以前、紹介したBluetoothスピーカーを自転車に取りつける為に、Garmin Edgeマウントを取りつける改造について紹介します。製品自体については前回の記事を見てください。
保護プレートを外してマウントを貼り付ける。
購入直後の状態では158gもあります。両面についているスピーカーユニットを保護しているパンチングメッシュのプレートが鉄製で重いんですよね。
この保護プレートおよび外した後の本体が完全に平面であれば、上の写真の両面テープで貼り付けるタイプのGarminマウントを貼るだけで改造は完了なのですが、若干湾曲をしているので取り付けに工夫が必要です。
自分はAliExpressで3ドルぐらいでまとめ買いしてありますが、日本のAmazonにも中国の業者が出品しているようです。AliExpressで探すのがかったるい場合にはAmazonで調達するのもありですね。
この写真だと分かり易いのですが、プレートが若干湾曲してます。アルファベットのDを模したロゴがある側はスピーカーコーンを保護しているので、こちら側は残して反対側を外します。
マイナスドライバーを突っ込んでゴリっとねじれば簡単に外せます。
外した状態。丸いのはスピーカーユニットの背面でして、動作させるとここは動きます。ここは触れないように保護しつつ、動作時の動きを妨げないようにしたいですね。
保護プレートを外すと底面のゴム足も取れますが、自分はこの改造後に元に戻すつもりはないのでプレートとゴム足は破棄しちゃいます。
プレートの重さは44gもありました。前面側のプレートも外すとそれだけで90g近い軽量化が可能ですが、スピーカーコーンの保護が必要ですし、中途半端な軽い素材に交換しても動作時に音のビビりがでる恐れもあります。片側のプレートは残しちゃいましょう。
Edgeマウントの接着
買い置きしてあるEdgeマウントは3Mの強力両面テープが貼ってあります。平面ならペタンと貼り付けて完成なのですが、このスピーカーは湾曲しているので両面テープだけでは固定力が足りません。
この丸い部分を保護するようにマウントを自分は取りつける事にしました。となるとマウント裏の両面テープの接着面は殆ど裏面に接しません。微妙に湾曲しているので、両面テープ全体が貼り付け面に接することは無く、一部しか貼り付けできないわけです。
となると接着してガッチリと固定しないと、自転車走行時の振動でマウントとスピーカーが剥がれて脱落しちゃうと思われます。
こういうときには隙間を埋めるように使えて、固定力もある二液混合のエポキシ系接着剤を使います。100円ショップでも売ってます。
両面テープを剥がして、スピーカーユニットの裏面を保護するようにマウントを貼り付けます。それだけだと湾曲した面に平らなマウントだと隙間も多数ありますので、ここを埋めるようにエポキシ接着剤を充填するように埋めていきます。
あまり隙間に接着剤を押し込みすぎると、スピーカーユニットの裏面に接着剤が付着してスピーカーの動作を阻害してしまう可能性があります。自分がエポキシ系の接着剤を使うのは、粘度があるのでこの辺のコントロールがしやすいからです。
瞬間接着剤は効果後に衝撃を与えると割れることがあり、この用途に向いていないです。またサラサラとしているために隙間に充填することが難しく、想定外な所に接着剤が回ってしまってスピーカーユニットに接着剤が付着すると動作しなくなる可能性が高いです。
丸一日以上放置して、ガッチリを接着されたことを確認してから使います。1日放置してもネトネトしたままで硬化しない場合、それは二液の混合が不十分です。よく練ってから接着してください。
マウントを貼る向きはハンドル上の取り付け位置から調整
プレートを外してマウントを貼り付けた状態で123gとなりました。出来れば100gを切りたいところなので、前面プレートも外してもっと軽い素材を貼ろうかな?と思いましたが、スピーカー面は自転車に取りつけた時に常時見える部分なので、あまり汚い加工をするとみすぼらしい感じになります。
自分はハンドルの左側にマウントを取りつけて、左側面からこのスピーカーのボタンを押してます。ハンドルのどこに取りつけるか?によって操作のしやすさにも影響しますから、どの向きでマウントを貼り付けたら使いやすいか?をよく考えてから接着してくださいね。