寝具にはこだわる男のベッド買い替え

先週、公開した落合さんのギネスチャレンジのサポートの記録は大勢の方にアクセスいただきまして、ありがとうございました。久しぶりの自転車ネタだったので、気合いを入れて書きましたよ。

今日の更新は9月末に買い替えたベッドのお話でございます。殆どの人には興味の無いお話だと思いますが、日記として記録を残しておいて、完全に忘れた頃に自分読み返すのを老後の楽しみとしております。なので、極めて個人的なエントリーであることをご了承ください。

これまでの寝具遍歴

昨年、新潟に引っ越すまでは品川の武蔵小山のワンルームに6年住んでいたのですが、そのときに使っていたメインの寝具はマニフレックスの三つ折りのマットでした。

マニフレックスの三つ折りマットは省スペースで快眠!

寝具は良いものを買うと非常に長持ちするので、できるだけ良いものを買うことにしています。

過去の寝具遍歴

大学生の時は布団とか粗大ゴミ置き場から拾ってきたマットレスとかで適当に寝てるぐらい寝具にはこだわっていませんでした。30歳ぐらいの時に仕事でつくばに3年住んでいた時も、ベッドではなく普通の布団寝てました。

寝具に目覚めたのは、2004年に清水の舞台から飛び降りるつもりで購入した12万円のセミダブルベッドを買ってからです。当時の自分としては高額な買いものでしたが、やっぱり高い物は寝心地が良いです。

ここで、ちょっと過去の寝具の遍歴を振り返ってみましょう。

2004年:我孫子在住時に柏のニトリでセミダブルのベッドフレームとマットを買う
2011年:横浜の二俣川に引っ越し。ベッドはそのまま持って行く
2013年:品川の武蔵小山に引っ越し。ベッドはそのまま持って行く
2016年:(上の記事)ベッド処分との三つ折りマット、大型ソファー導入。
2019年:新潟の家にマットと大型ソファーを移動して、品川ではソファーベッド導入

という感じで寝具を入れ替えていました。

正直に言うと、2016年の大型ソファー導入は大失敗で、ああいうL字の大型ソファーは新築した新潟の家のリビングぐらい広くないと駄目でしたね。このソファー導入がなければ、多分、我孫子で買ったベッドをまだ使っていたと思います。

我孫子で購入して12年使ったマットレスとベッドフレームを処分する直前の写真です。醤油をこぼしてしまったシミはあるし、ベッドフレームのカバーの青色もすっかり色あせていたけど、マットのスプリングそのものは全くヘタってなかったのです。

2004年の購入だから、32歳の時に12万も出してベッドを買う、というのは自分としてはかなり思い切った買物でした。自分はデブで重いので、堅いマットじゃないと体が沈みすぎてしまうので、ポケットコイルのベッドとかは非常に苦手でした。あれは軽量で体の凹凸が大きい女性向きなマットレスだと思います。

購入当時、ニトリの店員さんに「とにかく長持ちします!」とフランスベッドのダブルスプリングを薦められたのが写真のマットレスでして、その言葉を信じて買いました。ニトリで並んでいるベッドとマットレスの中では、一番高い方のモデルだったかな。

たまにマットをひっくり返したりとローテーションして、均一にヘタるようにという風に気を遣ってましたが、12年間使ってもヘタりがないのは凄かったです。フランスベッド最高! という刷り込みが自分の中で発生した瞬間です。

ここ数年使っていたソファーベッドについて

上の記事で書いたマニフレックスの三つ折りマットですが、実際には3年しか使わずに新潟の家に持って行きました。現在はお客様用の布団として非常に重宝してます。高反発ウレタンなのですが、購入から6年経過してもヘタることなく使えています。

実家建て替え3 完成~引き渡しから住めるようになるまで

2019年のGWに新潟の家に品川から家具を移動した話などが、上の記事に記録に残っています。ハイエースをレンタルして大型ソファー、マニフレックスの三つ折りマット、昇降テーブルを新潟に持って行ったんですよね。

