仕事で春から渋谷に通ってますが、自転車ブームもあって自転車に乗って移動する人をたくさん見かけます。都市部ではクルマ(自動車の事を呼称します)より便利ですからね。
しかし、交通マナー違反が非常に目立ちます。Facebookの知り合いも呟いでましたが、まともな自転車乗りなら皆が思うんでしょうね。
マナー云々以前にマナーを守る自転車乗りとそうでない人の差は何なのでしようか? これは自転車は速い乗り物だ、と言う事を理解してそれを実践しているかどうか?だと私は思います。
自転車は速く移動する事に意味がある、と言うのは上の本の著者でもあるツーキニスト疋田氏の主張ですが、全く同感です。速く走るからこそクルマの代替になるし、体も健康になるのです。
移動手段にとって一番重要な事は速さだと思います。田舎でクルマが手放せないのは電車やバスよりも圧倒的にクルマの移動が速いからです。これはダイヤの少なさから来る待ち時間も考慮したら差はもっと広がります。
鉄道評論家の方のコラムで、地方の鉄道こそ新しい車両を導入して、駅の間はクルマに負けない速度でかっ飛ばしてこそ存続できる、ってのを読んだ時はそうそう!って納得してしまいました。鉄ヲタは割と逆の事を言うんですよね。
地方の交通手段としてクルマが王様なのは否定しません。地方で日常的に自転車のみでやりくりする人は苦労を苦労と思わない達人なので、尊敬すると共に議論の対象外って事で。
さて自転車を速く乗る、具体的には時速20から25km/h以上で走行する場合、間違った常識で自転車を運転していると非常に危ない事に気がつきます。
これをきっかけに自分で色々と調べていくうちに自転車を対する交通ルールが如何にメチャクチャか?に気がつくと共に、自分は自分の身を守るためにマナーは守るぞ!という意識になります。
そんな時に非常に参考になる本が写真の本で、実際の交差点を例にケーススタディされてます。非常にオススメ!
自転車は速くあるべき! についてはしばらくこのテーマで書いてみようと思ってます。