手組ホイールとミシュランPRO3

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個人的にはタイヤはチューブレスが好きなのですが、ここ最近は写真の手組ホイールとクリンチャータイヤの組み合わせを愛用してます。なんだかんだで32hという多スポーク構成で乗り心地がマイルドで、このDT SwissのR450というリムはブレーキのフィーリングが好きなのです。

このリム、CRCで1本3000円しないんです。これに105グレードのシマノのハブ、15番のプレーンスポークにアルミニップルでイタリアン組というオーソドックスなもので、原価は15000円ぐらいと廉価な物です。しかし、これが侮れないぐらいに良く回るのです。個人的に感心してるのが、DT Swissのリムでして、以前組んだMavicのリムより真円度が高くて簡単に組めました。

約1年使ってますが、タイヤは今回セットしたもので既に3セット目です。スポーク切れでおやすみ中のEASTON EA90やシマノのWH6700と併用してるんですが、このホイールの出動回数が思ったより多いんだ、と自分でも思い返してます。

タイヤは既に型落ちですが、ミシュランの高性能クリンチャータイヤの定番であるPRO3で、もうこれが何セット目だ? 海外通販だと比較的投げ売りされる事が多いですな。同じような定番タイヤであるコンチネンタルのGP4000Sが高値安定なのと対象的です。

自転車に乗り始めた頃はこのタイヤにラテックスチューブ入れて乗り心地最高だぜー(笑)とかやってましたが、チューブレスに乗り出してからはクリンチャーで高価で不便なラテックスチューブ使う意味を見出せなくなったので、普通のブチルチューブ入れてます。

実はこのホイールのチューブレス化も試して見ましたが、ホイールのハイトが低くてビードを引っ掛けにくい構造のため、いくらやってもビードが上がらず断念しました。やはりこのホイールにはクリンチャーでお手軽運用の方が向いているようです。

タイヤのPRO3ですが、ゴムの表面がベトベトしてまして、ドライグリップは素晴らしい物があります。タイヤ自体が柔らかくしなやかな感じで、重量も軽い方でしょう。軽量なラテックスチューブと組み合わせると漕ぎ出しは軽うございました。確かに高性能なレースタイヤと言えるでしょう。カラーバリエーションが豊富なのも黒一色しかないGP4000Sとは対象的で、不人気色の海外通販の投げ売りは凄まじいです。この前まで履いていたタイヤ表面がタバコ色×サイドが水色の奴なんか一本1800円と性能を考えると激安。

ドライでのグリップの反面、ウェット時のグリップの無さは下りでは少々怖いかな。また耐パンク性能はイマイチでよくパンクします。まぁ、タイヤ柔らかいから嵌めるのも簡単なので屋外でもチューブ交換が楽なのが救いかな。

という訳でオールマイティな総合性能はコンチネンタルのGP4000Sが優ってるかなと思いますが、PRO3のヌメーっとモチモチした独特なグリップ感も捨てがたい。最新のPRO4がどんな風になったのか試して見たいですが、それよりもミシュランには是非チューブレスにも手を出して欲しいかなぁ。

ちなみにこの色のタイヤはサーベロR3ではなくFELT F4のグラフィックに合わせて購入したものです。R3はハンドル破断で交換パーツが届くまで乗れないので、今週末はローラー台からF4を取り外して乗ってみよう。

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