悩ましいソファー選びについて

ソファーという家具に関する憧れというのは誰しもが持つものだと思います。特にひとり暮らしをし始めた頃にはソファーなどは高値の花ですが、少し余裕が出てきて広い部屋に住みだしたら、まず置いてみたくなるのがソファーなのではないでしょうか?

自分は28歳から48歳まで賃貸住宅を転々としてきましたので、ソファーとは無縁の暮らしをしていましたが、2016年に急にソファーを家に置きたくなり、ニトリのロゾという定番カウチソファーを武蔵小山の賃貸の部屋に置いたのが始まりでした。そこから新潟の実家の建て替えがあり、拠点が2カ所になったので長椅子型のソファーベッドを追加で導入しました。その後、新潟に完全移住後に一人掛けソファーを買い足しました。今、我が家には3種類のソファーがリビング、寝室、仕事場にそれぞれ置いてあります。

ちなみに最初に2016年にソファーを初めて購入検討した時に書いた日記を見つけたので、下に貼っておきます。

ソファー選びは座ってみないと分からない

今読み返してみると、当時の自分はソファーのことが全然分かってませんw

武蔵小山の狭い賃貸にロゾみたいな大きなソファーを置いて、ソファーダイニングにするというのは失敗だったなと思っています。ソファーは導入して使ってみて分かることが沢山ありありました。ソファーは家族以外が座りにくいというタイプの家具だったりするので、他人の家を訪問したときに、どんなソファーが自分に合っているのか?という経験値を積みにくいのです。

そんな訳で自分が購入した3種類のソファー選びから得られた経験を纏めて、以下に展開していきます。ちなみに非常に参考になった動画が兵庫・姫路の工務店モリシタ・アット・ホームの動画でした。ソファーの導入を検討している人は必見だと思います。これを見ると疑問はある程度、解決しちゃうかもしれませんね。

ソファーの選び方について

まずソファーの利用目的について明確化しましょう。ここが明確になっているとソファー選びが明確になってきます。

1.ソファーにどう座って寛ぎますか?

主なソファーの使い方としては、寛いで座る、しっかり座る、横になる、という3種類だと思います

寛いで座る、というのは沈み込むようなクッションのソファーに体を崩して座るという使い方です。しっかり座る、というのは少々硬めの座面に座って体はあまり崩さず、背もたれに寄りかかって肘置きに腕を置いてしっかり座ることを指します。前者はとても安楽で心地よい座り方ですが、集中して映画を見たり音楽を聴いたりするのには不向きです。

若いうちは体幹の筋肉がしっかりしているのでカウチソファーのような沈むタイプは安楽なので寛いで座るというのは快適なのですが、年齢を重ねてくると背もたれや肘掛けがしっかりしたソファーにしっかり座るという方が快適に過ごせる、と自分は考えて居ます。

横になるというのはソファーの醍醐味でもありますが、座面の殆どを占領することになります。ソファーの前にTVなどがある場合、誰かが横になっていてもTVを見たい同居人が座れるスペースが必要になります。

2. 使用する人は家族だけですか?

まずソファーを来客向けに座って貰う事を考えているなら、長椅子タイプのソファーに来客者を詰めて横並びに座らせるというのはコロナ禍においては精神衛生的にNGかと思います。もしダイニングセットも同じ部屋にあるならば、来客はそっちに座らせた方が無難でしょう。この場合、ソファーの利用者は家族だけとなります。

会社の応接セットとしてカリモク家具のソファーなどが定番ですが、あれは殆どが肘掛けがしっかりした1人掛けのソファーが置いてあることが殆どです。そんなに親しくない来客者に抵抗なく座ってもらえるソファーとなると、これはもう一人掛けに限られます。家族でも若いウチはともかく、年齢を重ねるとあまり近くには座りたくないものです。

3. 子供はソファーを利用しますか?

