心の部分にショルダーベルトを取り付けるD環がピッタリくるのです。

このストラップ、左右非対称なのでいつも取り付けるときに「あれ~、どっちだっけな?」と悩むので、白マジックで右とか左とか書くようにしよう。

ベルトを持ち上げるとこんな感じ。ショルダーベルトを背負って背中に乗せるようにすると、ちょっとした距離なら背負ったまま自転車も走れます。

このバッグ、サドルに取り付けるのがちょっと大変なので、輪行で最寄り駅から自宅までの間とかを走るときは背負ったまま走ります。このストラップ、輪行する機会が多い自分は大変重宝しております。

最後に小ネタ。輪行作業をするとどうしても手が汚れますよね。あらかじめ手袋を持って行けば…と思うんですが、どうしても面倒臭くて素手で作業して手が汚れちゃう。

油汚れが中心だからウェットティッシュじゃ全然汚れが落ちません。この前の三浦半島ライドで逗子駅から輪行するときに、よっしーさんから「これどうぞ」と一枚頂いたのが女性が使うメイク落とし。

これがビックリするほど油汚れが綺麗に落ちます。しかも、よっしーさんが持っていたのは小型で携帯にピッタリ。そんな訳で早速、100円ショップで探してみたらキャンドゥにほぼ同じものがありました。

大きさ的にカロリーメイトとかポケット羊羹と同じサイズなので、かさばりません。ツール缶かフロントバッグにいつも入れておこうと思います。

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