三年ぶりに開催されたF1日本GPに行ってきた ~決勝日~ 2022/10/9

2022年10月9日(日) F1日本GP 決勝日

ようやくやってきました、F1日本GPの決勝日の朝です。朝は6時ぐらいに目が覚めたのですが、ホテルの部屋の窓から外を見ると綺麗な朝焼けが出ています。でも、今日の天候は下り坂なんですよね。

サーキットに持って行く物をまとめてカメラリュックに入れてホテルの部屋を出ます。流石に鈴鹿に通って3日目ともなると出番のない装備も分かってきて、双眼鏡、これまで出番の無かったレンズ、データ通信が現地で出来ないため役立たずなiPad miniはホテルに置いていきます。その代わりに本日必ず必要になる雨具一式と雨対策グッズを持って行きます。

7時に宿を出て9時にサーキット入り

本日はお昼ぐらいから雨が降り出して、決勝レースの終了後の時間は雨の天気予報となっています。折角、自転車を持ってきたのですから、サーキット入りは初志貫徹でロードバイクでの移動したいです。

問題は復路でして、雨の中、サーキットから帰る車で渋滞している道を自転車でナイトランというのは、ちょっとリスクが高いですよね。復路は電車が混む名古屋方面から逆の伊勢方面に1駅向かった鼓ヶ浦駅まで自走して、そこから輪行する作戦とします。これならば白子駅で多くの観客が乗ってくる前に輪行袋を持って先に乗車することが可能になります。

今日は予選日より1時間早めて7時にホテルを出てサーキットに向かいます。天気はあいにくの曇りですが、サーキットに到着するまでは雨の心配はないでしょう。

予選日と同様に鈴鹿サーキットまであと5kmぐらいのところでコンビニに寄ります。昨日、サーキット場内のトイレの行列が凄かったので、ここでトイレを済ませてサーキット入りします。もっとも場内のトイレもお昼ぐらいまではそんなに混んでいませんでしたが。

トイレに関しては本当にコミケの壁サークルの行列のように強烈に長かったです。利尿作用あるカフェインが入ったドリンクを避けたり、できるだけ水分を取らないようにして過ごさないといけません。

手荷物チェックを受けてCスタンドへ

予定通り朝9時に鈴鹿サーキットに到着し、昨日と同様に逆バンクゲートの駐輪場にロードバイクを駐めます。今日は昨日のようにお昼を場外に食べに行く余裕はありません。雨が予想されるので、自転車が濡れないように屋根があるところに駐輪できたのは幸いでした。

今日は現役の総理大臣である岸田首相がセレモニーにやってくるという事で、各ゲートでしっかりと手荷物チェックがありました。カメラリュックの中などはしっかりと確認されて、金属探知機でのチェックも実施していました。正面ゲートのような入場者が多いゲートは入場に時間が掛かったようですが、逆バンクゲートではそんなに待つこともなく場内に入れました。

我々の指定席であるCスタンドのレッドブル応援席と隣のアルファタウリ応援席の後ろには、昨日はまだ膨らませていなかったアドバルーン?がそびえ立っていました。人間と対比すると、その大きさが分かるかと。

アルファタウリの応援席の後には角田とガスリーのアドバルーンがありました。いやー、お金掛かっているねぇ。

この後、Cスタンドの我々の席の所にちょっと荷物を置いて、グランドスタンドの前のグランプリスクウェアに展示物を見に行こうということでYUKI氏とは別行動を取ります。

グランプリスクウェアに移動する

Cスタンドからは1コーナースタンドを越えてグランドスタンドに向かうか、逆に逆バンクまで戻ってその先にあるトンネルを通ってグランドスタンド側に向かうという2つのルートがあります。どちらも距離は同じぐらいですが、逆バンクの先のトンネルの方が高低差は少なそうなので、そちらからグランプリスクウェアを目指します。

逆バンクトンネル。そういえば鈴鹿のSupeGTとかでピットウォークの待機列は、このトンネルを通って並んでいたなぁ、という記憶が蘇ります。まぁ、その事はサーキットでは車よりもレースクイーンを撮影していました。

