GWにマキノサイクルファクトリーにてポジションを見てもらったり、他のバイクに試乗した結果、もっとトップチューブ長が長いバイクの方が私には合っているようです。ちなみに自分は身長178cmで、R3もS5もサイズ54のフレームに乗っています。
マキノで作ってもらうフレームはトップチューブ長をワンサイズアップして作ってもらう事になっていますが、今乗っているフレームでポジションを調整するとしたら、以下のような手があります。おっと、厳密にはそれぞれの対処方法で影響が出る所は変わりますが、ここでは無視します。
- サドル取付位置を調整して、出来るだけサドルを後ろに下げる
- セットバック量の大きいシートポストに交換する。
- ステムをもっと長いものに交換する。
- ハンドルのリーチを長いものに交換する。
お金が全くかからずに調整できるのは1.なんですが、既にサドルは目一杯後ろに下げています。R3の方はこれ以上、調整しようがないのでステム交換を考えてますが、S5の方はまだ調整の余地があります。
週末のあづみにセンチュリーライドはS5で出走するつもりなのですが、出走するのに車検が必須ということで自転車屋さんに持ち込みでチェックしてもらいました。普段から乗っているブルベ用のR3に比べて、S5はあまり乗ってないので、出るわ出るわの指摘事項。
いやぁ、流石プロだなぁ~と感心しつつつも、出走までにネガティブな所は潰しておかなければなりません。タイヤを新品に替えたり、ホイールのブレを調整しましたが、やはりもう少しサドルを後ろに下げたい。
そういえばS5のシートポストにはサドルを固定するクランプの取り付け位置を変更出来ることを思い出しました。
このフレームを入手したとき、シートクランプは上の写真の通り前の穴に付いてました。前の穴だとシートアングルが70度、後ろの穴だと73度になるんだそうです。
このシートクランプを後ろの穴に取り付けるために外してみましたが、後ろの穴を塞いでいる化粧カバーの外し方が全然分からない。
S5のマニュアルにも載ってないし、Googleを検索しても全然情報がない。っていうか、S5の情報をGoogle検索すると、ウチのBlogの記事が上位に来るんですな(笑)
化粧カバーの取り外し方のヒントはこの裏側の穴だと思う。ここに何か細い物を突っ込んで、ちょっと衝撃を与えてみたり、テコの原理で持ち上げてみても全く外れない。英語なら情報があるかな?と検索キーワードを英語にして検索してみる。
ああ、ありましたありました。なんか穴を使って回せば外れると、どこぞやの掲示板に書いてありました。う~ん?、穴を回せってどういう事だ?
えっと、穴にドライバー突っ込んで、反時計回り方向にグルンと回してみる…お~、回った回った。
化粧カバーはネジ切り加工がしてあって、穴を両側からサンドイッチするようになっていました。
あとはクランプを後ろの穴に取り付けて、前の穴を化粧カバーで塞ぎます。これでシートクランプの位置を大きく後ろに下げることが出来ました。タイヤの皮むきも兼ねて、ちょっとばかり走ってポジション確認しましたが、これでバッチリです。
このS5のシートポスト、シートの水平方向の角度調整もやりやすいし、サドルの固定の微調整もしやすいです。更にシートアングルを変更出来るって他にはあまり見ない特徴もあって、非常に使いやすいです。
という訳でクランプの取り付け穴の変更方法を説明した日本語Blogが無かったので、記録として残しておきます。