Xiaomi Mi 11 Lite 5GとPad 5をセールで買う

以前、利用していたOCNモバイルONEのセールであり得ない値段でXiaomiの端末が売っていたので、つい買ってしまったよ。

XiaomiのMi 11 Lite 5GとPad 5で57000円

OCNモバイルONEは回線と端末をセットで、頭おかしいだろっていう価格でセールすることで最近有名ですが、その中でも今回のセールはあまりにもお得だったのでポチってしまった。

XiaomiのMi 11 Lite 5Gという普通に使える5GのAndroidスマートフォンと、10インチのAndroidタブレットであるPad5がセットで57000円でした。

Mi 11 Lite 5GもPad 5もSIMフリーのモデルを普通に購入すると4万円強という値段でして、前者はMVNOの回線とセットで2万円台で買えることが多いようですが、発売されたばかりの高性能タブレットのPad5を合わせて57000円ってのは安すぎる。

ちなみに契約する回線は電話番号付きのデータ1GBのコースでOKなので月額770円である。契約の縛りはないのですが、あまりにも早く解約するとブラックリストに入ってしまって、今後OCNモバイルONEと契約出来なくなるという噂がある。なので、自分は1年は維持しようと思っているが、通信料金を加えても価格は安すぎる。

ちなみにOCNモバイルONEは5G通信が出来ないのですが、ウチの方では4Gがメインで5Gの電波が来ていないのです。あと東京でOCNモバイルONEをメインで使っていた3年ぐらい前は回線速度が遅かったのですが、現在は改善されているそうな。

XiaomiのMi 11 Lite 5Gを開封

Mi 11 Lite 5Gは価格破壊のスマホとして、いろいろな所でレビューされてますし、Youtubeにもレビュー動画が沢山上がってます。自分の中で要約すると

  1. 軽くて画面デカくて動作速い(4万のスマホとしては)
  2. 顔認証と指紋認証とおサイフケータイ対応
  3. 防滴なので雨ぐらいなら大丈夫だけど水没NG
  4. カメラの性能もそこそこいい
  5. ゲームには不向きらしい

あと地味に付属品が多い。USB-Cのイヤホンアダプタとか、保護ケースが付属する。地出力の33Wの急速充電対応のACアダプタが付属するのも地味にありがたい。出力30W以上の小型のUSB-ACアダプタって買うと2000円ぐらいしますからね。

Mi 11 Lite 5Gは30W以上のACアダプタで給電すると急速充電モードに切り替わります。参考までに一緒に購入したPad5に付属するACアダプタの出力は22Wと一回り小さいです。

開封。159gの薄型なボディは、持った瞬間に「軽い!」と感じるレベル。8月に買ったPixel 5aに比べると明らかに軽い。

指紋認証も顔認証もあまり不満はない。動作はPixel 5aよりもちょっとキビキビしているし、有機ELで90Hz書き換えのディスプレイは綺麗….まぁ、いいや、こういうのは他のサイトのレビューでも見てください。Youtubeにもレビュー動画が一杯あるしね。

以後は自分の使い方と感想を中心に語っていくよ。

楽天のeSIM→物理SIM交換は手数料掛からない

Mi 11 Lite 5GはPixel 5aと入れ替えて使うつもり。つまり自転車に乗るときの音楽再生用のスマホとして使います。最近はAmazon Music Unlimitedでストリーミングで音楽を聴くことが多いため、流石にOCNモバイルONEの1GBのデータ通信では足りません。

Mi 11 Lite 5Gは5G通信に対応していますので、これまでeSIMでPixel5aで使っていたRakuten UN-LIMITの回線をMi 11 Lite 5Gに移すことにします。これで5G通信が使えますが、前述の通り新潟で対応しているところは非常に少ないですけどね。