品川の家からソファとマットレスが無くなったので、さて寝具をどうしようか?ということで新たな寝具を検討します。マニフレックスの三つ折りマットは寝心地は不満なかったんですが、品川の家は押し入れがなくて常に出しっぱなしだったので、見た目が良くなかったんですよね。

結局、2019年の4月に家具移動の前後に購入したのが、ベッドとしての性能に優れたソファーベッドです。ちなみに新潟にマットを持って行って、このソファーベッドが届くまでの数日間は床で寝てましたw

購入したのはフランスベッドスイミーM2 レギュラーです。ソファーベッドというのは、普通ソファーとしての使い勝手を重視していて、ベッドとしての性能はイマイチというものが多いです。ソファー寄りのソファーベッドはウレタンフォームとかがクッション材なので、ベッドとしては柔らかすぎるのです。

ソファーとしてはウレタンフォームなどのクッションで十分ですし、安価に製造できます。ソファーベッドのボリュームゾーンは3~4万円ぐらいですが、正直言ってこれらのソファーベッドはソファーとしての利用がメインで、ベッドとしての利用は来客向けに非常時に使う、という感じの製品なのです。

このスイミーM2はベッドとして使うのがメインで、ソファー機能がおまけという感じの変わった製品です。フランスベッドらしくベッド用の高密度連続スプリングを使っています。なので、ベッドのような固さと反発力があります。その分、お値段がソファーベッドとしては高めですが、自分は通販で75000円で購入しました。

このスイミーM2、実際に使ってみると非常に良く出来た製品でした。試さずに通販だけで購入したのですが、Youtubeで商品紹介の動画などは非常に参考になりました。普段はベッド状態にしておいて、来客時にはソファーに変形してましたので、部屋はかなり広くなりましたね。ちなみにソファーとしての使い心地はイマイチではありますが、ベッドに腰掛けるよりは背もたれがある分マシです。

設置場所ですが、ソファー状態で背もたれを壁から10cmも開けておけば変形可能でして、座面側を持ち上げて背もたれを床に水平になるまでスライドさせて、座面側を押し込むとロックが外れますので、あとは座面側をゆっくりと降ろします。

こうすると普通のベッドと同じように平らになります。中央に少し凹みが出来るのは構造上やむを得ないですが、寝るときは気にならないですね。一人で簡単にソファーとベッドが数十秒で変形出来ます。

前述した高密度連続スプリングを使っているので、ベッドとしての性能は申し分なく非常に固い感じです。ちなみにこのスプリングはフランスベッドのみが日本国内で製造出来る技術で、一般的に網のスプリング(ボンネルコイル)のマットはポケットコイルのマットより安物、と解説されていますが、フランスベッドのマットに関しては当てはまらないですね。

前のマットレスに醤油をこぼしたシミを作ってしまった反省から、スイミーM2には防水シーツをカバーとして掛けています。これはシングルベッド用のボックスシーツですが、これを掛けた状態でもソファーとベッドの変形は可能です。

このシーツを常時掛けていたので購入から6年経過しましたが、まだ綺麗な状態です。2020年の8月に新潟に完全に引っ越ししたときに、このソファーベッドを二階の寝室に設置して1年ほど使っていました。

ソファーベッドの弱点

フランスベッドのスイミーM2 レギュラーは縦横が1100x1900mmというサイズです。これはセミダブルベッドの横幅1200mmには及ばないもののシングルよりは横幅があります。ただし、縦方向は一般的なベッドより50mm短いのです。

自分は身長が178cmですが、長辺方向が190cmだと横になって電子書籍なんかを読んでいる時、足先は常にベッドからはみ出ています。あとソファーベッドはヘッドボードがないので、どうしてもマットレスのギリギリに頭を置いて寝ることが難しく、足がはみ出ちゃうんですよ。

