BRM209千葉300km 房総クラシック、ナイトブルベはしんどいです

2/9(土)は22時に袖ヶ浦海浜公園からスタートして、房総半島をぐるっと走る300kmのナイトブルベに参加してきました。夜明けまで走りつつづけるという事もあって、感覚的には400kmブルベに匹敵しますな。

今回はKankuso氏と一緒に出走。氏は4月と10月というブルベのハイシーズン前後は資格取得勉強のため、出走出来るブルベが少ないが、今年はSR取得を目指すという。既に200kmはBRM127で走行済みで、今回は400kmのトレーニングも含めナイトランな300kmに挑戦とのこと。

そんな訳でKankuso氏が無事完走出来るようにサポートしつつ走ろうということで、今日はまったりと行くつもりだったのですが…

自分は自転車にハマった同時にマイカーは処分しちゃったので、いつも輪行or自走で現地に行きます。今回は都内在住のKankuso氏がアクアラインの神奈川側の入り口まで行けば、袖ヶ浦までは乗せていってくれるという。

そんな訳で自宅を18時半に出て、自走で20時過ぎに浮島ICの周辺でKankuso氏と合流。屋根のサイクルキャリアに積載してもらって、僅か30分ほどで袖ヶ浦海浜公園に到着でした。恥ずかしながら生まれてはじめてのアクアラインの凄さを実感しました。

到着して、車を駐車場に止めて準備していると反対側にまこたさんが車を止めていらして、こちらに気がついたようで声をかけて頂きました。しばし雑談などしつつ、ブリーフィングを待ちます。まこたさんのコルナゴ、格好いいなーと目移りしちゃいます。

そんな訳で21時半からブリーフィング。今回は試走レポートが既に出ていたので、キューシートにはマジックで注意書きをあらかじめしておきました。GPSがあってルートの不安はなくても、路面状況などの情報はちゃんとメモっておかないとヤバいです。特に夜間は事前に「何かあるかも?」と心を準備しておかないと、いざというときに発見が遅れて対処出来ないですから。

ブルベ界で話題騒然なサドルバッグを作っておられるsuewさんも出走しておられたので雑談。輪行用ストラップの希望者が予想外に多くて、色々と試行錯誤してあのオプションを開発したという苦労話を聴かせて頂く。他にもsuewさんとは自転車のフレームのお話とかに花が咲きました。

まこたさん、suewさんともこの後、PCなどで何度かお会い致しました。これまでは割と一人で黙々と走っていたのですが、やはり声をかけて頂くと素直に嬉しいですね。そういえば前回の逗子200km時にもご縁があった方にも「ばっきーさんですか?」と何人かお声がけ頂き、ありがとうございました!

予想してなかったので、素でビックリしてしまい、気の利いた返事も出来ずに申し訳ないです。内心は非常にありがたく思っておりますので、またお声がけ頂ければと思います。この場をお借りして、ご挨拶とさせて頂きたいと思います。

自分の場合、明らかに目立つ巨体なので一度見かけたら忘れられないインパクトがあるだろうなーと思います(笑)

車検を受けて22時からウェーブスタート。気温が低い2月のナイトブルベだっていうのに、参加者が多いのにはホント驚きます。ナイトブルベに備えて、皆様バッチリと防寒対策と強力なライトを装備してきてますね。そういえば北海道から出走されていた方も2名居られたそうですな。

ライトですが、自分は今回はいつも使っているDOSUN A1とGentosのAX2の初陣でした。AX2は光が拡散しするのでハンドルレベルではなくて、前輪のハブ軸に取り付けました。しかし、やはり近くはよく照らすものの遠くが暗くてブルベの様なロードバイクで夜中にある程度のスピードで走るイベントでメインライトにするには厳しいです。

ただし、利点が無いわけではなく、単三電池3本で軽量なのでハブ軸みたいな衝撃が加わる場所でもガッチリと固定出来て、電池もダラダラと暗くなっていく感じなのでサブライトとしてなら十分に使えると思います。

自分はKankuso氏と一緒に走りますが、PC1までは40kmと短くて、まだまだ人が固まっている事もあって、ついついペースを上げてしまう。序盤から少々ペース上げすぎだったかなーと反省。途中、リアライトのマウントが甘かったようで、それを取り付けて直してるうちに遅れて、Kankuso氏の隊列には追いつけず。