Mi 11 Lite 5Gは物理デュアルSIM対応なのですが、sSIMには対応しておりません。楽天モバイルにオンラインで申し込みして、物理SIMに交換して貰う必要があります。オンラインで申し込んだ翌日には、ヤマトのメール便で物理SIMが届きました。

手続きの迅速さもそうですが、その手数料と送料が無料だったのには驚きました。ちなみに今年の4月に契約したので、まだ1年間の無料期間中につき、楽天にはこれまで1円も払ってないんですが、これは素晴らしいサポートですね。

OCNモバイルONEとRakuten UN-LIMITのSIMを2枚差したみました。特に設定をすることはなく2回線が無事に認識されました。物理SIMを2枚刺すとMicroSDカードは使えなくなりますが、本体に128GBの記憶容量があるので十分でしょう。楽天モバイルの回線をメイン回線とし、OCNモバイルONEの回線はサブにしますが、これだと多分、サブ回線の出番は全くなさそう。

そういえばMVNO系の電話番号付きの料金プランで残念なのが、電話番号を全く選べないこと。キャリアとかだと最後の4桁に好きな番号が選べたり、いくつかの候補の中から選ばせてくれます。という訳で好きな番号で使いたければ、MNPするのが当たり前というのが最近の常識なのかもしれないですね。

ベンチマークを比較してみる

iPhone12miniとMi 11 Lite 5GとPixel5aのGeekbench5で数値を比較してみた。流石にiPhoneはベンチの数字が素晴らしい。実際、なにをやってもサックサクだし、不満はない、ただし端末の値段はクソ高い。

真ん中のMi 11 Lite 5Gは4万円、回線とセットなら2万円ちょいなのでSnapdragon 780Gという700番台では上位のCPUなので、760Gを搭載しているPixel 5a(5万円台)よりも数値は良い。実際に使ってみると、ほんのわずかな速度差をこの二台のAndroid端末では感じるが、比較してみてやっと分かるレベル。どちらかしか使ってなければ、おそらく差は分からない。

3D系の性能を見るAnTuTu Benchmarkで比較すると、やはりiPhone12は頭一つ抜けている。

真ん中のMi 11 Lite 5Gですが、ベンチの数字だけを見るとPixel 5aよりもスコアで13万ptも高い。ただし、実際に3DゲームをやってみるとMi 11 Lite 5Gはベンチマークほどの性能は出ないとのもっぱらの評判です。自分はゲームはあまりやらないのですが、どうも高負荷を続けると発熱による速度ダウンが発生するようで、ゲーム画面がカクカクとしたコマ送り状態になるようだ。

む、なんか普通のスマホレビューっぽくなってきたな。ゲームだとMi 11 Lite 5Gはイマイチっていうのは、Youtubeで検索すると動画で一杯上がっているので、そちらで探してみてください。ゲームしなければ問題は無いんだけど。

サブとしてはアリなMi 11 Lite 5G

ここからが私の独自の意見でございます。Mi 11 Lite 5Gをしばらく使ってみたけど、もしAndroid端末をメインにするとしたら、自分ならPixel 5aを選ぶと思います。Mi 11 Lite 5Gはサブのスマホとしては良いけど、メインにするには「帯に短し、たすきに長し」という表現がピッタリだ。

メインとして使うのであれば電池の持ち、カメラの写り、防水性能あたりは自分としては譲れないスペックなんですよ。電池の持ちは電池が大きいPixel 5aの方が確実に持ちます。これまで使ってきたスマホの中でも、Pixel 5aは電池の持ちについては最強レベルです。

これはPixel 5aが画面書き換えの高リフレッシュレートに対応してない事、GoogleによるOSの最適化が進んでいることが理由かな。あと防水機能はお風呂でスマホをいじったりする自分には必須でして、防滴性能しかないMi 11 Lite 5Gはお風呂では怖くて使えません。