当Blogも当時はその撮影結果とサーキット行脚の日記を沢山載せていたんですが、今は綺麗さっぱり消しました。撮影データは取ってありますけどね。

グランドスタンド側に抜けると人が一杯です。コースではそろそろホンダ第一期のF1マシンや現在のSuperGTの車両のデモランが始まる時間ですが、この賑やかな雰囲気を写真に収めたくて、しばらくフラフラとしていました。

OM-1には12-100mm F4.0を取り付けて、写真を撮ったり動画を撮ったりしていました。こういう用途ではオールマイティに使える良いレンズですね。

まぁ、とにかく人が多いですよ。決勝日は9万4000人の入場ということで3日通算の入場者数は20万人とのこと。昨日の予選日が6万8000人でしたので、感覚的には昨日よりちょっと人が多いな、という感じです。ただ、盛り上がりとお祭り感は決勝日の方が上ですね。

チケットは完売していたようですが、やはりコロナ禍においては以前のように決勝日だけで15万人の動員というのは難しいのでしょうね。それでも国内のスポーツイベントとしてはNo.1の集客です。人数的には過去の開催には届きませんが、ファンの熱量というものを非常に感じます。

凝った応援グッズを自作してきて、それに身を包むファン達。お互いに撮影したり、記念撮影をお願いされるという光景をたくさん目撃しました。

最後の鈴鹿となる今年でF1を引退するベッテルのモニュメント。ファンがこのモニュメントの前で自撮りしていましたね。

予選後の無線で日本語で「ありがとうございます、鈴鹿」とベッテルが鈴鹿サーキットに感謝するシーンとか目頭が熱くなりますね。セブは本当に日本のファンを愛してくれているのだな、と思いました。

今回はドライバーのコスプレ的な衣装のファンを多数見かけました。他のファンと一緒に記念撮影に応えていました。

2021年のトルコGP仕様のレッドブルのマシン。本当はこのマシンで昨年の鈴鹿を走る予定だったのですが、F1日本GPは開催されませんでしたからね。今回からマシンにHONDAのロゴが復活しましたが、昨年のこのマシンにはホンダのロゴがバッチリ入ってます。

「ありがとう」という日本語に昨年のトルコGPではちょっと感動しました。結局、昨年はチャンピオンが取れて本当に良かったよねぇ。ひょっとしたら今日も目の前でフェルスタッペンがワールドチャンピオンになる瞬間を見れるかもしれません。

昨年のアルファタウリのマシンも展示してありました。今年のマシンは出だしは良かったんですが、その後の開発で他のチームに遅れを取ってしまってます。昨年のこのマシンはシーズン最後まで活躍してくれました。

角田は20歳でF1にデビューでして、2000年代生まれの最初のF1ドライバーとなりました。まだ22歳ですし、まだまだ伸びしろが期待出来ますね。

ガスリーは来年移籍することが昨日発表されましたが、角田はアルファタウリに残留です。F1シーズン3年目で相棒に年上のニック・デ・フリースを迎えることになりますので、個々が正念場となりそうです。

イベントブースではハース代表のギュンター・シュタイナーがステージでインタビューに答えていました。強面なわりには気さくで日本大好きなオジサンのようですね。

レッドブル応援席に付いてくる引換券でレッドブルのフラッグと日本GPのタオルを受け取ってきます。応援席は国際映像にもバッチリ写るでしょうから、そのときは精一杯旗を振らないとね。

やはりコロナ禍で声が出せないというのが辛い。みんな旗や拍手で応援の気持ちを表現するしかないのです。

防止の上に色々と飾りを自作するのが日本のF1ファンのスタンダードです。毎年のように手が凝ったものが現れますね。

レッドブルの今年のマシンを帽子の上に載せているファンの方は大変目立っていました。

現地での情報は場内FMであるPit-FMが頼りです。レンタルのポケットFMラジオは朝9時の時点で全て貸し出したというアナウンスがされていました。これだけ人が集まるとスマホのデータ通信はまともに機能しません。

