第一回 GPS活用ワークショップに行ってきた

日曜日に第一回 GPS活用ワークショップというのがありまして、参加してきました。

管理人さんを含む4名の方が講師で、総勢15名ほどが参加して「ブルベでGPSをどう有効活用するか?」という話をテーマに色々と意見交換するという会でした。正直、どのくらいのレベルの話が展開されるか分からなかったので講師として立候補はしなかったのですが、飛び入りで話したのでちゃんと準備をしておけばよかったなぁ、と反省。

自分は色々と試行錯誤してBlogに書いていたつもりだったのですが、いざGPSというタグを付けてみるとまとまった情報が全然書けてない。ちょっと反省の意味も込めて、昨日のワークショップの話をまとめつつ、今後は出来る限りGPSの情報発信をしていきたいと思います。

まず今回のワークショップは、講師の4名がそれぞれ30分ぐらいの持ち時間でプレゼンして、それに対する質疑応答というで進行しました。自分的に参考になった点を箇条書きにしてみようかと思います。

1. eTrexやOregonなどレールスライドで固定するGPSはハマらない事があるのでストラップをハンドルに通す事を推奨する。

これは自分も経験があって、しっかりハマってなくてeTrexを2回ほど落とした事があります。Edge800の回転式マウントはこういう事がありません。自分もストラップすることにしようと思った。

2. USBケーブルを刺して防水対策をしたEdgeシリーズはマウントの輪ゴムで取り外しする。

これは目からウロコでして、ケーブルを刺すと複数のGPSを並べた窮屈なハンドル回りだと本体を回転させてマウントから取り外し出来なくなります。これを解決するために、マウントの輪ゴムを外して取り外せばよいという単純ながら実践するのは結構大変というノウハウです。

3. 機能差は後からファームで解決する場合がある。

eTrex20と30の違いはGarminのANT+センサーと連動ができる/できないと気圧計と電子コンパスの有無という情報は自分が出したのですが、過去の機種でファームにて上位機種との機能差が無くなった事があるそうです。

4.  Edge800については、とにかく触らない。操作すると固まる可能性が高い

これは経験則で多くの人が言っていることで自分も実感していたのですが、他の人の多くも感じていたそうな。ナビをさせると電池の減りがとても早いというのもやっぱりそうか、という感じ。自分は台湾版のEdge800に日本語シティナビゲーターを組み合わせると、地図触ると高確率でフリーズして使い物にならないというのがあったな(ファームによると思いますが)

5.  キューシートの内容をウェイポイントとして登録しておくと、キューシート要らず。

今回のワークショップで多くの人がキューシートの内容をウェイポイントとして登録していることを知った。Edge800ではこれをしてコースをナビゲートさせておけばキューシート要らず。自分はこの機能は殆ど知らなかった。今回、一番参考になったかも?。他の人はGARMIN謹製のソフトでコース編集したりウェイポイントを設定しているようだが、自分のようにルートラボからダウンロードしたGPXファイルを編集してUSBで直接コピーしている人は皆無だった。

なんか他にも沢山ネタがありすぎて、まだまだメモの内容を消化しきれていない。色々と試しながら情報発信して行ければと思っている。

個人的にはまずブルベをGPSで走るなら、最初はeTrex20/30をお勧めします。その上でサイコン系のGPSであるEdgeを導入するか、その他のサイコンを組み合わせるのがよいです。ちなみにサイコンですが、ポラールの古い機種はアナログワイヤレス通信をしているようで、USB外部電源のノイズでスピードやケイデンスが拾えなくなることがありました。

ワークショップの後は近くのファミレスで懇親会。こちらも大変盛り上がりまして、気がついたら勉強会開始の13時から懇親会終了の20時までずーっとブルベ関係のお話という、自分にとってはレアな経験で非常に楽しかったです。