セミダブルのマットレスは通常1200x1950mmなので、スイミーM2レギュラーより横幅で10cm、縦に5cm大きいだけなのですが、横幅が広がると人間はやや斜めに寝るので、数字以上に広く感じるんだそうです。そういえば前に使っていたセミダブルのマットでは足がはみ出るとかで悩むことは無かったな。

ベッドの新調を決意した2021年9月ですが、在宅勤務による運動不足などが重なって五十肩と肩こりが酷くかったのです、肩にずーっと低周波治療器を貼っていたり、マッサージ器で肩を叩きながら仕事をしてました。

ベッド以外にも原因はありそうなのですが、まずは寝具を見直さないと駄目だな、と8月ぐらいからずーっと悩んでいたのです。この辺の五十肩対策については、別途、記事にしようと思っています。

よろしい、ならばベッドを新調しよう

我慢が限界に達したので、普通のベッドの購入を検討しはじめました。とはいえ、こういうのはネットで調べていてもよく分かりません。本当にいい家具を通販んで買うのは難しいんです。スイミーM2は通販で調べて買いましたが、ソファーベッドとしては想定外に優秀ではありましたが、本物にベッドには敵いません。

ベッドは実際に見て、横になって試して気に入った物を買わないと後悔しそうです。ネットで調べるのは適当なところで切り上げて、まずはブツを見に行こうと思います。

フランスベッドのショールームへ

2016年のソファー導入の時は五反田のTOCとかを見に行ったので、真の富裕層が買うような海外製品がずらりと並んでいて目がクラクラしました。なので結局、ニトリとか島忠とかに通って決めたんです。

ただし、ニトリはリーズナブルな価格層の製品が中心です。自分はもう50歳だし、今回はそれなりに良い寝具を買おうと思います。34歳の時にフレームとマットで12万円だしているんだから、今回は25万ぐらいは出せるかな、という予算感だとニトリでは物足りないです。

そういえば新潟のDEKKY401にフランスベッドのショールームがあって、たしか女池に移転したんだっけ?と思い出して調べたら、丁度この週末にセールをやっていました。思い立ったら、即行動。車を走らせて25分で女池ICの近くにある、フランベッド新潟ショールームに到着です。

土曜日の夕方16時ぐらいに一人で行ったので、他のお客はカップルが2組ぐらい。豪華な内装にクラクラします。おいている商品がさりげなく試せるようになっていて、値札の表示は殆ど見えません。値段にこだわるような方はお相手じゃないのよ!という事なのでしょう。

とはいえ、IDC大塚家具とか五反田TOCの上層階の輸入家具店なんかに比べれば、フランスベッドは国産メーカーなので、少し頑張れば買えるという値段付けなはずです。愛用しているスイミーM2も展示されていて、少し心が落ち着きます。

お客さんが少ないということもあり、店員さんがさりげなく近寄ってきます。まだ調べ始めたばかりで他のお店も回ってないけど、フランスベッドは良いものだ!と脳みそにすり込まれているため、条件に合うものが見つかったら買っちゃってもイイかな?という気持ちもあります。

シモンズは自分が苦手なポケットコイルだし、シーリーはホテルとかによく設置されているのですが、ねた感じが特にピンと来なかったです。これから死ぬまで使うかもしれない事を考えると、無印良品とかニトリの製品ってのもワクワクしないなぁ、という気持ちもあります。俺は寝具にはこだわりたいんだよね。

店員さんにストレートに希望を伝える

接客に近寄ってきた女性店員さんに、ストレートに希望を詳しく伝えます。なんかクドクドと説明するのってカッコ悪い!とか昔は思っていたのですが、初対面の人にはこちらが詳しく伝えないで、相手に理解して貰うことは無理です。これは仕事で逆の立場になってよく分かりました。