公式ショップには常に長蛇の列。アルファタウリのキャップはどこを見ても売り切れでした。しかし、帽子が8000~10000円ぐらいするんだから、流石F1です。

望遠の焦点距離で人を取ると圧縮効果でもの凄く密に見える、というのを試してみます。換算200mmでもこの圧縮効果が出ます。確かに人は多いんですが、歩く分には他の人と当たるようなことはありません。

グランプリスクウェアも一通り見て回ったので、12時からドライバーズパレードがありますのでトイレに寄って、Cスタンドに戻ります。

スタンドに戻ってポルシェカップを見る

Cスタンドの指定席に戻ってきました。時間は10時半ぐらい。これからサポートレースのポルシェカップを見ます。

スタートして1コーナーでいきなりのクラッシュがありました。

ポルシェカップは11時からでしたが、この時点ではまだ雨は降ってきていません。何とか12時からのドライバーズパレードが終わるまでは天気は持って欲しいです。

パレード前のウェーブの練習

ドライバーズパレードが始まる前に、鈴鹿サーキットのマーシャルさんが2コーナーからの立ち上がりのランオフエリアに芝生のところで横一列に整列して、我々のCスタンドに呼びかけてきます。

「これからウェーブの練習をします。このウェーブ、小林可夢偉選手が3位になった時にも実施しました。角田裕毅選手も同じようにウェーブで応援しましょう」ってな感じの説明だったかと記憶しています。

そして2コーナーからS字方面に向けて掛けて抜けていくマーシャルさんに合わせて、あらかじめ並んでいたマーシャルさんが立ち上がって旗を振って合図をしたら、その正面にいるスタンドの観客が立ち上がってウェーブをS字コーナー方向に繋げていくのです。

この写真はその練習の時の様子です。声が出せないのが残念ですが、レッドブルのフラッグを振りながらウェーブを繋げていきます。

マーシャルの方が持っていた立て看板。ウェーブは1コーナーからS字コーナー方向に動いていきますが、ウェーブの移動を誘導するために走っていたマーシャルさんがS字コーナー方向から2コーナー方向に戻ってきます。

これでウェーブを逆方向に移動していく練習なのかな?と思ったのですが、

練習でかなりの距離を駆け抜けたため、ヘロヘロになってしまったマーシャルさん。観客席から暖かい拍手で迎えられていました。このウェーブに本番はドライバーズパレードが終了後にやりました。国際映像にもしっかりと映っていましたね。

ドライバーズパレードで4人のドライバーが目の前に!

12時が過ぎて恒例の有志によるクラシックなオープンカーによるドライバーズパレードが始まります。

真っ先にやってきたのはガスリー。予選では振るわずに後方からのスタートですが、いっそ開き直ってセッティング弄るためにピットスタートにすりゃいいのに、と思っていたら、本当にその作戦を採りました。

フェラーリのサインツとルクレール。

場内放送で「サンダーバードに出てくるキャラにそっくり」と話題にされていたラッセル。確かにあの人形っぽい感じがそっくり(酷い)

ストロールは両耳にAirPodをしていました。

常にラスボスっぽいハミルトン。ハミルトンも音楽を聴いてますね。

観客に手を振るナイスガイなアルボンです。

初の中国人フル参戦F1ドライバーの周冠宇。殆どドライバーを撮影したのですが、全て載せているとキリが無いので、この辺で。

先頭だったガスリーが我々の応援席の前で車を止めたのと、メディアっぽい人が多数待っていました。出走前の挨拶にホンダPUのドライバーが応援席に挨拶しに来てくれたようです。フェルスタッペンもオープンカーを降りて、われわれの応援席の目の前にやってきました。

角田、ガスリー、ペレス、フェルスタッペンとアルファタウリとレッドブルのドライバー4人がそろい踏みです。

国際映像では左で女性のインタビュワーがペレスにレース前の感想を聞いていますが、映像に映っていない他のドライバーは仲良く談笑していました。

角田がガスリーにケツキックを冗談でかますというシーンもあったのですが、残念ながらそれは写真に収めることが出来ませんでした。動画でずーっと撮影しておけば良かったなぁ。次回の教訓としましょう。