PC2の手前でまこたさんと合流して、PC2までご一緒させて頂きました。←当初、PC1と勘違いして書いてました(爆)
自分はKankuso氏とはぐれちゃってましたので、一人で走るのは寂しかったので助かりましたぁ。

防寒対策で持ってきたビニール袋で両足の靴下の上から履いて、そのままシューズを履く。これで朝までの防寒対策はバッチリでした。

深夜0時を回っても走り続けます。ガーミンの温度計を観たら氷点下3度でした。こりゃ寒いわけだわ。この後、マイナス4度を越えた事もチラホラ。とにかくどこで参加者にあっても「寒い」というのが挨拶の合い言葉になってました。

完全な丑三つ時にやたら明るいライトを付けた自転車の隊列が、街灯も全く無い山中の林道を走ります。この辺はKankuso氏を含む3,4人と一緒に走ってました。ここではそんなに飛ばさずに走ってましたが、それまでに飛ばしたツケでじわじわと足が削られた感じ。

写真は今回ブルベの直前に完成したトンネル。このトンネルのおかげで登り下りが少し減ったようなので、「トンネル最高ーーー!」と声を出しながら感謝して通行しましょう。

そうだそうだ、タイヤですがミシュランのPro3はまだ使えましたが、もう2000km以上走って2回パンクしてますので、緊急用に回しました。今回からコンチネンタルのGP4000Sという定番タイヤに変更してます。

1週間で空気が抜ける運用の面倒さからしばらく使ってなかったラテックスチューブを入れましたら、あら、乗り心地がよいではありませんか! チューブレスとまでは行かなくても、ブチルチューブのボヨンボヨン跳ねる感じがしませんので、安心してダウンヒルで下れます。

ぶっちゃけ、この辺の差はある程度乗って自分に合う空気圧を一通り試して、そして長距離を走ってから考えるまではブチルチューブで良いんだよな、と思いました。少なくとも1年半前の私は理屈だけでラテックスチューブは乗り心地がよい!と言ってた様な気がします。

前半の山場であるPC3手前の三石山を越えた所で夜明けを迎える。三石山は何とか足を着かずに登り切りましたが、今回は事前にコースの予習をあまりしてなかったので、ここでも想定外に足を使ってしまいましたねぇ。

写真は三石山の頂点からの下りで、すっかり夜が明けたので撮影。ラジオ体操の歌「あーたーらしーい朝が来た。きーぼーうのあーさーだ♪」と歌いながら下る。登りで汗をかいた後に下ると汗が冷えて体温が逃げてヤバいと思いつつ、なんとか下りきって朝7時前にPCに到着したのでございました。

PC3のミニストップではイートインコーナーに座って、回りの参加者の方と雑談。他の方が食べていたカレーうどんが旨そうでした。宇都宮から来たベテランさんは、土曜日と月曜日が仕事なのに出走していて、素直にスゲーと思いましたわ。

ミニストップのイートインコーナーですが、そんなに暖かくもないのでずーっと座っていると体が冷えちゃいます。15分ほどの休憩でコンビニを後にしてKankuso氏とまた走り出します。

Kankuso氏はこの時点だと少し体力的に辛そうでしたが、それは私も同じく。ここ最近はそれを防ぐために、序盤はゆっくりすぎるぐらいで走るようにしてるんですが、今回は飛ばしすぎたな。

少し走って、鴨川の市街まで降りる有料道路を通ります。ここは20円で自転車も通れます。

一番、左のレーンの料金箱に20円を入れて、後はひたすらダウンヒルで海岸線を目指し房総半島の先まで海沿いを走ります。ここからは体重の重さを利用しての高速ダウンヒル。折角稼いだ位置エネルギーを無駄にしないように必死で下ります。

海沿いに出ると、日差しも暖かになってきてテンションがあがります。ここで写真撮影のために、Kankuso氏には先行して貰い、自分は撮影して徐々に追いかければいいかな、という感じでダラダラ走っていました。

夜通しで山道を走ると、昼間に海沿いを走る事が如何に快適か?というのが分かりますね。ブルベは日常のささいな事に感謝したくなるほど体力を消耗します(笑)

海岸線を走ってますが、気温は北風混じりで寒いのでトイレが近くなります。この辺からはPCの合間にもコンビニに寄ってトイレ休憩にしてました。ここまでご一緒していた方も居りましたが、ここでお別れします。

