昔からLiSAのファンというわけではないのですが機動戦士ガンダムNTの主題歌の「narrative」あたりから、LiSAの歌が良いな、という感じでアルバムやライブビデオを集めていました。特にライブパフォーマンスが非常に良かったので、一度はライブに行ってみたい!と思っていました。
コロナ禍の緊急事態宣言が解除されて、12月にLiSAの10周年であるLADYBUGアルバムのツアーのファイルナルの追加公演が武道館で2日間開催されることになりまして、その2日目のチケットを取りました。追加公演ということもあって、チケットは希望していた人はほぼ取れたようです。
東京で開催される夜のライブに新潟から参加するパターン
まずライブは日程が決まっているので早めに新幹線の予約が取りやすいです。上越新幹線の新潟-東京は一ヶ月前に予約すると35%オフで片道6,850円で抑えるのは基本中の基本です。大体は17~18時から開場となるので、14時台に新潟を出て16時過ぎに東京に着くようにします。
今回のLiSAのライブは武道館ですから、東京駅から大手町まで歩いて東西線で2駅で武道館最寄りの九段下駅です。30分あれば十分に東京駅まで移動出来るので、21時40分の上越新幹線の最終に乗るなら21時ぐらいに会場を出れば間に合うでしょう。ライブツアーなので、他の開場での終了時の呟きからライブは2時間半ぐらいで終わることが分かったので、18時開演なら21時までには終わると思われるので日帰りにしました。
新潟駅前に車を駐めて新幹線で上京
仕事は午後休を取って、14時ぐらいに新潟駅の南口に借りている月極駐車場に車を止めて新幹線ホームに移動します。帰ってくる頃には在来線は全て終わっているので車がないと自宅まで帰れません。あと最近はApple Watchに入れたSUICAをかざすだけに新幹線改札が通過できるので便利になりましたね。
上越新幹線は便で所要時間が異なりますが、14時14分新潟発の新幹線は、新型車両かつ所要時間が1時間46分と短いので非常にお気に入りです。新幹線ではノイズキャンセリングヘッドフォンをしてひたすら寝ます。
東京はあいにくの雨でして、新潟より寒いのでは?という天候でした。でも東京駅から大手町の駅までは地下道でつながっているので、東西線で九段下の駅を出るまで傘の出番はありません。
九段下の駅を利用するのは、毎年1月に開催されていたハンドメイドバイシクル展の見学の時ぐらいですが、東京はこういう文化的なイベントや会場が沢山あって恵まれていますね。ただ月に1回も味わえれば十分だな、と冷静に考えて新潟に移住したので自分の中では納得してます。
可能性として「思いたったらフラッと刺激的な町歩きをしたい」という意味では東京は最高ですが、実際に住んでいた時も可能性に満足してしまっていたような気がします。実際に出かけた回数を考えると、そういう便利さを感じていたのは月に1回ぐらいなんですよね。
この辺をスパっと割り切れると、新潟みたいに思いたったら2時間で東京に出れるところで生活する、というのは理に適ってます。
話が脱線仕掛けましたが、九段下の駅の出口を出ると北の丸公園の入り口のところに武道館があるので、駅を出て徒歩5分ぐらいで武道館の前まで移動出来ます。
あいにくの雨ですが、雨をしのげる場所があまりないので、入口の田安門あたりに人が貯まっていました。
16時30分ぐらいに現地に到着して、物販とかFCブースなんかを見て回ります。武道館の正面には大きな横断幕が掲げてありました。
自分は一般抽選でチケットを取ったので、アリーナは無理で2Fスタンドでした。ファンクラブがあるアーティストの場合、やはりファンクラブ先行抽選出ないと良い席はとれないです。
あと武道館の場合、スタンディング禁止席というのがありまして最前列などが割り当てられるので、座ったまままでもOKであれば、そちらを希望した方がいい席がきます。ただ、数は少ないので自分も抽選の第一希望はそちらにしたのですが抽選に漏れて普通席となりました。
17時に開場となるので2Fスタンド席の待機列に並んで時間通りに入場。検温と配布物の受取を済ませて指摘された席に向かいます。武道館は周囲を全て覆うようにスタンドがあるので、東西南北のブロックの中では南向きが基本的には正面ですが、ほぼ全方向から見えるようにステージ演出されています。
自分は東ブロックの2階席の中断あたり。武道館の2Fスタンドはかなり角度がありまして、前の人が邪魔でステージが見えないと言うことはないです。二階席とかイマイチかな?と思ったけど、武道館自体があまり広くないのでステージもなんとか見えます。モニター正面だったこともあり、一般席としては悪くないほうだったかな。1Fアリーナ席は数が本当に少なくて、こりゃファンクラブ先行抽選じゃないと絶対に取れないかな。
