お休みの過ごし方を改めて考える

  • 2024 年 8 月 22 日
  • 日記
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水曜日の朝は4時半に目が覚めたので、夜明けの5時に朝練に行ってきました。昨日が休養日だったので、今日は追い込むぞ!ということでハードに走ってきました。心拍160~170ぐらいをキープするようにハァハァ言いながら走らないと、VO2Maxの値は向上しないんです。

木曜日の朝も前日20時に寝たこともありまして、4時起床。ごらんの通り、朝焼けが綺麗で涼しげな朝だったので軽く1時間いつものコースを走ってきました。

自分の都合だけで余暇の予定を決める

9月の連休の時期の新潟は非常に環境がよいので、SNSで人と緩いつながりがあった時にはホームパーティーで誰か誘おうか?とか、関東から誰かが遊びに来るかなぁ?などと想像しておりました。実際にはこちらから声でもかけない限り、そういう機会ってめったにないんですけどね。

SNSをやめたことで他の人が近くに来ているとか、なんか面白そうな映画やイベントをやっているな、という情報が全然入ってこなくなりました。なので、余暇の過ごし方は自分が主体的にやりたいことを調べたり、行きたい場所を考えるという状態に回帰しました。

自分がSNSに依存していた時、SNSで緩く繋がっている人の縁をやたら大事にしていて、できるだけ予定は空けて他人の予定に合わせられるようにしていました。でも、実際にはみんな自分のやりたいことで予定を決めていきますから、私が予定を空けて声をかけても、なかなか予定は合わないのです。

SNSを止めてみて気が付いたのは、余暇は自分がやりたいことを最優先に考えて良いのだ!という、ごく当たり前のことだったのです。他人が何やっているか知らなければ、ひょっとしたらお会いできたかも?というようなことを考えなくて済みます。これまで人とワイワイ遊ぶのが好きだったので、なんか寂しいかも?と最初は思いました。でも、自分で自由に予定を決められるのは恵まれたことなのだ、ということを最近改めて自覚しました。

お休みは三連休ぐらいがバランスがよい

うちの地元は今日から4日間が夏祭りとなります。今日の夜から家の前の通りに夜店が並びまして、土曜日には民謡流し、日曜日の夜には瓢湖の大花火大会です。学生の頃は、この夏祭りが終わると夏休みも終わりに近づくので、楽しみもあるのですが学校が始まる憂鬱さも同時に感じていました。

現在の自分は休みは三連休もあれば十分です。それ以上の長期の休みは仕事に支障があったり、何か普段やらないようなことに手を出さないと楽しい時間を過ごせないのです。というか刺激の強い余暇の過ごし方を続けていると、どんどんとエスカレートしていってより多くの休暇かお金が必要になります。

一人暮らしをしていた時、自分が自宅にいなければ家事は増えないので長期に家を空けても心配はありませんでした。現在は両親が日中だけ同居してますので、両親が家を使うので家事がゼロになりません。生ごみの処分、早朝のごみ捨て、風呂掃除、冷蔵庫の中身の管理などは私の役割です。これを放置して出かける気になりません。父親は何もしませんし、母親のやり方も正直自分からするとおおざっぱで気に入りません。

結局は三連休ぐらいが今の自分の暮らしには最適でして、2日をフルに遊んで残り1日を家事に費やすのが丁度よいです。出張生活をしていたころは、自分が家でやらないといけないことはもっと少なかったのですが、現在はそうではありません。長期に家を空けて後片づけに苦労するのが嫌ですし、それが気になって休暇が楽しめないのです。

現役の間は長期休暇は取らないと決めた理由

長期の休みは取らない、と決めたのには過去の嫌な経験が理由です。自分はブルべに一番入れこんでいた2014~2015年ごろ、4年に一度にフランスで行われれるパリーブレストーパリ(PBP)1200kmというロングライドイベントに出ることをモチベーションにして生活しておりました。PBPに出るには最低でも2週間の休暇を夏に取得しないといけません。

当時の知り合いはみんなそれを目標にしておりまして、2~3週間の休みと渡航費を捻出することに苦労しておりました。当時、自分は会社員をしていたので、事前に宣言しておけば有給を使えば制度上、長期休暇は取れます。なんで、仕事さえ調整すれば何とかなると思っていたのです。