Kankuso氏は今年からBOMAの新車でした。パナチタン、アンカーのクロモリにカーボンと色々持ってますなー。

ここで丁度2/10の9時になり、3/30のランドヌ東京のブルベ申し込み時間になりましたので、参加申し込みメールを出しますが、宛先が間違っていて正しいアドレスに送るように、という返信が来て不受理でございました。

※その後、2/11(月)の朝に再申し込みをしましたが、なんとか滑り込みで間に合ったようです。

房総半島の先の方に近づくと南国っぽい雰囲気です。小さく見える白いのが野島崎灯台です。やがてPC4のセブンイレブン白浜滝口店に到着です。何か眠かったからか、この辺の記憶があんまりありません。

Kankuso氏はかなり眠そうでしたが、自分は今のところは居眠り運転するほど眠いという事はなかったです。ただ、記憶が曖昧なので、やはり意識は飛んじゃってますね。ここまでやや不調気味だったKankuso氏はここから盛り返し、逆に自分はこの辺から思いっきりタレました。

コース脇にあるピーナッツソフトのお店。自分一人なら利用してたかも? 今回はスルーして先に進みます。

同じくグルメポイントとである道の駅のビンゴバーガー。このあたりから2/10の朝に出走した200kmの参加者とすれ違いで、エールを送り合います。頑張ってくださいーと言われるとモチベーションが上がっちゃいます。

Kankuso氏が「心なしかあっちの参加者の方が爽やかですね」とポツリと発言。あっちは走り出したばかりで元気一杯(しかも追い風の下り)ですが、こっちは夜通し走って酷い顔だったハズ(笑)

ちょっとした峠越えの前に道ばたに停車して、Kankuso氏とウインドブレーカーを脱ぎます。峠を越えてやってくる200kmのブルベ参加者を励まして、先を急ぎましょう。

Kankuso氏がかなり復調していたので、先に行って貰って自分は自分のペースでまったりと峠を越えます。

別に記事にする準備は出来てますが、eTrex20の地図に出る高度最高点と再下点表示が頼もしく、これを観ながらペース配分を考えます。前半で使い切った足を騙し騙し使うのが精一杯だったなぁ。

PC5を目指して先に進みます。長狭街道は8月にYUKI氏と走っているから、知っている道を走る余裕でちょっと復活して、先に行ったKankuso氏を追いますが全く追いつかず。

270km地点であるPC5セブンイレブン富津更和店に到着してもKankuso氏の姿はなく、ここでちょっと待ってみます。ただ、抜いた記憶はないし、調子よさそうだから先に行ったかな?と判断して、いよいよラスボスであるマザー牧場のある鹿野山越えに挑みます。

何かPC4ぐらいからKankuso氏に遅れたように、なんか調子が上がりません。何か喉と鼻の調子がイマイチで、足も回りません。こりゃ、鹿野山は押し歩きもやむなしという感じで半分ぐらい登ったところでKankuso氏から電話。どうもミスコースして遅れちゃったんだそうな。すぐに追いかけてくるとの事。

後で詳しく聞いてみたら、キューシート72番の長狭街道から右に曲がる「ミスコース注意」と記載された箇所に気がつかず、快適に下ってしまってまた登るハメにったんだそうな。自分もあそこは一瞬ミスコースしましたが、キューシートとEdge800よりGPS精度が高くてコースを外れるとすぐに分かるeTrexのおかげで100mほどのロスで済みました。

eTrexを導入した前回から、ミスコースはしても100mぐらいで気がつくことが多くてロスが少ないです。Edge800に比べるとより多くの衛星を捕まえる最新型のGPSを積んでいるeTrexは素晴らしい精度で地図表示してくれますね。

半分ぐらい登ったところで、まさかの足攣り発生で激痛が!。慌ててクリートをハズして止まろうとしましたが、止まれずに殆ど立ちゴケみたいな状態でガッシャーンと。

右肩から倒れたので、バイクへのダメージは殆ど無く、だれも目撃者も居なくて一安心(笑)。この後、右肩を強打した影響で冷静になってくると右肩がズンズンと痛くなってきます。

