2018年のGW後半 武蔵嵐山にキャンプに行ってきた&黒御影石のスピーカーボード導入

GW後半の3日ですが、キャンプツーリングとR3 Diskの組み立てで終わりですが、R3 Diskの組み立ての写真があまりにも多いため、2つの記事にわけることにしました。

Tailfinでキャンプツーリングへ GW7日目

昨晩のうちにTailfinを開梱して、Cervelo C5に取りつけておきました。朝6時に起きて、2人分のキャンプ道具をサドルバッグとTailfinに詰めていきます。

7時半にYUKI氏が武蔵小山の我が家に到着です。YUKI氏にレンタルするマット、ツェルト、寝袋なんかを詰めたサドルバッグをYUKI氏のバイクに取りつけて、それ以外の装備は全てTailfinに突っ込みます。

とにかく沢山入ってパッキングが楽ちんなのがTailfin。ついつい荷物が増えてしまい、気がついたら2つのパニアパックに目一杯の荷物を詰め込んでました。

武蔵嵐山まで約95km

今回はGW前半に走った首都圏400のコースをそのまま通って、武蔵嵐山の月川荘キャンプ場でキャンプします。元ネタは、Youtuberのけんたさんのキャンプ動画です。

出来ればお昼に動画で紹介されていためんこ61 味菜工房を利用したかったんですが、8時スタートだと営業時間に間に合うかは微妙ですね。結局利用出来ませんでした。

荷物で満載なCervelo C5を転がしていきますが、リアが簡単に持ち上がらないぐらいの重さになっている割には普通に走ります。

ただ、停車するのには気を遣いますね。ちょっとバランスを崩すと想像以上のバイクの重さにちょっと焦ります。今日は何も考えずに、とりあえず使いそうなものをギッシリと詰めてきましたからね。

天気は良好だったんですが、予報では夕方以降に内陸では雷雨があるかも?とのことでした。雨の日のキャンプはかなり切ないことが予想されるので、早めにキャンプ場入りした方がよさそうです。

12時過ぎに飯能あたりでお昼を食べようかとYUKI氏と相談していたんですが、GWでキャンプ場も混んでいると思うので、今日はコンビニで軽く空腹を満たし、早めにキャンプ場に入ることにしました。

GWの首都圏のキャンプ場は大賑わい

何とか14時半ぐらいに目的のキャンプ場に着いたのですが、入口に近いオートキャンプ場は既に満車でご覧の通りの賑わいです。正直、14時半じゃ遅かったか!

我々が利用するソロ用のサイトは車が入れない奥なのですが、ひょっとしたら良い場所はもう残ってないかも?と不安がよぎります。
キャンプ場の受付。入場料300円、自転車の駐車料金200円、テント持ち込み870円ということで一人1370円を払います。

首都圏に近いキャンプ場だから、お値段的にはこんなもんでしょう。お目当てのキャンプサイトは前述のけんたさんの動画で見てましたが、橋の向こうです。

動画でも「怖い!」と自転車を押して橋を渡るシーンがありましたが、橋よりも橋の前後の段差があまり整備されていないため、踏み外さないか?が怖いですね。

これがその橋です。上の写真は翌朝に撮影したので人が居ませんが、到着した時は河原にテントを張るファミリーが一杯いて、河原で水遊びしてました。

この木の橋を越えて奥のテントサイトに自転車を持っていくのですが、パニアパックを付けたままの自転車は重すぎて担ぐことが出来ないので、荷物だけ先に運んで自転車は後から運びます。

回りを見回してみると、我々のような自転車キャンパーは他に3人ぐらい居たかな? この橋を自転車を持って渡るのが結構怖いので、自転車でのソロキャンプ向きではないかも?

流石に橋の向こうに自転車を駐輪したまま、荷物だけを持って橋を渡ってテントサイトで一晩を明かす事も出来るのですが、やっぱり盗難が怖いので自転車は近くにテントの近くに置いておきたいですよね。

橋を渡ってテントを張る場所を物色しますが、キャンプサイトの一番良い場所はオートキャンパーの方が大型のテントをドカっと設営していて、ソロキャンパーはその隙間にテントを設営しているような状態でした。

我々も含めて場所探しで右往左往するソロキャンパーを何人も見かけました。バンガローがメインのキャンプ場なので、テントサイト自体は決して広くないです。GWの混雑もあって、張る場所を探すのに苦労したのはこれが初めてです。

場所を吟味しましたが、ツェルトを張るために木が近くにないといけません。ちょっと湿っぽいですが、木のある草むらの上にツェルトとテントを貼ることにしました(写真は撤収時に撮影)

YUKI氏は私がレンタルしたファイントラックのツェルト2ロング、私は中華ソロテントをツェルトの奥の日当たりの悪い場所に設営しました。

非自立式とはいえ1本のポールとペグさえあれば、何処にでも建てられる中華テントは設営場所の自由度が高いです。ただ日当たりの悪い湿っぽい場所だったことに加えて、とても狭い所だったので十分にペグでテントをピンと張って設営する事が出来ません。かろうじて立っているというヨレヨレな状態で設営完了です。