小さい子供はソファーが大好きです。夫婦と小さい子供がソファーで一家団欒というのは微笑ましい光景ではありますが、モリシタ・アット・ホーム様の動画にもありますが、子供が親と一緒に並んで3人掛けのソファーに座ってくれたのは小学4年ぐらいの時までだった、という悲しい現実があります。うちにも小学生前の甥っ子、姪っ子が遊びにくると真っ先にソファーに駆け寄ってきますが、小学校高学年になるとソファーとか見向きもしなくなると思います。

というわけで長椅子タイプのソファーで家族団らんが出来る時期というのはあまり長くないですし、子供はどうしても汚します。子供達が利用しなくなったらソファーを見直すという事を考えて、あまり高価なソファーは選ばない方が良いと思います。

4. 置く場所もイメージしてソファーを選ぶ

これまで家にソファーを置いた事がないと、なかなか生活の中での利用シーンをイメージしにくいとは思います。ソファーは値段もさることながら、置くためのスペースが必要になります。壁に寄せておくと左右の人が通るスペースなどは考慮しなくてもよくなりますが、壁に付けてソファーを置くとその他の家具の配置が難しくなったりしますよね。

しっかりと寸法を測って、もし置いたとして周囲のスペースは確保出来るか?などはちゃんとイメージしておきましょう。この辺は上のモリシタ・アット・ホーム様の動画に解説があります。

あとロボット掃除機を使って居る方は、ソファーの下にロボット掃除機が入る高さがあるか?はちゃんと把握しておきましょう。ロータイプのソファーはロボット掃除機と相性が悪いです。

自分が購入したソファーについて

次からは自分が買った3種類のソファーについて語っていきます。

大型のL字カウチソファー

ニトリのロゾ4というカウチソファーを2016年に購入したしました。この記事を書いている2022年でもニトリでは現行品でして、価格も上がってません。見た目もかっこよく本革にしては安いので人気の定番商品なのでしょうね。とにかく大きく快適で革の手触りはやっぱりいいです。あと夏はひんやりしていますし、冬に冷たいということもありません。

武蔵小山の家でソファーダイニングとして使っていた時は昇降テーブルと合わせていましたが、新潟の家に移動した後はリビングのTV前においてます。ここで食事はしない想定でしたが、両親がお昼だけはここでTVみながら昼食を食べるのに使っています。お昼なのでパンだけとかの軽食なので、小さいセンターテーブルと組み合わせています。

来客者に座らせる想定はなく、ベッドではグータラと横になりたいとか、使うのが主にご夫婦+子供1~2名であれば、このソファーは向いていると思います。特に子供はこういう大型ソファーは遊び場として非常に喜びます。姪っ子とか甥っ子が遊びに来ると、よろこんでこのソファーの上で遊んでいます。

ウチは年老いた両親と自分だけの3人暮らしなのですが、大人3人がキッチリとこのソファーに座るには向いていません。メインのスペースには親父殿が常に横になってます。このソファー、背もたれの角度や肘掛けの低さなどから、座っているよりも寝ている方が快適なのです。背もたれが寝ているのに座高が高い自分には肘掛けが低く、長時間座って映画を見るなどには不向きです。

なので結局、横になって使う事が多いんですよね。1人が寝たり寛いだりするには最高のソファーです(が、大きすぎますよね)。背もたれにもたれかかると、少々沈みこみすぎると自分は思います。あまり長い間集中して座る椅子ではないですが、上であぐら掻いたり、横になったりと姿勢を変えられるのが良いところです。

1人がメインスペースに座ったら、もう一人はこのL字の先の部分に腰掛けることになりますが、ここは背もたれはありませんのでベンチに座っているのと変わりません。ウチでは昼間は常に親父殿がメインスペースで寝ているので、母親のTVを見るときの定位置はここです。

革はツルツルと滑るので、ウチはクッションと組み合わせて使っています。メインのスペースでは親父殿が置いてある毛布を掛けて日中は殆ど横になっています。おかげでその部分の革とクッションのヘタリがあります。

このL字の端のスペースは上の写真のように背もたれがある側に座って、脚を投げ出すように座るのに使うのが本来の使い方だと思います。一人がメインスペースで横になると、もう1人しか座れません。快適に利用出来るのは2人までというのが分かると思います。

上の写真ではソファーに座って寛いでいるのは2人だけというのが分かると思います。なので、後の人は床に座ってTVを見るというようなことになります。L字ソファーは大きくて場所を取る割には快適に座れる人数が少ないのが弱点です。そういう意味ではかなり贅沢なソファーと言えるでしょう。