そもそも日本人は高倉健のように寡黙な人を評価する傾向がありますが、あんなにしゃべらない人相手に、接客して、相手の希望通りの物が提案できるハズもありません。ここは恥ずかしがらずにストレートに希望を伝えます。

「東京から新潟に戻ってきて、東京で使っていたソファーベッドが小さくて眠りが浅く肩こりが酷いです。寝室が広くなったのでセミダブルの普通のベッドを導入したい。昔、フランスベッドの二重スプリングの上部なマットが長持ちしてとても良かったので、できるだけ堅めのマットレスを探している。ベッドフレームも一緒に購入する」

だいたい、こんな感じでスパッと伝えた。早速、店員さんが何種類か候補のマットとフレームを挙げてくれたので、それらを見たり寝てみた蹴った、提案して貰った物の中で二番目に高級なマットレスとフレームが良い感じでした。それが下の写真のベッドです。

マットはDD-BAE-プレミアムというフランスベッドが高級ホテルの納入している特別モデル。ネットで検索しても普通は販売していないモデルみたいで、情報が少なく価格の相場が全然分かりません。

試しに横になってみましたが、かなり固い。反発力も強くて寝返りも打ちやすいです。スプリングの軋み音なども殆どしません。何せ厚さが30cmもあります。

で、ベッドフレームに小さく貼ってある値段表を見てみるとセミダブルのマットレスが35万円!

まぁ、20万も出せばそれなりにいいフレームとマットを買えるだろう、と思っていたのですが、久しぶりにクラクラきました。確かに凄く固くて反発力があって、とてもいいマットですし、ベッドフレームも格好いいです。

しかし、いきなりマットだけで予算を軽くオーバーしてしまうと、たじろぎますね。

高密度連続スプリングが二重に入っているだけでなく、表面に東洋紡の開発したブレスエアーという構造体が入っています。東京オリンピックで選手村の段ボールベッドの上にマットとして敷かれていたのは、エアウィーヴ社の同様の構造体ですが、ブレスエアーの方が潰れにくいとのこと。

ちなみに最上位のマットであるはDD-BEAーロイヤルは両面にブレスエアーが入っています。このモデルは片面だけなので、少しだけお値段が安いのです。このセミダブルのマットとベッドフレームであれば、展示品を安く販売できるということなので、少し期待して見積もりを出して貰いました。

「この展示品であれば、ベッドフレームが10万、マットが25万で35万円です」

当然のごとく予算オーバーですが、かなり気に入ったのは事実。流石も即決は避けて、動揺を隠して名刺と見積書を貰って「一人では決められないので、一度出直します」と一時退却してきた。どうせ一人で決めるしかないくせにw

明日までセールをやっているので、電話をいただければ確保しますよ!という店員さんのお言葉。あとは家で色々と調べて理論武装して、35万という値段を自分の中で正当化するだけです。

一時撤退で冷静に製品を吟味する

34歳で12万のベッド一式を買うのも大変だったけど、50歳で35万のベッド一式を買うというのも心は穏やかではない。比較として、ニトリで一番高いベッドとどのくらい違うか試してみよう!と思いつきます。

ニトリも行ってみる

フランスベッドのショールームの帰りに、アピタ亀田にあるニトリに立ち寄りました。

ニトリは新潟に戻ってきてからは行く事は無かったけど、コロナ禍で自宅籠もりが増えた影響で業績は絶好調らしい。久しぶりに行ったニトリでは、全てが安く見えた。ソファーもベッドもテーブルもみんな安い。なんてお買い得なんだ!