自転車を立木やポール代わりにするというテクニックがありますが、なにせこの日のテントを張った場所は狭くて、近くに通り道もあるので自転車をそういう風に置いておくことも出来ません。回りを見てみるとみんな自立式テントばかりで、ツェルトや非自立式テントを使っているのは我々だけでしたw

とりあえず設営も終わったので自転車を持って橋を再び越えて、自走で近隣の玉川温泉にお風呂に入りに行くことにします。その帰りにスーパーで食材を買ってこようという計画です。ただ、雨がいつ降ってくるか?という空模様だったので、色々と急がないといけません。

温泉も超混み混みで雨がパラつく

GWだけあって温泉も超混んでました。料金もGW料金だったので入場850円+タオルレンタル200円で1050円かかりました。混んでましたが、この日は菖蒲湯を満喫出来ましてやっぱり温泉は良いです。

汗を流して着替えに着替えてマッタリしていると、雨雲レーダーのアプリが「雨雲が近づいています」という警告を発します。YUKI氏と二人で急いで温泉を出て、近くのスーパーで色々と買いだしをします。

ちなみに今回は晩酌用のツマミや翌朝のパンなどは買いましたが、炊飯はせずにラーメンとかで手軽に済ませる事にします。スーパーで買い物しているうちに通り雨があったようで、自転車が濡れていました。結果的には雨が降ったのはこの時だけで実害はなし。テントを張った場所が良くなかったので、本格的に雨が降ったらどうしようと思っていたので、これは助かりました。

そういえば昨日から田村さんとかトシさんは木崎湖とか長野でキャンプしているんだよなぁ。あっちも混んでいるのかなぁ…などとSNSでチェックするとGWの混雑はなさそうだったけど、かなり寒かったみたいですな。

携帯椅子とテーブルで文化的な感じ

伊豆大島のキャンプでは設置されているベンチとテーブルがありました。大洗ではエマージェンシーシートを敷いてそこに地べたに座って夕飯を食べてました。

今回はTailfinのおかげで荷物を運ぶのに余裕がありましたので、2人分の携帯椅子を持っていきました。後は携帯テーブルと合わせて、やや文化的な夕食の図式です。

私はALITE Mayflyチェアに座って、YUKI氏にはヘリノックスの携帯チェアをレンタルします。テント脇の草むらの上のスペースしか確保出来なかったので、地べたにシートを敷いて座るよりも携帯椅子の方が圧倒的に快適でした。

今回持っていったのはSOTOのレギュレーターストーブ ST-310とアルコールバーナーです。

アルコールバーナーは屋外だとやっぱり火力弱いです。物凄く荷物を減らしたい&お湯しか沸かさない、という場合を除いては出番はなさそう。田村編集長の研究通り、アルコールよりも固形燃料の方が火力はあります。

今回のメインの調理はSOTOのバーナーでやりましたが、コンビニ等でも入手出来る安価なCB缶のガスが使えるので、ガスの残量を気兼ねすることなく使えるのがよいです。ちょっと重さがあって嵩張りますが火力も十分ですし、調理のしやすさという意味ではとても便利でした。

暗くなる前に2人で飲み始めます。こういう草むらの上でもSOTOの携帯テーブルのおかげで、調理が捗ります。バーナーの上にロースターを置いて魚の練り物を炙ったり、ウインナーをボイルしたものをツマミに飲みます。

回りにはテントが一杯なのですが、橋を越えてこっちのテントサイトまでやってくる人はマナーが良い人が多いのか、テント場で過剰に騒ぐ人もおらず静かでした。ただ、朝6時ぐらいから連れてきたペットの犬が吠えてるテントがありましたが、夜は静かで安眠出来ました。

大洗の時には宿泊しないで輪行で帰ったYUKI氏は初キャンプでしたが、まぁ、このマッタリした贅沢な非日常感は楽しめたようで、お酒で話に花が咲きます。

〆に袋ラーメンを煮て、それを食べてお腹も一杯になります。17時半ぐらいから飲んでいたので、20時すぎに眠くなってきました。自分は連日のハードスケジュールで寝不足だったこともあり、20時で晩餐は終了して、テントに籠もって寝ることにしました。

エアマットに横になり、ダウンブランケットを兼ねて眠る態勢に入ると、あっと言う間に寝付いていたようです。

寝ている間は結露との戦い

21時前から朝6時ぐらいまでグッスリと寝たのですが、夜中にトイレに行きたくなって起きるとテント内の結露が酷い。ファイントラックのツェルトは透湿性のある生地ですが、自分が使っている中華テントは単なるナイロンの生地だもんなぁ。

しかも下が湿っぽい上に、換気用のベンチレーションの性能が発揮するにはピンとテントを建てないといけないのですが、狭いせいもあってやっと立っているという状況。という訳でテントのウォールは水滴がつくぐらい。タオルで少し拭いて強引に寝ました。