応援席に挨拶した後、ドライバーズパレードに戻っていくドライバー達。わざわざ目の前に挨拶しに来てくれるというだけでも、この座席で良かったなぁ~とYUKI氏と会話していました。

再びオープンカーでコース上の他のスタンドのファンへの挨拶に戻るガスリー。

フェルスタッペンはこの後、キャップを逆さに被ってドライバーズパレードで各スタンドのファンの声援に応えていました。

母国凱旋の角田は観客に精力的に手を振っていました。この後の決勝の頑張りに期待ですね。

この後、練習したウェーブを披露して、マーシャルさんが横断幕を持って激励します。そうなんだよなぁ、やっとF1が鈴鹿に戻ってきたんだよなぁ。

レース進行と共に雨が落ちてきた

決勝レースのスタートは14時ですが、1時間前の13時からレース進行ということで各マシンがレコノサンスラップで確認のために数周走った後、グリッドに車を並べてスタートを迎えます。ドライバーズパレードが終わるまで持ってくれた天気も、残念ながら12時40分ごろから雨が落ちてきました。

今回はSPDサンダルでしたんで、靴下の上にコンビニのビニール袋を履いて足下の防水対策をします。カメラリュックは持参したゴミ袋の中にすっぽりと入れて、上下とも雨具を着込みます。あいにくの雨ですが、ブルベで雨天走行していた頃の装備なので防水は問題ないでしょう。

スタンドはレインウェアやポンチョなどを着た観客で埋め尽くされます。傘は後の人の視線の妨げになること、風で飛ばされてコースに入ったりすると危険なこともあって禁止です。この辺は慣れたファンが多いこともあって装備は完璧です。

場内で売っているレインポンチョの人も多いですが、モンベルなどのアウトドア用の本格的な雨具を来ている人、ワークマンの雨具(イージス)を着ている人も結構見かけました。自分は雨ブルベで使っていたパタゴニアのレインウェアとモンベルのレインパンツを装備しています。

この後の雨雲の動きを見たいなぁ、とスマホを取り出してもマトモにデータ通信が出来ないので情報を得ることができません。場内放送の情報では、しばらく雨は降り続くようです。

レコノサンスラップを見守る

ピットがオープンされたら、各車がグリッドに整列する前に動作確認で周回するレコノサンスラップとなります。この時点では雨は小雨だったので、インターミディエートタイヤで走っていた車が多かったです。

ハミルトンもインターミディエートタイヤで様子を見ています。

マクラーレンはエクストリームウェットタイヤを試していましたね。

ガスリーはこの後、ピットに入ってピットスタートを選びました。そこでブレーキの調整やらフロントノーズ内のバラストの調整をして出走することになります。たしかにあの予選順位ならば、その方が良い作戦かと思います。

アルピーヌもエクストリームウェットを試していました。結果的には殆どの車がインターミディエートタイヤでスタートすることになるのですが、この時点では雨がまだ少なかったですね。

13番手からの巻き返しを期待したい角田裕毅。この雨ならば展開に恵まれたら、ポイント圏内の順位も狙えることでしょう。

ところが、徐々に雨は強くなってくるわけですよ。正直、これならギャンブルでエクストリームウェットでスタートする車がいても不思議じゃ無いな、と自分は思ったのですが、みんなインターミディエートタイヤでスタートしたっぽいですね。

グリッド整列~ホンダジェットのフライバイ

レコノサンスラップが終わって、グリッドにマシンを並びます。この辺はグランドスタンド席じゃないと見れないのが残念。とはいえ、場内実況FMと目の前のモニタのおかげで十分に状況は分かります。

本当はここでDAZNの配信が現地で見れると一番良いのでしょうが、これだけ人が集まるイベントではデータ通信だ苦労せずに出来るようになるには、まだまだ技術の進歩が必要です。

