瀬戸内ツアーふりかえり 装備品について

自転車旅行はどれだけ荷物を減らせるか?が快適に過ごすポイントなのです。今後のチェックリストもかねて考えてみよう。

瀬戸内ツアー持参品

リュックはバイクユーザー定番のドイター レースX。容量は12Lと小さいですが、レインカバーも内蔵しており、背中も申し訳程度に風が通るように工夫されている。小さいので胴長な俺の場合、こいつを背負ってもサイクルジャージの背中のポケットが使えるのが非常によい。リュックは走行中はモノを取り出すことが出来ないが、ジャージの背中のポケットは走行中にもアクセス出来るのが重要なんです。

容量は本当に小さい。上手くパッキングしないとあっという間にパンパンになります。さて、今回の旅行は六泊六日という長いものでしたが、夏場ということもあり服が減らせるのですが、冬場はとてもこのリュックだけだと着替えが足りないだろうなぁ。

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とりあえずこれが今回持っていった荷物の全部です。バイクには普通のサイズのサドルバッグとトップチューブバッグしかつけていないので、それ以外のものは全てリュックに詰めます。

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これはサドルバッグおよびジャージの背中のポケットに入れていたもので、基本的にはいつも持ち歩いているものと一緒ですが、CO2ボンベはもう一本余計に持っていきましたが1本は旅の間で使ってます。タイヤチューブは一本だけですが、パンクは一回だけでしたので十分足りました。念のため持っていったパッチ、予備のクリートなどは出番なしです。

それから使ってしまって映ってないのですが、薄手のゴム手袋を1組持っていきました。雨に降られた後の自転車を整備するときに手を汚さないようにするために使うのですが、嵩張らずに使い捨て出来るのがポイントかな。

鍵は自分はいつもこの頼りない鍵しか持っていかないんですが、結局これで足りてしまうことが多いです。コンビニでも必ず施錠するため、常にジャージのポケットに入れてます。ジャージのポケットには、お金、ウェットティッシュ、鍵、防水デジカメあたりを入れてますね。
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上の写真のものは、普段はあまり持っていかない自転車関係のグッズで、これらはリュックに入れてました。アソスのシャモアークリームと予備のチェーンオイル、シャモアークリームはお尻のスレを保護するために塗るものですが、もっと小さい容器に移して持っていったほうが嵩張らないかと。オイルは一泊二日程度なら不要だと思います。

ジッパー付きのビニール袋は仕様用途が広いので、数枚持って行った方がいいでしょうね。一番右の輪行時に自転車を固定するためのベルクロ(ズボンの裾止め)は非常に役立ちました。

予備の電池は全く使わず、入手性を考えると持っていく必要は無しです。ペットボトル用のキャップも今回は使いませんでした。持っていくか微妙なのがやや大きな携帯ポンプと携帯ツール(ラジオペンチ)です。どちらも1回使いましたけど、無くても何とかなるような…

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ちなみに携帯用ラジオペンチはアウトドアの世界では有名なレザーマンのものです。他にもナイフやハサミ、ドライバーなどの機能がありますが、正直無くても何とかなるという感じ。どうしても必要になったとしても、都市部までたどり着ければラジオペンチなんで100円ショップで必ず手に入りますしね。
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さて、自転車走行時に使うモノが上の写真で、不必要なものはありませんでした。サングラス(替えのレンズ)、ライト、グローブ、アームカバー、ハートレートモニター、サイコンなどです。使わなかったのは替えのレンズぐらいかな。アームカバーとグローブは毎晩、ジャージと一緒に洗濯をします。

ホテル入りしたらまず風呂に入ってTシャツ、短パンに着替えて、大体のホテルに備え付けられているコインランドリーでサイクルジャージやらその他洗えるものは洗っちゃいます。コインランドリーはだいたい200円ぐらいで利用出来ます。念のため、洗剤数回分をビニール袋に入れて持っていったのですが、今回利用したホテルでは全て備え付けられてましたので今後は持って行かなくてもいいかな。

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今回の旅行のために購入した折りたたみ可能な靴と自転車用シューズ。自転車用シューズは嵩張るのですが、これは仕方ないですね。リラックスするときに履くものをどうするか?がやっぱり重要で、サンダルが安くて一番嵩張らないんですが、これは夏場以外はちと辛い。折りたたみ可能な靴は想像通り、大活躍してくれました。