LiSAのライブは初めてなのだよ
LiSAのライブは初めて、武道館も生まれて初めてです。余談ですが、大学の入学式は武道館だったんですが、自分は出席しなかったんですよね。
18時に開演なので入場してから1時間の待ち時間がありました。今やレコード大賞受賞の紅白歌手である国民的な人気アーティストになったLiSAだけあって、ファン層は非常に広いです。ただ、隣が小学生連れの親子だったのは驚きました。平日の18時開演だから、時間ギリギリになってやってくる人も多数です。大体、8割ぐらいの座席は埋まっていたように思います。
開演と同時に武道館の照明が落ちて、ステージと屋根に投影されたツアーロゴなどの幻想的な空間に変貌します。魔法のような夜の始まりです。
セトリとは雰囲気については、以下の記事を読んで貰った方が伝わりやすいと思います。
【WEB】音楽ニュースサイト「Real Sound」にて12/8(水)に開催されたLiSAのライブ「LiVE is Smile Always~LADYBUG~」日本武道館公演のライブレポートを掲載いただきました。
是非チェックしてください!https://t.co/OZS7O6yuz1#LiSA#LiSA10th#LADYBUGツアー#RealSound— LiSA_STAFF (@LiSA_STAFF) December 18, 2021
ライブパフォーマーとしてLiSA
いやー、もうライブ手慣れているなぁ、という感じがヒシヒシと伝わってきます。バンドメンバーやダンサーとの掛け合いなども一体感があるし、衣装替えの待ち時間のパフォーマンスも手を替え品を替えて飽きることがない。
2曲目に新曲の「白銀」でお客さんをヒートアップさせて、「GL」「ノンノン」みたいなダンサーもノリノリな感じでペンライトを振るのが楽しくなってきます。ちなみに今回のライブは発声NG、スタンディングと拍手などはOKです。エロ格好いい「わがままケット・シー」も良かったですね。
衣装替え観客いじりのリズムゲームのパートなんか非常に作り込んであって、LiSAのナンバーに合わせて3つの難易度で足や手を打ち鳴らすリズムゲームが非常に楽しかったですが、そこからの流れでリズムパートが印象的な「play the world! feat.PABLO」でドンドンと鳴り響く打楽器。PABLOが「自分がライブでこれをやるのは最後かも!」というMCがありました。この辺で中盤です。
今回は円形のステージになっているのですが、その外周部が高速でメリーゴーランドのように回転するようになっています。ここに立てたポールに捕まって円形ステージの外縁を高速回転しながら、ポールに捕まったまま「RUNAWAY」をLiSAが熱唱。目回っちゃうんじゃない?というぐらいに高速回転してましたよ。外縁部に花火が出る演出があったんですが、回転したLiSAが近づいてくると花火が消えるという制御に感心しましたw
そして10年の歩みを振り返りつつ、その思いを込めたアカペラから始まった「シルシ」は良かったですねぇ。ジーンときちゃうよ。終盤にさしかかり、鬼滅の刃のナンバー「炎」で武道館の照明は赤一色に炎の演出になり、新曲の「明け星」ときて「紅蓮華」の3連続を熱唱。この3曲は外せないですよね。
そこからクライマックスは「ROCK-mode’18」「Raising Hope」というヒットナンバーをもってきて、〆は「ハウル」。うーん、いいセトリでしたね。
アンコール待ちの映像で10年のLiSAの歩みが流れて、これまでの苦労がしのばれる内容でして見入ってしまいました。LiSAはもうしょっちゅう泣いちゃっていて、クライマックスでは感極まってメイクさんがLiSAの目の周りの化粧を直していましたね。そのくらい、感極まっていたり緊張したステージだったようです。
昨年ブレイクしたとはいえ、大成功まで10年だもんね。最近からLiSAを聞くようになった自分ですが、アニメシンガーからスタートして苦労したアーティストさんを沢山知っているので、苦労したんだろうなぁ。麻枝准がLiSAに「十字架を背負わせてしまったかもしれない」と言ったとインタビューで知りましたが、本当に苦難も多かったんでしょうね。
しかし、「いろいろとあったけど、最高に今日もいい日だ」っていう挨拶で、「Another Great Day!!」で魔法のような夜もおしまいです。