13時40分からスタート20分前で水樹奈々様の国歌斉唱があるのですが、その前にホンダジェットが鈴鹿サーキット上空をフライバイするとのこと。1コーナースタンドの観客を撮影してみましたが、みんな雨対策はバッチリですね。

ホンダジェットがやってきました。800mmの望遠でトリミング無しでマトモに撮影できた写真は非常に少なかったです。ホンダジェットはとにかく静かでビックリです。

音が静かなのにヒラヒラと舞う優雅なホンダジェット。これは売れるわけだわ(大富豪限定ですが)。

このフライバイの後、岸田首相の挨拶と水樹奈々様の国歌斉唱をありました。国歌斉唱では雨ですが、起立して脱帽して水樹奈々様の歌声に聞き入っていました。これも我々の席からは見えないのが残念です。

なんか最近、日本の将来を心配する暗いニュースが多いのですが、このF1日本GPは久しぶりに未来に希望を感じることが出来るイベントでした。子供達も多く見にきていましたし、日本はまだまだオワコンじゃない! F1のチームの人もビックリするぐらいマナーがよく情熱的に応援するファンが一杯います。

フォーメーションラップ

14時になりフォーメーションラップが開始となります。レコノサンスラップの時と車から上がる水しぶきの量を見れば分かりますが、明らかに雨が強くなってきています。

ルクレールのマシンもかなり水しぶきを上げていました。

ラッセルはインターミディエートタイヤを履いてましたが、ここはギャンブルでエクストリームウェットでも良かったのでは?というのが現地で観戦してた感想です。

レコノサンスラップではエクストリームウェットも試してたマクラーレンですが、インターミディエートタイヤを履いてますね。

13番手スタートの角田裕毅。スタートでクラッシュしてリタイアというのだけは避けて欲しい。

ガスリーを除く全車がグリッドに整列したのを目の前の大型モニターで視認し、スタートとともにけたたましいエンジン音が我々のスタンドにも響いてきました。

運命の決勝レーススタート!

14時に決勝レースはスタートして、各車が1コーナーに飛び込んで2コーナーを抜けていくところを写真に収めました。

4番手だったペレスが1コーナーで既にサインツの前に出ていますね。フェルスタッペンは2コーナーの出口でルクレールの前に出ています。

ペレスの後はサインツ、オコン、ハミルトンの順です。

ラッセルの後がリカルド、角田がスタートで順位を上げたようでノリスの前に出ようとしています。

2コーナー出口でノリスの前に出る角田。おー、スタート上手くいったみたいね。

ピットスタートで最後尾を走るガスリー。この時点ではインターミディエートを履いてますが、この後、エクストリームウェットに交換してます。でも、ピットスタートなら最初のスタート時からエクストリームウェットで良かったのでは?

なんとガスリーの後からベッテルがやってきます。モニタで1コーナーコースアウトしてしまったことを知ります。今年のマシンは後方に水しぶきをかなり跳ね上げるようで、後方のマシンの視界は劣悪です。

2周目にはいってフェルスタッペンがトップで掛けぬけていきます。4位だったサインツがこの先でクラッシュしたということでイエローフラッグが出て、それからセイフティカーが事故車の処理が終わるまで先導します。

二番手のルクレール。マシンが上げる水しぶきが増えています。これではインターミディエートでは無理でしょう。

3番手のペレス。ルクレールを抜いてレッドブルの1-2フィニッシュならチャンピオンは決定ですが、この雨の状況ではレース中断の可能性が高いような。

4番手はオコンだったかな。オコンは今回の日本F1では良い結果を残しましたね。終始、車が安定していたように思います。

角田は9位まで順位を上げていました。これはポイント獲得が期待出来ます。

ガスリーだけピットインしてタイヤをエクストリームウェットに替えていました。この後、セイフティカーから赤旗レース中断となってしまいました。わずか2周走っただけで赤旗中断とは、昨年のベルギーGPみたいなことにならないとよいのですが。

降り続く雨、冷える体

レースが始まって5分ほどで赤旗中断になってしまった決勝レース。どうもこのわずかな間にガスリーが重機にニアミスしたり速度違反でペナルティを貰ったりという事件があったようですが、場内実況を聞いているだけだとその辺の事情は全く分かりません。