PBPの開催の前年、北海道の十勝で2週間自転車に乗りまくるという合宿がありまして、自分はここを走りきることでPBP前のトレーニングにしようと考えていました。この半年前に2週間の休みを取ることを会社に申し出ます。半年前に、休暇時に仕事の状態がどうなっているか?など予測もできませんが、案の定、少しトラブルを抱えた状態で休暇の時期を迎えてしまいました。

しかし、せっかく2週間の休暇取得を調整していましたし、飛行機のチケットもキャンセルしたら全額戻ってこない割引なチケットでした。なので、やや強引に2週間の休暇を取ったのです。幸い、休暇中に仕事の連絡はなく大きなトラブルはなかったようでしたが、自分が不在時にいろいろとフォローしてくれた人からかなり文句を言われましたし、後始末はいろいろと大変でした。この時、社会人としての信頼をちょっと落としてしまったように思います。

当時の自分はマネージャー職でした。自分の仕事を片付けたらOKというわけではなく、他の人の仕事の状況を見て、大きな問題になる前に相談に乗って片づけたり、何かうまくいかないときに仲裁に入って円滑に仕事をさせるのが役割でした。優秀な人は我が強いので、こういうのを調整する人がいないと不必要にこじれたりするのです。その調整役が2週間もいない状態になると、小さな問題がこじれにこじれて大問題になってました。

3日ぐらいで戻ってこれる休暇だったら、問題もこんなにこじれなかっただろうという些細な問題が大問題に発展してしていたりしました。別に会社から怒られたというわけではないですし、復帰後に問題を無事に片づけて、この仕事は無事に完了させました。しかし、この問題をきっかけに一部のメンバーの信頼を損なって、この職場での仕事がやりにくくなったのも事実です。

この時の経験から「こんな思いをするぐらいなら長期の休暇なんか要らない!」と強く思うようになりまして、ブルベへの熱がガクンと下がりました。長期休暇を取っていろいろなところに走りに行くような人はすごいなぁ、と思いつつも、自分は性格的に無理と分かりました。

それを実現するための根回しや事前準備も大変ですし、なによりも不在時に仕事のことが気になってしまって休暇を楽しめない性格なのです。というわけで事前に決め打ちで長期の休暇を取らないと楽しめない趣味から距離を置こう、と遠征ブルベは封印したのでした。

9月に2回の三連休の予定について

9月はF1の開催も多いですし、三連休も二週連続であります。秋はイベントも多いので、自分のやりたいことを仕事に支障がない範囲で楽しむことにします。こういうのは計画しているときが一番楽しいのです。

まず9/13~14は金曜日の夜に新幹線で上京して、都内で一泊します。今回は西鉄イン日本橋がリーズナブルな値段で抑えられたので、ホテル泊と新幹線移動、都内でのショッピングを満喫してきます。土曜日の夜には新潟の家に戻っているので、F1アゼルバイジャンGPの予選を楽しみます。日曜日は天候次第ですが、AJ群馬の棚田200のスタート地点に顔出そうかな~と思ってます。夜はF1決勝を楽しんでも、翌日も休みって素晴らしいですわ。

9/21(土)はつくばサーキットに車で遠征して、メディア対抗ロードスター耐久レースを見てこようと思ってます。21日の夜は野田のルートインに宿泊して、こちらもホテル泊を満喫するつもりです。そして日曜の早朝にホワイト餃子で冷凍餃子を買ったら、そのまま帰宅します。途中、壬生のコストコで買い物して、昼過ぎに新潟に戻ってきます。この週もF1シンガポールGPの開催があり、夜にF1決勝を満喫しても、翌日が休みなのは非常にありがたいです。

なんか休みの過ごし方って、こうやって自分のやりたいことを優先して決めていくのが当たり前だったはずなのです。しかし、SNS依存度が高かったころは他の人の行動予定をチェックして、こちらから声をかけたり会いに行ったり、こっちもとりあえず予定は空けていても誰からも声がかからないことに一喜一憂していました。今考えると、非常におかしな行動原理になっていたなぁ、と思いました。

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