Mi 11 Lite 5Gのカメラ性能

カメラの性能については、Mi 11 Lite 5Gは期待していたよりは全然良かった、というのが感想です。安いスマホはとにかくカメラの写りが良くないんですが、こいつはなかなか優秀です。

朝の暗い時間の逆光気味でもそれなりに写ってくれます。普通の使用目的ならば、殆ど不満はないと思います。ただ、自分のようにカメラ好きからしてみると、暗部が潰れちゃって何もわからないという状態なのは残念です。

値段を考えたら十分ですが、iPhoneのカメラやPixel 5aに比べると確実に劣っていますね。Mi 11 Lite 5Gのカメラをリリーフ的に使う事は出来ますが、1台しか持たないのであればiPhoneやPixel 5aのカメラの方がいい。

明るいところでは他のスマホと遜色のない写りです。「値段の割にはよく写る」という注釈がついてしまうのは、仕方ないところです。あとカメラアプリのレスポンスがちょっとイマイチです。

派手なMi 11 Lite 5Gと堅実なPixel 5a

Mi 11 Lite 5Gは本体が軽くて薄くて、ディスプレイもデカイし、有機ELで90Hz画面書き換えでヌルヌルだし、アプリの動作も速い。ちょっと触っただけだと「これが4万円台とか安すぎて最強」という感想が出るのは至極当たり前だと思う。指紋認証&顔認証あり、Felica対応、デュアルSIMにマルチアプリにも対応してます。

だが、所々でドジっぽい欠点があり、細かい不満がだんだん見えてきます。たとえば標準のAmazon Prime VideoアプリだとHD再生が出来ないとか、色々とヘビーな使い方をすると本体が熱くなりやすいとか、電池容量が少ないので電池切れしやすいです。

私みたいにメインはiPhoneで、サブにAndroid端末をたまに触るというぐらいなら許せますが、スマホ好きでMi 11 Lite 5Gをメインに使っていると不満が色々と出てくると思います。現にYoutubeなどでは「Mi 11 Lite 5Gを○日使ってみたけど….」的な動画が一杯上がってます。

ああいうのをアップするYoutuberはスマホ大好き人間ばかりですから、細かいところでアラが見えてくるのでしょう。人間に例えると、スペックは最高だし美人さんだけど、付き合ってみると色々と残念な所が見えてくる感じ?

これに比べるとPixel 5aは堅実です。本体の外観は地味だし、顔認証なんか無くても指紋認証あればOKだろ?っていう割り切りも潔い。ベンチほどの差を感じないサクサクした必要十分な動作ですし、とにかく電池が持ちます。物理SIMが1枚しか刺さらないとかMicroSDカードが挿せないとか、色々とPixel 5aにも弱点はあるのですが、この条件は使っていて気になる所ではなく、最初に導入するときにチェックすべき弱点です。なのでPixel 5aは導入後のアラが目立たない端末です。人間に例えると地味だけど良妻賢母タイプ。

メインはiPhoneだからMi 11 Lite 5Gを手元に残す

メインとして使うならPixel 5aは良い端末だと思います。ただ、ガジェット系YouTuberは既にPixel 6に心が移っています。Pixel 5aは堅実で派手さがない端末ですが、Pixel 6aは凄いカメラの性能、変なデザイン、高リフレッシュレートに対応に対応した綺麗で大きな画面など、飛び道具満載のハデハデな端末なので、スマホマニアの心を捉えて放しませんw

スマホを複数台買うようなマニアは、弱点はあっても一点突破的な性能があったり、スペック的に派手な端末が好きなんです。自分ももれなくそういう人間でして、メインはiPhoneに全部任せるんだから、サブのAndroid端末は少々の弱点があっても構わないんです。なぜならサブ端末は触っている時間が圧倒的に短いから。