思いながらもデータ通信がかろうじてSNSの情報ぐらいは拾えるので、自宅でレース観戦している人の情報をSNSで拾って状況を知ります。ただ、雨はなかなか弱くなりません。メディカルカーがたまにコースに出て様子をうかがっていましたが、F1マシンが走れる状況ではないと言うことで中断してから40分ほど経過しても何のアナウンスもありません。

赤旗中断になると同時にスタンドを離れてトイレに向かう人達。自分もちょっとトイレに行きたくて、スタンドを出て見ていたのですが、こりゃ30分以上は軽く掛かりそうという強烈なトイレ待ち状態でしたので、我慢することにします。

レースが中断してから1時間近く経過しましたが、じっと座っていると防水対策が完璧でも体が冷えて寒いです。アンダーシャツに普通の綿のTシャツを着ていたのが大失敗で、モンベルのジオラインみたいな化繊のアンダウェアを着てくれば良かったです。

じっとしている場合には、セパレートのレインウェアよりもポンチョにレインパンツの組合の方が厚着もしやすく、雨具と衣類の間に空間も出来て雨の冷たさで体温が奪われることもなさそうです。じっとしているのでゴアテックスなどの換気能力は必要ないです。レインポンチョは足下も濡れないように全体を覆うことが出来ますので、じっとしている場合のレインウェアとしては優秀だと思います

1時間ほど経過したところでレース再開のアナウンスがあったかと思いきや、結局は再開は見送りとなりました。スタートから1時間30分を経過しても、雨は降り続くしレース再開の見込みも立ちません。この鈴鹿のF1決勝は17時でレース打ち切りなので、例えば16時にレースが再開したとしても予定していた周回数をこなすことは無理です。となるとポイントもきっと半減でしょうから、日本GPでフェルスタッペンの戴冠はないだろうと予想していました。

寒さに堪えかねて帰る観客が現れだしたのが、15時半ぐらい。YUKI氏とどうする?と相談しましたが、まだ雨も降っているし、この後、レースが再開したとしてもまともなレースは見れないだろうと想像します。

スマホのデータ通信が混雑でほとんど動作しないこともありまして、Yahooのお天気アプリの雨雲レーダーでこの後の雨雲の動きを確認することもできません。さぁ、この後は上がるのか?の情報が全く得られません。

結局、我々は15時40分に決勝レースの再開を諦めて帰路に就くことにしました。やはり自転車で最寄り駅までの移動があること、輪行で電車の混雑で迷惑を掛けないか?というような事が気がかりになったというのも否めません。寒いし先の見通しは分からないし、帰路は不安だしというような要因が重なると弱気になってしまいますね。

既に我々と同じようにスタンドを後にするお客さんが多数いましたが、帰りの事や現地での寒さを考えると仕方ないかと思います。

レース観戦を諦めて近鉄 鼓ヶ浦駅を目指す

スタンドを15時40分に離れて、逆バンクゲートの駐輪場を目指します。この後にレースが再開してもポイント半減とかでチャンピオンは決定しないでしょうし。というよりそもそも再開は無理では?という雨の降り方だったんですよね、この時は。

自転車で駐輪場を出て、既に始まりつつあった車の渋滞を尻目に白子駅ではなく近鉄の鼓ヶ浦駅を目指します。鈴鹿サーキットから駅までは6km程なのですが、雨が降り続いていて視界が悪いし、怪しげな運転の車も多いので非常に気を使いながら自転車で移動します。

この移動中の間にだんだんと雨が弱くなってきて、これはレースが再開するかも?という予感がします。16時に自転車の移動中の信号待ちでスマホでSNSを見たら、TV観戦組が16時15分からレース再開!という情報を呟いていました。

ああ、やってもうた~、でも決断したんだから仕方ないです。残念な気持ちが半分、辛い状況を脱することが出来て安心した気持ち半分という、ブルベをDNFした時のような心境になりました。

