Happy Hacking Keyboard再び ~ 黄変を漂白せよ ~

  • 2024 年 6 月 8 日
  • 日記
  • 49view
  • 0件

今日は不要品のキーボードを見極めるために日記を書いてみます。ちなみに天気のよい土曜日でしたので、早朝に2時間半で55km走ってきましたので、今日の運動はバッチリです。F1カナダGPのフリー走行を見ながら、家事も無事に終わらせましたヨ。

Happy Hacking Keyboard Prodessional JPを漂白しました

昨日は分割キーボードの話を書きましたが、それまでにメインで使っていたキーボードはHappy Hacking Keyboard(以下、HHKと略します)でして、25年近く愛用してます。詳細は過去に記載した記事を参照ください。

下の写真は上の記事に出てくるものの再引用になります。2008年に導入したHHK Prodessionalの日本語配列が我が家にまだありまして、ちゃんと使えるのですが、筐体が黄変してしまっています。

このモデルのスイッチは静電容量式で耐久性が非常に高いのが特徴です。キートップも交換品がありますから、黄変した本体を白く漂白すれば、まだまだ使えるのです。

ワイドハイターの原液に1ヶ月漬ける

酸素系の漂白剤であるワイドハイターの原液に漬けて日光に長時間当てると、かなり白くなるという情報をネットで見たので、昨年の秋に長時間掛けて漂白してみました。

本体を分解して、基盤を取り出します。ワイドハイターの詰め替え用のパックを容器に入れて、そこに筐体を液に浸かるように入れます。上の写真は数日放置して、既に白くなり始めた時に撮影しております。数日で真っ黄色だったのが少し白くなりました。

庭の日光の当たる場所に、液が入った容器を置いて放置します。在宅勤務なので、雨が降りそうになったら片付けたり、周囲の建物の影で日光が当たらなくなったら移動してました。

たまに筐体を液から取り出して、日光が当たる位置を入れ替えます。そして全面に日光が当たって漂白が進むようにしました。実際にやってみて、できるだけ液は多めにした方が筐体が液にしっかり浸かるので、ムラなく漂白できるようです。秋の新潟は雨の日も多く、日光に当てられない日もあったので、結局は1ヶ月ぐらい筐体をワイドハイターに浸けていました。

驚きの白さになったので、キートップを交換する

完全に真っ白には戻りませんが、かなり白くなったので筐体を取り出して洗います、その後、乾燥させて分解した基盤を元に戻し、キートップをちょっとだけ交換してカスタマイズします。

写真が現在の状態です。元の黄色さを考えると、かなり白くなりました。上の写真は今日撮影したのですが、写真よりも現物は白く見えます。動作確認しましたが、全く不具合はなく、キートップもスレによる表面のテカリぐらいしか劣化しておりません。ワイドハイターによる漂白はうまくいったようで、ムラもなく全体的に白くなりました。これよりも真っ白に漂白するには、過酸化水素水など更に還元力の強い液体を入手しないといけません。入手しやすいワイドハイターで、お手軽にここまで白くなるなら十分かな。

今、HHK Prodessionalの初代の打鍵感はどうか?

この記事は上の写真のHHKキーボードで入力しています。USB端子が現在は殆ど廃れたUSB-miniですが、未だにケーブルは入手出来ますし、HHK本体の接続端子の接触不良もなく使えています。このモデル以外にも最新のHybrid Type-Sという静音なモデルも所有して愛用していますが、キー配置はこれと完全に同じですし、キートップの互換性もあります。

今回漂白したモデルは静電容量式のスイッチを初めて採用したHHK Prodessionalです。これを使わなくなったのは、打鍵音がカチャカチャとうるさかったからなのです。メカニカルな青軸よりは静かですが、押下した時の過重も重くて、しっかりした打鍵感があります。実際に使ってみると、カチャカチャという音に重い打鍵感は懐かしさを感じますが、しばらく打っているとだんだんと慣れてきます。

上の写真は、数年前に導入したHHK Hybrid Type-Sですが、アルファベットの刻印が中央になっているキートップに交換しています。こちらはスコスコとした軽くて静かな打鍵音で、打鍵した時の押下する重さが非常に軽くなっています。ちなみに以前の日記に書きましたが、筐体の黄変を避けるために墨モデルを選択してます。ただ、墨のキートップは視認性が悪いので、普通のキートップに交換してます。

このスコスコとType-Sの軽い打鍵感に慣れると、漂白した初代Prodessionalの打鍵感は重いです。ただ、キーボードをガチャガチャと打っている感じがあって楽しいんですよね。この初代Professionalは裏のゴム脚が取れたのを自分で補修したりしているので、売却して価格が付くようなものではないので手元に残し続けてます。ただ、このProfessional JPだけを手元に残して、Hybrid Type-Sを手放すというのも惜しいんですよね。結局、どちらも手元に残す事になりそう。

昨日紹介した分割キーボードも非常に気に入っていて、現在の使用時間は分割キーボードが一番長いのです。分割キーボードを使い続けたお陰で、それ以外のキーボードを使う時にも肩を引いて、胸を広げた状態で打鍵出来るようになりました。分割キーボードは非常に良いのですが、それでもHHKとの縁は愛着がありすぎるので切れないと思います。

ちなみに最新型のHHK Studioは高価すぎるのと、今の自分にトラックポイントは不要なので導入してません。あのキーボードは少々高機能すぎて、導入してアレに慣れてしまうと他の環境でPCが使えなくなってしまうことを恐れています。

さて、キーボードの試し打ちで書き出した記事だったのですが、無駄に長くなりましたね。多分、誰も読んでいないのではないか?と思っていますワ。

日記の最新記事8件