ベッドコーナーでひたすらマットレスを試す。半分以上は「こんな柔らかいマットで寝れるか!」と言う物ばかり。ニトリは少し上位のマットレスではポケットコイルスプリングの製品が多く、私の好みに合わない。

そんな中で一番固いマットレスが上の写真のもので、お値段はセミダブルで7万円。フレームは5万円ぐらいなので、新品で合わせて12万円である。

これはニトリの店頭の中では一番高い方の組み合わせなのですが、さっきのフランスベッドで貰った見積もりの1/3である。何度も試しに横になって見たが、このマットレスにはゾクゾクしなかった。フランスベッド大好きな自分としては、先にフランスベッドで気に入ったものを見てしまったら、やっぱり色眼鏡で他の製品を見てしまう。

という訳でニトリのベッドは無しだな、と冷静になって、家に戻って、色々と調べることにする。

睡眠は人生の1/3。そして20年は使える

人生の1/3はベッドで過ごす時間である、というのは昔あったTVコマーシャルだが、確かに睡眠時間+ベッドでウダウダしている時間は合計8時間はあるだろう。

貰った見積を見て型番等を検索するが、本当にこのマットについては情報が少なく、価格の相場が分からない。再度の型崩れしにくいプロウォール、二重の高密度連続スプリング、ブレスエアー、除菌機能糸「アグリーザ」の採用など、最高級スペックだ。

まさに「一番いいのを頼む」と言ったらオススメされるマットレス、という感じ。

ちなみに仕様だけなら、LT-7700 PWが近いのですが、こっちは厚さ28cmしかなくて2cm薄い。いや、28cmでもマットとしては分厚い方なんだけど、今回オススメされたDD-BAE-プレミアムの30cmが厚すぎるんだと思う。

ちなみにLT-7700PWの実売は新品で25万ぐらい。展示品とはいえもっと高級なDD-BAE-プレミアムが25万というのはむしろ安いのかも? ちなみにベッドフレームは新品だと13万ぐらいなので、これが展示品で10万というのは普通に安い。見た目も好みだしフレームはこれでOKだな。

というわけで納得できたので、一時撤退の翌日の夕方にまたショールームに行ってきた。昨日も接客して貰った店員さんが「お待ちしておりました」と寄ってくる。

念のため同等スペックのLT-7700 PWと、DD-BAE-プレミアムの更に上位である両面にブレスエアーを入れたDD-BEA-ロイヤルを試してみる。あんまり違いは分からなかったが、前者は新品で25万、後者も新品しかなくて35万だった。展示品とはいえDD-BAE-プレミアムが25万はお買い得だなと納得できた。

ベッドに35万というのは最初は自分も面食らったが、前回の実績から20年は使えると判断。1年あたりにすると2万円以下じゃないか!。スマホなんてiPhoneとか2年で10万だし、一日8時間も触らない。35万のベッドが高い物と思えなくなった瞬間だった。

そんな訳でショールームを再訪して15分で「これ決めました」と店員さんに伝えて、無事に成約。約一週間後の10月1日に配送となりまして、現在使っているソファーベッドの移動もやってくれるという。下見に行った一軒目でほぼ決めてしまうという、自分に良くあるパターンだけど、割とこういう時は後悔は少ない。

あと自分は店頭では価格交渉は一切しない。値切られると辛いのは仕事で身に染みているからだ。値切らずにサバサバしていると、向こうが心配になるのか逆に値引いてくれる。今回も端数の5000円ぐらいはサービスで値引きして貰って、配送はサービスで35万ジャストでした。

ベッドの設置

ショールームで接客してくれたオジサンの家具屋さんが、そのまま納品に来てくれた。もしマットレスが階段で2Fに上がらない場合には、2Fの窓から吊って搬入しても追加料金は無しでOKとのことでしたが、結果から言うと階段が広めだったので吊る必要は無かった。

購入時に搬入場所と経路の写真を撮影して見せていたので、多分、階段で大丈夫だろうとは思っていた。備えあれば憂いなし。気になるところはスマホで写真を撮って持ち歩こう。

2Fでベッドフレームを組み立ててもらって、マットレスも無事に設置完了です。この位置に置いてあったソファーベッドは仕事部屋に移動して貰いましたが、サービスで足にフェルトも貼って貰いました。