近鉄 鼓ヶ浦駅に到着。我々と同じように早めにサーキットを抜け出してきた観客が何人かいました。決勝レースが再開するので、今サーキットに残っている人が帰路に就くことはないですから、しばらく電車が混むことがないのは不幸中の幸いです。

そそくさと輪行袋に自転車を入れて、濡れた雨具を脱いで少しサッパリします。

ここから輪行で宿に戻るわけですが、ちょうどレースが再スタートしていたのでスマホでDAZNの配信を見ながら電車で移動します。ここで埼玉から来たという若者と仲良くなったので、電車の車内ではその若者と2人でDAZNの中継を見ていました。

何かよく分かんないけどフェルスタッペンがチャンピオン決定らしい

再開したレースは17時の時間切れでレースはフェルスタッペンが優勝し、最後の最後でシケインでオーバーランした2位のルクレールがペナルティで3位に降格となり、レッドブルの1-2フィニッシュです。ただ、規定周回数は走ってないのでフルポイントはないだろうから、チャンピオン決定は次戦に持ち越しだね~と埼玉から来た若者と電車内で会話していました。

しかしですよ、ジョニー・ハーバートのフェルスタッペンのインタビュー中に「マックス、ワールドチャンピオン決定おめでとう」という映像が流れてきました。うーん、どういうことなのかな? ここで電車内からSNSで家でF1を見ている友達に状況を確認してみるんだけど、どうも中継の方も混乱していて状況がよく分かりません。

結果的にはレースは赤旗中断終了ではなく、ちゃんと再開してゴールしたので周回数が足りなくてもフルポイントが与えられるので、フェルスタッペンのチャンピオン決定ということらしい。

えー、マジですか・・・・あと20分現地で我慢していたらレースの最下位のアナウンスが出て最後まで見届けられたのに残念だなぁ。でも、決断しちゃったんだから仕方ないよな、とは思うのですが、YUKI氏は結構悔しそうでした。そんな訳でホテルの最寄り駅の伊勢朝日には17時半ぐらいに戻って来れたので、自転車を組み立ててホテルまで自走して帰ります。雨は既にかなり弱くなっていました。

再び反省会で居酒屋へ

色々と悔しいですが、やはりF1初観戦という経験値の低さが影響しましたかね。もっと服を持ってきて厚着しておけばよかったとか、靴は完全防水の登山靴にすればよかったなど、考えれば考えるほど悔しいです。雨天ブルベで鍛えたので雨装備はバッチリだ!と少し慢心がありましたかね。体を動かしている自転車での雨天走行と、じっと座って雨の中にいるのとでは必要になる装備も少し変わってきます。

ホテルの部屋で着替えて落ち着いたら、隣の居酒屋で軽く反省会をして、それから部屋に戻ってDAZNで決勝レースの復習をしようということにします。

今日もホテルの隣にある居酒屋「新橋 伝串 新時代」で反省会。寒い中でずーっと我慢していたので、かなりお腹が減っていますが、昨日の食べ過ぎの反省からメニューは厳選します。

残念だったけど仕方ないなぁ、という感じで乾杯します。既に来年もこのホテルを何とか予約して、再びF1日本グランプリを見に来るというのは確定事項となりました。

今日も伝串を沢山食べましたよ。なんか色々とありすぎて今日は言葉もありませんが、この3日間は貴重な体験で非常に楽しかったのは事実です。

濡れた装備品を乾かすためにホテルの部屋に広げてますが、ここで2人でiPad miniでDAZNで決勝レースの再開後の映像を見ます。自分はあまりに疲れて少し寝落ちしてしまったのですが、角田も最後は結構追い上げたのですね。ポイントに届かなくて残念だわ。

決勝レースの復習が終わった後、DAZNのデイリーレポートを見返して、この3日間の日本グランプリを反芻して決勝日の夜を締めくくりました。

よし、来年も絶対にF1日本グランプリを見に行くぞ、と決意を新たにしたのでございました。ちなみに、この日記は明日の帰宅日の記録まで続きます。