ここからは自転車を押し歩いて、回りの参加者にも励まされます。こっちは必死に自転車で登っていく人にeTrexの地図情報から「あと500mで頂点ですよー」と声をかけながら歩いて登る。そんな訳でグッタリしつつ、マザー牧場前の前で景色を楽しみます。うーん、足着かずに登りたかったなー(泣)

マザー牧場は連休中ということもあって大人気でございました。ここでKankuso氏を待ちましたが、なかなか来ないので体が冷える前にダウンヒル開始。

途中の所で牧場を眺めていると、すーっと眠気の世界に誘われますが、ダウンヒルで寝たら大ケガ必至なのでグッとこらえる。

逆方向からだとこの勾配10%の坂を登ってくるのかー、ふぃ、(俺には)無理だな(泣)

下りきったら完全に体が冷えてしまったので、Kankuso氏が来るのをまちつつ残り25kmでコンビニにてマッタリしつつ北風対策でジャケットを着込みます。15分ほどしてKankuso氏が無事にやってきました。かなり元気も復活しているようなので、後は一緒にゴールします。

ゴール直前でご一緒したカップルの方と、千葉ブルベによく出走している方に引きつられて、袖ヶ浦海浜公園前にいよいよゴール。いやぁ、なかなか良い写真だ(笑)

無事ゴール受付の到着しました。かなり苦労しましたし、足も肩も痛いですが17時間43分でゴール。何とか16時前にゴール出来ました。後から走った200kmの人よりは早くゴールできたんだろうか?

直前にリアホイールを組んでからあまり馴染みを出す時間が取れずに、たまに捻れたスポークが元に戻るペキペキ音をたまにさせながらも無事に走りきったR3号。参加した皆さん、お疲れ様でした。主催者さんも感謝でございます。

ゴールしたらロングライダース3.0を献本しにきた著者の1名であるいしこう氏が、完成したばかりのハズのマキノのカーボンフレームで組んだ自転車を持ってきてました。いつも読んでますーとお伝えして、写真を撮らせて貰いましたが、格好いいですなーーー。

参加者にスープのサービスということで、小さなロールキャベツの入ったスープを頂きます。他にも色々とおもてなしが用意してあって、参加者同士で談笑します。

無事ナイトブルベを走りきったKankuso氏。かなりお疲れだったようですが、今回は私も疲れたので、本当にご苦労様でした。氏の場合、走行しやすい4月の清水400と九十九里400が試験勉強の関係でエントリー出来ないので、どこで400kmを走るか?がSR取得の鍵になりそう。

丁度、200kmのトップ集団が帰ってきました。いやぁ、流石に早いですな。我々もそろそろ帰り支度をはじめましょう。皆様お疲れ様でした。

Kankuso氏の車に自転車を積んで帰りますが、アクアラインが事故で大渋滞。運転している氏が眠いのは当たり前ですが、助手席の私がウトウトしてはイケマセン。氏のご厚意でJR川崎駅の近くまで送って頂きました。Kankuso氏、また一緒にブルベ走りましょうねー。

さて、人の多い川崎駅の脇で何とか自転車を輪行袋に詰めますが、傷めた右肩が使えないので自転車が重く感じます。ボロボロになりつつ何とか東海道線に乗って、24時間ぶりに自宅に到着したのが18時半でした。うーん、やっぱり行き帰りが楽だから自分もレンタカーを借りて参加するのを検討しようかな?

いやぁ、早速お風呂で汗を流して生き返りますが、傷めた肩がマジで痛いです。筋肉痛予防にプロテインを飲んで、カロリーを摂取しにいきましょう。

餃子の王将でホイコーロー定食に餃子1人前を追加したガテン系の晩ご飯ですが、注文待ちしている間に意識が飛びそうに…。これだけ食べても翌朝の体重は出走前から2kg減ってました(笑)

自宅で横になろうとすると肩が痛くて椅子に座るよりも床につく方がキツイ。楽な方向に体をひねろうとすると足がピキーンと攣って悶絶。肩は痛いわ、足は攣るわで厳しいナイトブルベでしたが、ぐっすりと8時間以上寝て復活。ただ、肩だけは明らかに腫れていますが、椅子に座ってPCを弄るのに問題はないので仕事には影響なさそうです。

それから、今回はいろいろと声をおかけ頂いてありがとうございました。こんな場末のBlogでございますが、最近はリピートして読んで頂ける方も多くて嬉しゅうございます。

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