ベッドのマットを壁にベッタリとつけると壁紙が汚れるので、少し隙間を置いて設置します。ベッドの足を高めにしてもらったのですが、マットレスが30cmもあるので、ホテルの部屋のように高い位置で眠ることになりました。

ベッドフレームについて

購入したベッドフレームはフランスベッドのDL-C102というモデルで、新品なら13万円ぐらいですが、今回は展示品だったので10万円でした。

うちは収納はたっぷりあるので、ベッド収納なしのシンプルさが気に入っています。最近は通気を意識して、スノコになっているベッドフレームが多いです。このモデルはスノコの上にしっかりと滑り止めが設置してあるので、マットがズレることもありません。

足を高めにしたのはベッドの下をロボット掃除機が入れるようにするためです。ベッド収納をつけるとロボット掃除機が通れなくなりますからね。

ヘッドボードの部分がスマホや本などを立てておけるようになっており、コンセントとLEDライトもあります。コンセントにUSB給電器を差しておけば、枕元でスマホやらタブレットも置き放題、充電し放題。

眼鏡や目覚まし時計など、枕元に置く事の多い物が機能的に置けることも大変気に入っています。

高級マットで「大丈夫だ、問題ない」

そしてやはり極めつけは展示品なのに25万もした高級マットだ。フランスベッドを崇めよ!という畏敬の念が出てきそうな分厚さと重厚感である。

マットレスを見ても型番とか全然書いてないんです。怒濤の厚さ30cmはハンパなボックスシーツでは覆いきれません。展示品といっても見た目は新品同様なんですけどね。ショールームで本気で寝る人いないし。

とにかく堅めで反発力が高いので寝返りが打ちやすいです。そして全然、蒸れません。この蒸れない感じはフランスベッドのマットの特徴ですが、素材のブレスサーモも効いているのかな?

同じフランスベッドのスプリングとはいえソファーベッドのスイミーM2は蒸れる感じがありましたらね。ちなみにスイミーにもブレスエアーが入った高級モデルがあります。

ベッドパッドとボックシーツを装着

大事に使えば死ぬまで使えると思えるマットレスなので、大事に使いましょう。それにはベッドパッドは欠かせません。ペッドパッドは敷きパッドより厚手のもので、ボックスシーツの下に敷く物です。

ペッドパッドはマットレス本体が汚れるのを防いでくれますし、寝汗なども吸収してくれます。丸洗いすることもできますし、これなしで使うとマットレスがどうしても汚れて湿気てきます。

ちなみに敷きパッドはボックスシーツの上に敷く物で、ペッドパッドと混同しやすいです。敷きパッドは肌触りを重視しており、薄手の物が多いですし、なによりマットレスを汚れや湿気から守るための物ではありません。厚手のいいベッドパッドは敷きパッドより高いですが、必ず使いましょう。自分が使っているのは帝人のもので、安価ながらしっかりした厚みがあって良い製品です。

ボックスシーツは綿の物が肌触りはいいですが、毛玉が出来やすいという難点があります。化繊が少し入っているボックスシーツの方が毛玉は出来にくいですが、肌触りは綿に劣ります。この辺は好みなので、色々と試してお気に入りを買いだめておくのがよいでしょうね。

そんな訳で私の寝室は以前の記事で紹介した一人掛けソファーとオーディオセットと新しいベッドで雰囲気もガラリと変わりました。購入して1ヶ月ほど経過しましたが、かなり快適に眠れるようになりました。

在宅勤務で座りっぱなしということや、年齢も50を超えてきて疲れやすくなると、椅子とかベッドみたいな体を預けるものの重要性が増してきます。今回も購入した後に「ニトリの一番いいやつの12万でも満足だったのでは?」と疑心暗鬼になりましたが、やはり気に入った物を買った方が後悔は少ないですね。

という訳で、誰がこの記事を最後まで読むのか不安なエントリーでした!


 

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