最終的には、何とかダウンの寝具を濡らすことなく爽やかな朝を迎えられました。

朝ご飯から撤収 GW8日目

翌朝の起床は朝6時。いやー、静かでよく寝れました。昨日の日中はかなり暖かかったのですが、キャンプ場の朝はちょっと肌寒い感じでした。

YUKI氏はまだ寝ているようなので、少し片付けつつ朝ご飯の準備をします。日が出てくるのを待って、結露したテントや湿気を吸ったダウンブランケットを干します。

買っておいた牛乳をシェラカップに注いで、バーナーで温めてホットミルクを飲んで一息つきます。

YUKI氏が起きてきて、6時半ぐらいから朝ご飯として昨日スーパーで買っておいたクロワッサンを焼いて食べます。以前からトースターとして使っていたプリムスのトースターが網が損耗してそろそろ限界だったので、ユニフレームのミニロースターに買い換えました。

これ、なかなかのスグレモノでして昨晩のつまみを炙ったりウインナーを焼いたり、朝にはパンを焼いたりとオールマイティに使えます。プリムスのトースターと違って組み立て式なので、下の網が洗えるのも便利です。

それからSOTOのこのバーナー、脚にシリコンチューブを通しておくとやけど防止とテーブルに熱が伝わらなくなるので必須の改造です。石けん水をつけるとスルスルと通ります。

寝袋としても使えるモンベルのマルチダウンブランケットを被って、朝のちょっとした肌寒さをヌクヌクと過ごします。

真冬以外はこのダウンブランケットがオールマイティに使えそうなので、これは良い買い物だったなと思います。800FPでアルパインダウンハガーの#5相当の暖かさがあるのですが、嵩は#7の寝袋と同じぐらいです(自分が買ったのはロングモデル)。

寝るときは暑ければ上に掛け布団代わりに掛けてもよいですし、寒ければエアマットを包むようにして寝袋と同じように使うことも出来ます。

袋煮のラーメンの残りに余ったウインナーを入れたラーメンをつくって食べたりしながら、後片付けをします。昨日は湿っぽくてイマイチだな~と思ったキャンプ場ですが、朝の渓谷は爽やかで良い感じです。

このキャンプ場ですが、もうちょっと空いている時期に利用したかったな、というのが本音です。ただし、ここはトイレがかなり旧式なので女性には厳しいかも知れません。トイレの綺麗さでは木崎湖キャンプ場とか大洗のキャンプ場には全く敵いませんね。

あと利用料金がそれなりにも関わらず、ゴミは全て持ち帰りなのも少し残念ですね。

武蔵嵐山駅から輪行で撤収

8時半ぐらいには全てを片付けて、撤収出来る状況になりました。キャンプ場からすぐに東武東上線の武蔵嵐山駅があるので輪行して帰るにはとても便利です。

キャンプ場から数km走って、無事に駅前に到着。1時間で池袋まで一本で戻れる近さは魅力です。

もっともキャンプで一晩を明かした後に周囲に自転車で走りに行きたくなるような名所があれば、少し走ってから帰るんですが、流石にGWに入ってから毎日のように遊んでいたため、今日はまっすぐ帰ってGW中に放置しっぱなしの我が家にて家事をこなすことに。

Tailfinはパニアを外してショルダーベルトをつけれれば輪行も楽ちん。外したラックは輪行袋に入れて、パニアパック2つを外して持ちます。

10時半には池袋に到着し、YUKI氏と別れて、山手線で目黒駅まで移動します。目黒駅前で自転車を組み立てて、11時には自宅に帰ってきました。

自転車の水洗いとキャンプ道具のお手入れを済ませる

帰宅するなり。すぐに衣類を洗濯をし、キャンプ道具を収納袋から引っ張り出します。汚れなどをチェックし、特にダウン製品は干して湿気を取ってから保存袋にいれて保管します。

夜露と私の呼気で結露しまくったテントですが、キャンプ場で少し干したのですが不十分ですこし湿気っています。これも日光にあてて乾かします。その辺の作業をしながら、自転車のホイールとフレームを風呂場で洗って、家の前で水滴の拭き取りと注油をします。

天気が良いとこういう作業も楽しいですね。なんやかんやで14時には整備なども全て終了!。やっとGW中の外出の予定はこれで終わり。明日の最終日は新バイクであるR3 Diskの組み立てにあてよう。

夜に色々と荷物が届く…黒御影石のスピーカーボードが来た!

この日の夜、GW中に通販で買った物や実家から送った荷物を受け取る予定にしていました。

Guile親分が導入して良い感じ!ということ紹介していた黒御影石のスピーカーボードが届く予定になっており、届くやいなや、早速開梱してセッティングします。

買った黒御影石はやや大きめのサイズのものだったので、送料込みで2枚で15000円ほどでした。オークションのおかげで業者から直接買えるので、以前に比べると安く入手出来る様になりましたね。

再セッティングに1時間ほど掛かりましたが、これまで使っていた集積材の木のボードに比べると音が物凄くスッキリしました。これまで使っていた木のボードはスピーカーの重量に対して剛性不足を感じていましたが、明らかに音が変わるレベルで改善されるとは思いませんでした。

そんな訳でGWはあと1日を残すばかり。キャンプから帰ってきたこの日の午後は久しぶりに家で待ったりした半日を過ごしたのでした。

アウトドアの最新記事8件