日帰りは時間が気になって集中出来ない
やはり最終日はカメラが入っていたり、MCが長かったり、最後の曲が終わったところで20時半を超えていました。21時ぐらいに武道館を出れば、最終の新幹線には十分に間に合うと頭では分かっていましたが、全てが終わってから主催側の案内で順番に退場になります。これが運が悪いと20分ぐらいは待つ可能性もあります。
最後の楽曲が終わって、フィナーレで挨拶をしているタイミングで周りを見てみるとポツポツと抜け出して移動を始めている人がいます。最後の最後まで見ていたいけど、このタイミングで退出すればスムーズに外に出れます。実はアンコールに入ってからは、退出時間とトイレに行きたいのが気になってしまって集中出来なかったんですよね。
そんなわけで最後のフィナーレの前に退出しちゃいました。これなら絶対に新幹線の最終には間に合います。まだ退出した人も殆どいなかったので、終了後の武道館前に帰りの人はまだいません。
雨の中、九段下の駅に無事にたどり着いて、トイレを無事に済ませて時間を確認すると21時前でした。21時40分の新幹線は余裕ですね。ただ、これなら最後まで見てから整列退場してても間に合ったんじゃないかな?うーん、この判断は正しかったのか?が気になってしまいます。
11月の幕張のマクロスフロンティアのライブは終わった後にホテルで1泊して、翌朝の始発で帰ったので時間が気になることはなかったんですが、今回のLiSAのライブも宿を取れば良かったかな。ただ、ホテルを取ると翌日が6時の新幹線に乗るために早起きして、新潟について自宅に戻ったらすぐに在宅勤務開始になるんですよね。それはそれで慌ただしいです。
コロナ禍においては大物アーティストでもライブが週末ではなく平日の開催が多くて悩ましいです。早く週末を中心としたライブスケジュールに戻ることを祈ります。
最終の新幹線に乗って、0時過ぎには自宅へ
大手町から新幹線ホームに向かいますが、上越新幹線は出発の数分前じゃないと清掃が終わらなくて乗車出来ないので、晩ご飯のお弁当でも買ってから乗車します。ただ、21時ぐらいの平日の東京駅の駅周辺では、既に人気の駅弁は売り切れていますし、百貨店とかのお弁当を買いに行く程の時間の余裕はありません。
しかたなく、ファミリーマートでシューマイ弁当とお茶を買って、それを食べて新潟に帰ります。
最終の新幹線は21時40分発ですが、往路とちがって全ての駅に泊まる鈍行新幹線。新潟に到着するのは23時55分と2時間15分もかかります。
あまり新幹線に乗らない人は旅情を求めたりするのでしょうが、自分は若いときから仕事で上越新幹線は数え切れないぐらい乗っているので、もう旅もへったくれもなくて、少しでも時間が短くて快適な便がいいです。二階建てMaxとか廃止になってくれて本当に良かった。この辺は鉄道好きな人や思い入れのある人とは意見の異なるところでしょうが、年間に20回以上も往復で新幹線に乗っていると本当に飽きます。
お弁当を食べたら寝ようと思いましたが、ライブの余韻もあって寝れません。車を運転して帰らないといけないのでビールも飲めません。外は真っ暗で景色も見れません。2時間が長いなぁ、と感じることしきりです。何とか定刻に新潟駅に到着。
そこから車に乗って自宅に帰ったのは日付が回った0時半。お風呂に入って深夜1時には寝ましたが、明日の朝に始発で移動するよりは圧倒的に楽ちんです。ただ、ライブを楽しむという意味では日帰りや翌日の始発帰りは慌ただしいです。
LiSAのツアーは地方も結構回ってくれるので、東京じゃなくて他の地方でのライブを狙ったほうが面白そう。地方公演は既に以前のように週末が中心なんですよね。
次のライブでの状況は1月9日(日)の横浜でのマクロス7の熱気バサラのライブです。FC先行で羽田と横浜を申し込んで、横浜だけチケット当たりました。横浜は日曜日開催なので、横浜の方が第一希望でしたので嬉しい限り。三連休の中日なので、東京駅前のホテルを取りました。後泊して、翌日はお昼ぐらいにノンビリと新潟に戻る予定です。
【チケット情報】
MACROSS 7
BASARA EXPLOSION 2022
from FIRE BOMBERチケット一般発売(先着順)
12月17日(金)18:00より開始!https://t.co/xQvnbgZQk9
※売切れ次第終了出演
福山芳樹(熱気バサラ 歌担当)ゲスト出演
神奈延年(熱気バサラ役)#バサラ #マクロス7 pic.twitter.com/wDxh73pyEH— 「マクロス」公式アカウント (@macrossD) December 14, 2021