ROTORの30mm軸のクランクをBSA規格のバイクに取りつける




先日、ROTORのパワーメータ付きクランクを入手したので、これまで使っていたROTORのクランクをマキノ号にも取りつけて楕円リングにしたいと思っておりました。

この前、見直した楕円リングの設定に変えてからブルベ距離を2回走りましたが、どちらも良い感じに走れたので同じ設定でマキノ号にもROTORのクランクと楕円リングを取りつける事にしましょう。

これまでR3で使っていたROTOR IN POWERのクランクをマキノ号に移植するためには、軸が30mmのシャフトが通るアダプタ的なBBが必要となります。これはROTORからスチールベアリング、セラミックベアリングの二種類が発売されています。

まずはこれまで付けていたシマノのクランクを外します。このBBは軸が24mmですので、ROTORのクランクは取りつけ出来ません。このバイクのBBは一回交換したことがありますが、久しぶりにBBを外すので中はどうなっているかな?

外してみましたが、中はかなり汚れていますし錆もありますね。綺麗に洗浄してさび止めでグリスを薄く塗っておきましょう。

ROTORのBSA規格に取りつけるBBですが、海外通販で5000円ぐらいで購入しました。セラミックベアリングだと1万円を軽く越えるので、スチールベアリングのモデルです。

BBにはBB回しの工具が付属してきます。シマノのBBを回す工具とは互換性がないので、この工具は無くさないようにしないとね。

BSA規格のBBにねじ込むためのねじ切りがあります。シマノのホローテックIIのBBとほぼ見た目は一緒ですが、直径が30mmのシャフトが通るように大口径化されています。

シマノのBBだと2つのベアリングの間に取りつけるプラスティックのスリーブがありますが、このBBにはスリーブは付属しません。

取りはずしたホローテックIIのBBと並べて比較すると、この通り軸が通る部分が大口径化されています。

スレッドにグリスを塗って、付属している工具でBBをねじ込みます。やはり圧入BBに比べると作業性は良好で、確実に取りつけ出来ます。





CerveloはBB Rightという圧入BBなので圧入工具やBB外しは持っていますが、出番が少ないのに専用工具が必要な圧入BBはメンテしにくいですね。

取りつけた後を横から見るとこんな感じに大穴が空いているように見えます。まぁ、クランクを付けてしまえば見えなくなる部分なんですけどね。

折角なんでフレームのBB回りを綺麗に磨いておきましょう。

Q-RingはまたドイツのBIKE24から取り寄せ。楕円率がアップするXLも興味はあったのですが、流石にそこまでは思いきれずに普通の楕円リングです。

歯数は50-34の組み合わせで、エアロモデルを選択したので、現在のCervelo R3で使っている物と全く同じものです。

クランクにチェーンリングを取りつけます。左はこれまで使っていた9000系デュラのクランクです。

Q-Ringをクランクに取りつけますが、セッティングはアウターがOCP=2、インナーがOCP=4とCerveloのほうで実績のある設定から試していきます。

Q-Ringをクランクに取りつける時には、チェーンリングのボルトを止める前に忘れずに取りつけなければいけないビスがあります。これは、チェーンがアウター側に脱落時にクランクとチェーンリングの間にチェーンが噛みこむのを防止するためのビスです。

このビスはクランクとQ-Ringを取りつけた後には取りつけ出来ませんので、必ず取り付けが必要です。またアウターのOCPを変えるとビスの位置も変える必要があります。

左側からクランクを通して、チェーンリング側を取りつけていきます。楕円リングに換装するならチェーンキャッチャーは忘れずに取りつけましょう。

ROTORのクランクはスペーサーなどを調整することでいろいろな横幅のBB規格に取り付け可能ですが、このアダプタを使った場合にはスペーサーは不要です。

クランクを取りつけると同時に、BBの下にあるワイヤーガイドはeTapには不要ですので外してしまいましょう。

FDの取り付け位置を調整して、フロント変速の調整をしたら完成です。このROTORのBBのアダプタですが、殆どシマノのホローテックIIのBBアダプタと同じ感覚で使えます。

さて、次のブルベはマキノ号で走ってくるかな~。