B&W 804D2のツイーター修理が17万円で涙を禁じ得ない

久しぶりのオーディオネタですが、非常に辛い内容になりましたw

武蔵小山の家の周囲の変更で模様替えを余儀なくされる

武蔵小山の賃貸住宅の周囲の環境が8月ぐらいから大きく変わりました。家の隣はこれまで人が住んでいない古い家だったんですが、これが取り壊されました。更に家の裏手は未整地な藪だったんですが、隣の家の撤去と一緒に整地されました。

結果的には家の周囲を囲むようにコインパーキングが出来たんですね。今までは隣の家と藪のおかげで換気用の窓を開放しておいても外から家の中は見えなかったのですが、パーキングになったことで1階にある我が家の中が丸見え状態になりました。

更にこの駐車場の敷地を近隣の人が近道として通るようになりました。クルマから出入りする人が五月蠅いのはもちろん、窓を開けて机に向かって作業をしているとパーキング通る人と窓越しに目が合ったりと気まずいです。最悪なのは立ち小便とかしていくバカがいるんですよね。

これは引っ越しも検討せにゃならんな…とも考えましたが、オーディオマニア的には大きな音を出してもOKな賃貸物件をまた探すのは大変です。なもんで模様替えして生活への影響を最小限に抑える事にしました。

スピーカーの設置場所を移動する

そういえば昨年、模様替えで58インチの4K レグザを倒して壊した経験があったので今回は慎重にやらなきゃ、と模様替えに着手します。

まずはこのスピーカーの裏手に窓があるのですが、これまでは隣の家があったので常時開けておいてもOKな窓だったんで。現在は市道から室内が丸見えになったので、頻繁に開け閉めしないといけなくなりました。開け閉めをしやすくするために、スピーカーの設置位置を10cmほど壁から手前に移動させましょう。

ちなみに購入したときの配置はこんな感じで基本は変わっていません。現在は現在は暑さ3cmの黒大理石の上にスパイク受けを置いて、B&W 804D2を設置しています。

15年ぶりのオーディオ機材の入れ替え ~B&W 804D2の導入~

まずはスピーカーを持ち上げて発泡スチロールや板などスパイクが刺さっても問題ない物の上にそーっと持ち上げて置きます。尖ったスパイクで4点支持ですから、フローリングの上に直接置いてしまったら一発で傷つきまくりです。

スピーカーを降ろしたら、とても重い黒御影石のベースを移動して、ベース上にスパイクを並べてスピーカーをその上に戻します。黒御影石は丈夫なので、一時的にスパイクのまま直接置いても大丈夫なので、まずは黒御影石のベースの上にスピーカーを戻したら、スパイクの下にスパイク受けをそっと挿入して高さと位置を合わせるのです。

そしてその作業中に悲劇は起きました。

ノーチラスツイーターは壊すと10万以上かかるとは聞いていたものの

片側の移動が無事に終わって、もう片側のスピーカーの移動をしようとして持ち上げました。この時前面のサランネットに手を掛けてしまって上に持ち上げようとしたため、サランネットがズリっと上にズレました。

このスピーカーのサランネット、ネオジム磁石などの強力な磁石で前面に張り付いているだけなので、簡単にズラすことが出来るんですね。普段の使用ではこのマグネット式のサランネットは脱着しやくて凝った作りなのですが、持ち上げるときにここに力が掛かって上にズレると、スピーカーの上に鎮座するノーチラスツイーターと思いっきり干渉するんですね。

このサランネットが上にズレて繊細なノーチラスツイーターの前面をカチ上げるように当たりまして、マグネットで付いていた保護ネットを吹き飛ばし、前面のツイーター振動板が崩壊しました

この振動板、下位モデルはアルミなどの金属素材なのですが、このモデルは人工ダイヤモンドの薄膜が振動板になっています。壊れやすいくせに壊れると10万円コースだよ、という話はネットなどでよく耳にしていたので、気をつけていたのですが…やってしまいました。

やってしまったときは状況が理解出来ず、しばし呆然としておりました。割れるときに大変綺麗な音がする、という噂も聞いたのですが、実際音がしたがどうかの記憶もございませんw

砕け散った人工ダイヤモンドの欠片を見てみると卵の殻ぐらいの薄膜です。ぐっはぁ、これは辛い。かなり修理代がかかりそうですが、直さないとゴミも同然なので修理はします。




普段から付けっぱなしにしてあって…というか普通は絶対に外さないツイーター振動板の保護ネット、これ単にマグネットで填まっていただけなのね…ということを壊して初めて知りました。

しばらくこのスピーカーは使わないことにして、修理の手配をします。

部品代が13万8000円!