余談ですが、来客人数が多くてお酒が入ってくると酔っ払いがソファーで居眠りして占領されます。ダイニングテーブルもお酒で占領されているので、起きているメンバーは床にベッタリ座ってますね。もしリビングが広くなく、ダイニングセットを優先して置きたいということであれば、あえてソファーは置かずにラグやクッション等を揃えて、床に座って過ごして貰うのも若い人ならアリかもしれません。

肘掛け無しの長椅子形のソファーベッド

L字型よりは場所は取らずに複数の人間が利用出来て横になる事も出来るというのが、オーソドックスな長椅子型のソファーです。

L字よりも壁に寄せて設置しやすいことや設置場所を取らないけど横になれるというソファーの利点を堪能出来るので汎用性が高いと思います。。両端に肘掛けがあるタイプや上の写真のように単なる長椅子のようなソファーもあります。

実はこのソファーはソファーベッドでして、ソファーベッドというと利用目的がソファー寄りでいざという時にはベッドにもなるという製品が多いですが、このモデルはフランスベッドのスイミーというベッドで使うことを中心に考えた製品です。レギュラーサイズだと横幅が190cm、ショートサイズだと170cmあります。上の写真はレギュラーサイズで、身長178cmの自分でもちゃんと眠れます。

このソファーは両端に肘掛け等がないタイプのソファーなので190cmの横幅で3人が座ることが出来ます。このソファーはスプリングがしっかり入ったコシのある硬めな座り心地です。ウレタンフォームをクッションに使っているソファーが最近は多く、ウレタンフォームだと沈み込むような柔らかな座り心地になります。座面がスプリング式になっている、座り心地が堅めのスプリングのソファーは少々値段が高いのがネックです。

一人でワンアクションで簡単にベッドに展開出来ます。横190cmx縦110cmと縦方向がシングルベッドよりちょっと大きいです。素材は皮では無くファブリックなので汚れがつくと落ちにくいですが、このモデルについては普通のボックスシーツをカバーとして使えます。お値段は通販で75000円ぐらいで自分は購入しました。一般的な3人掛けの長椅子のソファーに比べると高価ですが、スペース効率が非常によいのでワンルームでソファーを置きたい人にお勧めです。

ソファーには堅めの座り心地でしっかりと座らせるタイプと座ると柔らかく沈み込むタイプがありますが、最近の売り場で安価なものは後者(クッションがウレタンフォーム)のものが多いです。主に横になったり崩して座るのが好みならば、堅めの座り心地のソファーは避けた方がよいと思います。背もたれと肘掛けがしっかりしたタイプの長椅子ソファーはお値段が高いですが、キッチリと決まった人数を座らせることが出来ます。

L字のソファーは座る場所によって寛ぎ方に差が出ますが、長椅子タイプは着座した場所での使い勝手が変わりません。このモデルは肘置きがないので長時間座っていると手持ち無沙汰になってきますので、クッションと組み合わせるなどの工夫が必要になります。

横になりにくいけど背もたれや肘掛けがしっかりしたタイプのソファーというのも紹介しておきましょう。ホテルのロビーや喫茶店などで見かけるソファーに多いのがこのタイプです。

上の写真は上越新幹線で運行していた現美新幹線の車内で使われていたソファーです。現美新幹線の運行終了に伴い、このソファーをJRが公式で売りに出していました。自分も欲しかったのですが、高くてとても手が出ませんでした。一時期、新潟駅の新幹線改札内にこのソファーが設置されていたので何度か座りましたが、背もたれのサポートがしっかりしていて、肘掛けも高くクッションも硬めで張りがあり、もたれかかりつつもしっかりとした姿勢で座れる気分のよいソファーでした。

ただし、この手のサポートがしっかりしたソファーでは体を崩して座ったり出来ませんし、サイズによっては横になることも狭くて窮屈です。そういう意味では年齢を重ねた大人向けのソファーと言えるでしょう。

これは完全に個人の意見ですが、若い人は安価で沈み込むタイプの柔らかいタイプのソファーを購入した方が子供達も喜ぶし安全です。そして家族の変化と共に買い替える事を前提にあまり高いソファーを選ばない方がよいでしょう。生活や家族構成が定まってきている中年以降の人は少々高くても、サポートのしっかりしたコシのある硬めのソファーを選んだ方が健康的にもよいと思います。