それから靴を入れるためのペラペラの手提げ袋を持っていきましたが、靴を入れるだけでなく、ホテルで風呂行くときに着替えを入れたり、最終的にはお土産を入れたりと大活躍でした。スーパーのビニール袋も数枚持っていくのもオススメです。

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今回のツアーでどうやらKeep On Koversも寿命のようです。2月から半年しか持ちませんでしたが、クリートを買うよりは安いので、そろそろ交換かな。ちなみに右、左とも均等に減っているので、クリートが減るのはやっぱり歩行時のようですな。

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輪行道具一式です。エンド金具はホイールについているクイックを使えばもっと軽量化が可能ですが、今回は持っていきました。一番右のストラップは出番無しでしたが、バックアップ用なので使わなかったのは、トラブルが無かったということでしょう。

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夜行バスの必携アイテム、耳栓と首枕です。首枕は途中100円ショップで買いましたが、フェリーで寝るときにも枕になりました。耳栓は無かったら夜行バスでは絶望するレベル。

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貴重品関係。お金は全てビニール袋に入れてました。クレジットカードは持ち歩いてましたが、あとは念のために免許は持っていったかな。昼間は使い捨てコンタクトを使ってましたので、夜に楽にするためにメガネを持っていきます。後はiPhoneと予備電池、映っていませんがデジカメですね。

そして重宝したのがライクラ素材で出来た伸びるサコッシュ。ジャージでないときはTシャツと短パンでポケットがないので、貴重品はこのサコッシュに入れて腰に巻いてました。嵩張らないので非常に便利でございます。ここに紹介記事がありますが、夏場の軽装時に重宝しますな。

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最後に着替えとアメニティ。一番左の短パンは膝丈のステテコ風の短パンで小さく纏められます。これをレーパンの上に履いたり、ジャージ着てない時には上がTシャツ、下がこの短パンのみです。今年、ユニクロでステテコ風の膝丈の短パンを売ってましたが、これと似たようなものです。輪行時もレーパンの上に履くと、恥ずかしさがちょっと隠せます(笑)

真ん中のが着替えが入ったシルナイロンのスタッフバッグで、素材の表面がサラサラした滑りが良いのでリュックの隙間に押し込むのに便利でした。この中には化学繊維のTシャツ2枚とパンツ2枚、靴下2組が入ってます。化学繊維のものでないと乾くのに時間が掛かるので木綿の下着は持っていきません。タオルも化学繊維のを2つ持っていきましたが、正直1枚で十分だったかな? ホテルには必ずタオルが備え付けてますからね。

一番下が現地で購入したバンテリン(の同等品)、持参した愛用のカミソリです。この辺が必要かは個人差がありますが、自分はホテル備え付けのカミソリは少々苦手なので持っていきました。薬のたぐいも必要かどうかは個人差があるでしょうから、これも必要に応じてとなりますね。

個人的にオールマイティに使えて便利だったのが、アルコール成分を含んだウェットティッシュ。顔や手足を拭くだけでなく、自転車の汚れを拭いたりと大活躍でした。アルコール成分を含むものは油汚れも少し落ちるので、夜にホテルで自転車を整備するのにも使ってました。

宿泊するホテルが都市部ならば、近隣にはコンビニや100円ショップがあると思いますので、そこで調達出来るものは割り切って持っていかないのもアリです。替えのタイヤとかチューブを持っていくか?もその人のポリシーに寄るかと思いますが、走行コースの近くに鉄道が走ってないとか、電車が通らない夜中も走るとかいうのであれば持っていくべきで、そうでなければ走行を諦めて輪行すればよいのです。

スマートフォンがあれば大体の場所で近くのコンビニ、自転車屋は調べられますから、そこに頼るつもりで準備しないと荷物は減らないですね。そういう意味ではスマートフォンが荷物を減らすために一番効果がありました。auのiPhoneは四国や淡路島でも圏外になることが殆ど無くて、どこでも快適に調べ物が出来ました。auはレスポンスも良いので信号待ちの停車時に周囲のコンビニを調べたり出来るのが非常に便利でした。数年前にSoftbankのiPhoneを持って香川に来たときは圏外は多いし、レスポンスも最悪で非常にストレスが貯まったんですけどね。

自転車はホテルに電話して事前に部屋に持ち込めるか確認しておきましょう。ホテルによっては輪行袋に入れないと持ち込めないというところがありますが、正直、面倒くさいのでそういうホテルは可能なら避ける事をオススメします。