というPixel 5aは手放す事にします。Mi 11 Lite 5Gよりも1万円ほど高く売れる、というところもPixel 5aを手放す理由だったりします。

Pixelに関してちょっと納得かないのは、発売前の前評判がイマイチだったPixel 6ですが、発売になってGoogle独自のシリコンのCPUの性能が思ったより悪くないとか、本体の発熱も噂ほど酷くはないとか、カメラの写りが素晴らしいというところが分かってくると、YouTuberが手のひらを返すように絶賛しだした所ですね。

お前、1ヶ月前にはPixel 6は前評判が悪いからPixel 5aは良い端末!とか言ってたよね?とツッコミを入れたくなるようなYouTuberが一杯です。8月に発売されて2ヶ月で全く話題に上がらなくなるPixel 5aは、本当に地味過ぎたのかも知れません。

かといってMi 11 Lite 5Gも長く使うか?というと疑問です。なんだかんだで3~5万円ぐらいのミドルエンドのAndroid端末は競争が激しすぎる。そういえば、以前そういうのに疲れてiPhoneをメインに変えたんだよな、という事を思い出しました。

タブレットのPad 5について

一緒に買ったXiaomi Pad 5についてですが、うちでは昨年かったiPad Air4と入れ替えることが確定しました。
なぜならAir4は高く売れるから!

スペック的には4万ちょいで購入できるPad 5に対して、それよりも高いiPad Air 4のWiFiモデルがスペックで勝っているところはありません。強いて言えば、Pad 5は顔認証だけですが、タブレットは横にして持つためカメラを手で隠してしまうことが多いんですね。これは指紋認証のAir4の方が使いやすい。

AndroidタブレットはOSおよびソフトの最適化がiOSに比べてイマイチで、タブレットはiPad一択になっている状況だと自分は理解してます。iOSはちゃんとiPadという画面が大きいタブレットに特化してOSやアプリが作られているのに対して、Androidでは単に画面が大きいだけのスマートフォンと同じ動きになっているOSとアプリばっかりなんですね。

ただし、自分のタブレットの使い方はNASに入れている漫画などの電子書籍や動画の再生すること、YoutubeやDAZN、Amazon Prime Videoでのストリーミング動画視聴ぐらいでしか使いません。タブレットをクリエイティブ用途で使うならソフトウェアや周辺機器を考えるとiPad一択かと思いますが、コンテンツ消費マシンとして私みたいな使い方しかしないのであればPad 5は十分な性能です。

NASに入れてある動画を見るアプリについては、Pad 5の方が再生までの待ち時間が短く、シークでの動画の移動も高速です。電子書籍を読むアプリもPerfect Viewerという鉄板あります。そんな訳でPad5をメインのタブレットにすることにしました。

Pad5は画面が120Hz書き換えでヌルヌルと動きますし、CPUがSnapdragonの800番台と高速で、4つのスピーカーの音質もiPad Air4よりも良いです。ハードウェアでは確実にiPadに勝っているので、今後、GoogleもAndroidOSのタブレット最適化させていくようなので、それに期待ですね。

ちなみに私のような使い方しかしないのであれば、AmazonのKindle Fire HDとかの端末なら1万円台で同じようなことが出来るのでは?と思う方もいるかと思います。ただ、実際にKindle Fire HDとかを買ってみて使うと分かりますが、液晶の質やCPUの遅さ、イマイチ使いにくいAmazon仕様のOSなど、実際に使うとストレスが貯まるのでiPadとかを盛っていると絶対触らなくなります。実際、自分はこれまで2回ほど同じ経験をしております。

総括

57000円で買ったスマホとタブレットをメインにすることで、Pixel 5aは4万円で売却見込み、iPad Air4は65000円で売却決定しました。

そんなわけでトータルではかなりお得な買い替えとなりました、というところが今回の記事のポイントです。ただし、57000円で購入できたスマホとタブレットを1年使って買い替える時になると、リセールバリューは絶望的に悪いんですけどね。

なんだかんだでApple製品やPixelなどはメーカーの信頼度からリセールバリューが高いですね。

 

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