ちなみにファブリックのソファーにはソファーにカバーを掛けることが出来る製品があります。カバーが掛けられると汚れが抑えられるますし、特にこのソファーは汎用品のボックスシーツをカバーに使えるので安上がりです。上の写真では無印良品のセミダブルサイズのボックスシーツ(2000円ぐらい)を掛けています。

このソファーの場合、座面の長さが短めになっていて横になりにくいという欠点があります。横になるならばベッドに変形させろ、ということなのでしょう。その分、背もたれの高さがありしっかりしています。座面が狭い長椅子ソファーでは、大柄な人だと横になったときに狭く感じると思います(ソファーから落ちそうになる)。ソファーで横になる事を想定しているのであれば、十分な座面サイズがあるか?は確認して置いた方がよいです。

それから3人が座れても横並びになるので、会話するときに横を向く必要があります。よって長椅子ソファーも応接用のソファーとしては向いてません。ちなみにこのソファーは仕事場に置いてあります。ちょっと疲れた時に横になったり、本を読むときに軽く腰掛けたりして寛いでます。来客者の宿泊時にはベッドに変形して、寝床として提供しています。

一人掛けの豪華なソファーが一押し

在宅勤務で椅子に座っての仕事ばかりが続き、昨年は酷い肩こりや腰痛に悩まされていました。なので体をサポートしてくれる座り心地のソファーが欲しいな、ということで昨年の秋に仙台のIKEAまで遠征して、色々と座って、その中で一番しっくりきたSTRANDMON(ストランドモン)という大きめな一人掛けの椅子を買ったのでした。自分が購入した時のお値段は3万円でしたが、現在は約33000円と1割値上げになってますね。

仙台のコストコとIKEAに行ってきた

今の自分の一押しのソファーは1人掛けです。横になったり姿勢を崩したりすることは出来ませんが、1人掛けは体のサポートがしっかりしていて、肘掛けの高さが体に合えば長時間座っていても快適です。映画館の椅子に座っているような快適さです。自分はもう50歳ですが、年齢を重ねてくるとこういうソファーの方がしっかりと体を支えてくれるので楽なんですよね。自分みたいに座高が高い人間にとっては肘掛けの高さがピッタリだと肩こりも緩和されます。

先に紹介したモリシタ・アット・ホーム様の動画でも、子供が大きくなってからこういう一人掛けの椅子を買い足したら、それの取り合いになっているというお話がありましたが、本当に座り心地がいいんですよ。カウチソファーだと座った瞬間は心地よいのですが、体のサポートが弱いのでだんだんと疲れてくるんですね(そして結局、横になって寝てしまう)。

こういう一人掛けのソファーは設置する場所を容易に移動することが出来るというのも重要です。映画を見たりオーディオで音楽を聴いたりする場合、微妙に座る位置を移動したいことが多々あります。カウチソファーや長椅子のソファーでは座る位置を変えるしかありませんが、一人掛けのソファーならば本体をそのまま移動出来るわけです。あとソファーに横になってスピーカーに対面すると耳とスピーカーの位置が合わなくて折角の音楽が綺麗に聞こえないのです。

ソファーというとやはりカウチソファーみたいなモノの方が安楽なイメージがありますが、実際に導入して見ると一人掛けのソファーの良いモノは想像以上に快適です。これは導入して見て初めて気がついた事実でした。ただし、大人1人が座って快適に過ごせるように出来ているソファーが多いので子供が使うのには向いてません。お子様が成長して大きくなって、中年以上の世帯なら1人用ソファーを自分は推奨します。

1人掛けは本体を移動しやすいので、オットマンと組み合わせしやすいという利点があります。普通のカウチソファーではオットマンを組み合わせることは殆どないでしょうが、1人掛けを買うなら汎用のオットマンも一緒に購入することをお勧めします。上の写真のオットマンは4~5000円ぐらいでAmazonで買った汎用品ですが、組み立て済みなので強度もしっかりしています。ここに脚を投げ出して、肘掛けにもたれかかって映画をダラダラ見たり、好きな音楽を聴くことに集中出来ます。

あと一人掛けはスペース効率の良さと来客者向けであるというのも利点です。

IKEAで色々と試しに座った時、EKENÄSET(エーケネーセット)という一人掛けソファーがあるのですが(上の写真)、これを応接用に多客揃えたい、というのが今の自分の希望です。

