SRAMのブレーキパッドとWahoo TICKR FITのバンドの交換





月曜日の朝の体重は88.2kg、29.3%でした。便秘が解消したため、前日から1kgも減りました。体脂肪率-0.5%は減りすぎなので、恐らくは前日のサウナで体内の水分が抜けた影響なので、すぐに元の数字に戻ると思います。

現状の自転車装備に不満がない

今乗っているCervelo R3は2018年モデルなのですが、不満らしい不満はありません。ブルベを走らなくなった影響で、機材があまり損耗しないですし、使い方の要求のハードルが下がっています。

故障したパワーメーター付きのクランクを交換したりしましたが、Garminは2022年6月に買い替えたEdge1040を3年使い続けています。コロナ禍以降、自転車の値上がりは激しく、以前のようにホイホイと買い足したり、買い替えたりできなくなりました。

ブルベみたいな過酷な状態で自転車を使わないのであれば、ライトやバッグ類といったものに試行錯誤する必要はありません。なので、ここ3年ぐらいは消耗品をひたすら交換するだけの自転車ライフでございます。

新潟で昼間に平坦しか走ってないのでブレーキが減らない

自分は平坦路を中心に走っているので、ブレーキ類がとにかく減りません。新潟は信号も少ないので、そもそも停車する機会が少ないのです。あと雨とか夜間に自転車に乗る機会がなくなりましたので、タイヤも以前に比べると非常に長持ちします。

いかに停車が少ないか?という証拠として、自分は新潟に移住してからの5年間でスピードプレイのクリートのCリングが1本も折れてません。2016年に以下のような記事を書きましたが、自分は未だにスピードプレイ用の底が平らな専用シューズをはき続けているので、適切に使えばCリングは折れないのです。

なので予備の中古Cリングが6本ぐらい余っているのですが、世間ではこれが折れるとクリート買い直しがしんどい、という人が結構いるので、中古品だけでオークションとかで売りに出したら値段つくかも?

話が脱線したので、元に戻します。

ロードバイクのブレーキシステムがディスクになってから、パッドの交換が非常に楽になりました。SRAMのHRDブレーキシステムはメンテの頻度も低くて、非常に楽に運用が出来ています。ただし、純正のブレーキパッドが高価で入手性が悪いのがネックです。

この前、フロントのブレーキパッドが減っていたので手持ちの中古品に1年ぶりに交換したのですが、どうもキーキーと鳴くので新品に交換することにしました。互換品で1組1000円ぐらいでAmazonで入手しました。今回はこの新品に交換します。

右が音鳴りがする中古品のパッドで、左が今回交換する新品です。レジンパッドですが、私の使い方だと1年以上は持ちます。ちなみにリア用はフロントの倍ぐらいの寿命で、前回に替えた日時が思い出せない昔になります。

互換品についてくる板バネは純正と形状が異なってます。互換品の板バネはパッドの保持性能が悪いので、純正品についてくる板バネ(右のヤツ)を使い回します。左の板バネでも役目は果たすとは思うのですが、念のためです。

やはり中古パッドはすり減っているので、キャリパーの自動調整機能が働いてます。このまま新品パッドを入れると、ディスクローターが入るクリアランスが確保できません。そこでキャリパーを広げて、新品のブレーキパッド用の位置に戻してやります。




その際に便利なのが、エーモンの自動車の内装はがしのプラスティック工具です。楔状になっているので、これを差し込んでグイグイとキャリパーを広げればOKです。あとはディスクローターをセットして、ブレーキレバーを何度か握ってキャリパーのセンタリングをして作業完了です。

ここ3年ぐらいはこんな感じで消耗品の交換ばかりしています。消耗品扱いなのはベアリング、バーテープ、チェーン、ブレーキパッド類です。ディスクローターもかなり使い込んでますが、まだ運用出来る厚みが残ってますし、チェーンリングやリアのカセットも数年前に交換してますから、まだまだ持ちます。

今の走行距離だとハードなパンクでタイヤが傷ついたりしない限り、タイヤもチェーンも1年は持ちます。雨天時の走行、上り下りが多いコースの走行などでは機材はどんどん損耗するので、ブルベを走っていた時にはもっと頻繁に部品交換していました。

Wahoo TICKR FITのバンドを交換する

最近、サイクルコンピューターやライト類の進化もほぼ行き着くところまで行ったと思っています。進化の余地があるのはパワーメーターぐらいでして、心拍計は2018年から腕で測れる光学式のWahoo TICKR FITを2台購入して、それを使い続けています。

胸に巻くバンドタイプの心拍計よりも計測のタイムラグがあったり、たまにあれれ?という心拍数が計測されたりしますが、十分と実用になっています。現在の自分の乗車時間であれば、電池が足りないということもありません。

しかし、長年の運用で付属のバンドがダメになってくるんですよね。今回は腕に巻く短いベルクロのバンドが分解しちゃったので、代替品としてキャットアイが出している心拍計の交換ベルトを調達しました。

左が長年の使用で剥がれてしまって、使えなくなったWahooのバンドです。以前は長いのと短いのがセットで1500円ぐらいで購入出来たのですが、現在は値上がりして倍以上の値段になり、入手性も悪くなりました。

自分は長いバンドは要らないので、ネットで漁ってみるとキャットアイのものがほぼ同等品であるとのこと。お値段も公式サイトで800円ちょいで購入できるという安さです。Amazonなどでもっと安価な互換品になりそうなバンドもありました、数百円の価格差しかないのでキャットアイのバンドを公式サイトで3本購入しました。

ちなみにこのバンドだけならば、ゆうメール便で送れるサイズなので送料は350円です。今後、入手性が悪くなりそうなので、まとめて3本購入したのですが、送料込みで3000円ほどでした。

奥が純正品、手前がキャットアイのベルトです。幅も長さもベルクロ部のサイズも殆ど同じです。手首に巻く短いサイズのベルトしか必要無いのであれば、高価なWahooの純正品を買う必要性はないです。

この心拍計を使い始めて7年が経過して、その間に一回ベルトは交換しています。バンドの寿命だだいたい3年として、いずれは充電池が劣化して実用に耐えない時間しか使えなくなるまで、予備バンドが2組もあれば足りるでしょう。

自転車機材は高くなりすぎました

ライト類も充電式が一般的になってきて、もう進化が止まった感じがあります。電動変速も自分はeTapの初代で既に満足していて、12速化の必要性も感じていません。もし自転車を買い替えるとしたら、フレームの破損といったアクシデントが発生したら、ということになります。

近年、ロードバイクはちょっと高くなりすぎました。新品のオートバイよりも高価なプライスがついているのが当たり前である、という状態は健全ではないと思います。今、自分が乗っているCervelo R3と同程度のものを新品で揃えようとすると、70万以上は掛かるのは異常でしょう。

以前は「フレームから自転車が生えてきた」とか「コンポから自転車が完成した」みたいに、余っているパーツに少し何かを買い足せば気軽にロードバイク1台が完成したのです。2010年代の前半が恐らく底値でして、機械式デュラエースの一式が15万、カーボンフレームが15~20万、ちょっといいホイールでも10万ぐらいで海外通販で購入出来ていました。今は全てが倍ぐらいの値段になりました。

フレームから自転車が生えてくる、というネットミームは現実的ではなくなりました。今は何かしらのアクシデントで自転車の買い替えの必要を考えると、それに備えて50万ぐらいは積み立てておかないといけません。本当にロードバイクはお金が掛かる趣味になったと思います。値段が下がったなぁ、と思うのはパワーメーターぐらいで、それ以外のものは値上がりする一方です。