B&Wはマランツが代理店なので、サポートは行き届いてます。早速、マランツのサービスセンターに電話して出張修理の依頼をしますが、出張費用が数千円、技術料が2万円ちょっと、で、この人工ダイヤモンドの部品代が13万8000円、と聞いて部品代に目眩がしました。それだけあったらいきなりステーキ!でどれだけ肉が食えるか!

そういえば賃貸契約で強制的に入る火災保険の中に家財保険も付いていたなぁ。以前、我孫子で賃貸暮らしに居たときに入っていた家財保険はこういう破損でも補償して貰えたから、それに一縷の期待をかけます。

多分、修理には消費税も掛かるだろうということで9月中に修理の依頼をして、部品の取り寄せも間に合って、なんとか9月末に駆け込みで修理業者が来てくれました。

保険の適用は無理!17万自腹は痛い勉強代となりました

このノーチラスツイーターの修理はB&Wでは、もう大変メジャーっていうか、なんでこんなに壊れやすいんだよ!という内容なので、修理の方も手慣れた感じです。

 

チェック用の音源CDを再生させて欲しいということで音を出して、ツイーター振動板以外の問題はなさそうということで早速修理に取りかかりました。

手慣れた感じであっと言う間にツイーターを分解して、破損した振動板を外して新しいものに交換します。僅か数分の作業でした。こんなに簡単なのか?と少々驚きます。

しかし、やはりこの修理の価格はオーディオマニア以外には受け入れられないでしょう。卵の殻みたいな数グラムのパーツが10万越えですからね。修理の場で奥様が怒って…という事例もそりゃ~あるでしょうw

修理中に「保険適用出来るかも知れないので、故障前の写真撮りますね」と撮影させて頂いたのが上の写真です。結局「自然災害や漏水、盗難などの場合には補償出来るが自分で壊したものは対象外」という、至極真っ当な理由で保険適用は出来ませんでした。まぁ、ある程度は覚悟していたんですけどね。

交換が完了した人工ダイヤモンド振動板。この後、新品の保護ネット(古い物はヘコんでいた)を取りつけて修理は完了です。チェック用のCDを再生して、正常に修理が完了したことが確認出来ました。

修理時間は正味15分ほどだったんですが、修理のサービスマンの方が出来ればシリアルNoを記録しておきたいとのこと。こいつはスピーカーの底面にシリアルが刻印されていて、サービスマン泣かせ。シリアルNoが記載された保証書があればそっちで判明するのですが、それは元箱と一式を新潟に持っていったからなぁ。

鏡を底に差し入れてライトを当てて読もうとしたり、スマホを差し込んで撮影しようとしたりしましたが無理でした。修理とか故障しやすさは無視で、音質のことしか考えていない機械だということが分かりましたw

スピーカーを傾けて底面をスマホで撮影しますか?とか提案してみましたが、それでもし壊れたりしたら困るのでmustではないので止めましょう、ということでシリアルNoの判読は諦めました。

もし引っ越しとか移動させるとしたらどうするのがいいですか?と聞いてみたら、本体のみしかないならピアノなどの専門業者に頼むのが賢明とのこと。ウチは元箱を保管してあるので、それに入れて慎重に運べば普通の引っ越し業者でもOKとのこと。大きな衝撃でこのツイーターが割れるという事故がやっぱり多いみたいですね。

高い修理代から学んだ教訓

 

修理の明細を頂き、17万1720円を現金で支払います。これが10月になったら消費税が2%アップして、3000円ほど余計にかかることになります。

いやー、痛い痛い、本当に痛い。壊してから修理まで3週間ぐらいあったのですが、壊した直後と修理した直後はホントに感傷的になりました。でも直った後のスピーカーの音を聞いてみると「やっぱらオーディオは止められまへんな~」という感想しか出て来ませんわ。

やっぱりオーディオの移動は友達を呼んで2人で慎重に進めた方がいいです。17万の修理代を考えたら、若干謝礼を出してもペイしますよ、ホント。