このモデルはSTRANDMONよりは一回り小さめで、お値段も3万円を切っています。肘掛けの高さやSTRANDMONとよりは圧迫感がないデザインが気に入っています。来客者向けに座ることをオススメするのであれば、先に紹介したSTRANDMONはちょっと仰々しい感じですが、このEKENÄSETであればサッと座りやすい事でしょう。

一番最初に紹介したニトリのロゾは実際に座れるのは3人が限度で、お値段は12万円以上します。このEKENÄSETを4脚揃えた方が安上がりで4人がしっかり座れます。我が家のようにリビングで映画の上映会や音楽鑑賞をするのであれば、座る場所を自由に移動出来る一人掛けソファーの方が都合がよいのです。

リビングにこういう一人掛けのソファーを多数並べると応接室っぽい感じになるので、部屋の雰囲気にそぐわないということもあるでしょう。選ぶ椅子、それを何脚揃えるか?というのは非常に悩ましいポイントになります。ウチは来客者多めでリビングが広いので、ロゾを処分したらこういう一人掛けのソファーを並べたいと思っていますが、こういうニーズは少数派でしょう。

あと折角のソファーなのに横になることが出来ない、というのは人にとっては大きくマイナスでしょう。ロゾみたいなカウチソファーは少数がグータラするには最高のソファーですからね。

結論

3種類のソファーについて色々とケーススタディ的に語ってきました。自分は一人掛けのソファーが気に入っていますが、実はこのソファーの近くにはベッドがあります。だから横になりたくなったら、ベッドに寝ればよいので一人掛けのソファーで不満はないのです。リビングとかで横になりたいという欲求があるのであれば、フローリングにラグを敷くか、横になれるサイズのソファーを置くしかありません。

汎用性の高いソファーの選び方としては、長椅子タイプのソファーが万人向けだと思います。座面や背もたれの硬さ、利用人数に合わせた横幅などを考慮して選ぶのがよいと思います。人数的に余裕を持たせて大きなサイズのソファーは選ばずに、ソファーからあぶれる人が座る1人掛けのソファーを1脚買い足すというのもいいと思います。この辺は設置場所のスペース等から考えてみてください。

部屋が狭いけどソファーを置きたいという人は、前述のフランスベッドのソファーベッドはおすすめです。他のソファーベッドは知りませんが、このフランスベッドのスイミーというソファーベッドは高いですが、ちゃんとベッドとして毎日の使用に耐えるクオリティです。ボックスシーツが使えるので寝汗や汚れも大丈夫ですし、クッションがウレタン等ではなく通気性のよいスプリングなので、寝汗等の湿気が籠もったりする事もありません。普段は殆どベッドとしてグータラと使って、来客時やシャッキリしたい時にはソファーにして使うという気分転換も出来ます。

賢い選び方としては、IKEAや大きな家具のショールーム等に行って一通りのソファーを座ってみて、自分の好みのクッションの硬さや生地、肘掛けの有無や高さ、家のインテリアに合いそうな色や形状などを把握しておくことをオススメします。IKEAは特にいろいろな種類のソファーがあって座ることが出来るので、好みを把握するには最適でしょう。

ソファーは一度買ってしまうと処分するのも大変なので、あまり安いものはオススメしません。長く使える家具ですので、価格等で妥協はせずに自分がピンと来た好みのモデルを買った方がよいです。置く場所や環境でかなり評価が変わる家具でもあるので、引っ越しの予定があるなら一旦導入は見送ったほうがよいと思います。

あと個人的にリビングに置かない方がいいと思うのが、IKEAの看板商品のPOÄNG/ポエングです。普通の一人掛けのソファーより横幅が広くてかさばる上に、座ったり立ったりがが大変です。一度買いましたけど、TVを見たりちょっとお茶したりするにも不便だったのであっという間に手放しました。あそれはリビングに置くソファーではなく、ソファーに座ることだけに集中する安楽椅子です。

最後にソファー選びは悩んでいるウチが非常に楽しいので、IKEAやニトリなどの種類が置いてあって実際に座れるお店で色々と座って考えて、あーだこーだーシミュレーションすることを楽しんでください!

 


 

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