オークリーのジョウボーンを塗装する

2012年に購入して昨年まで愛用していたのが、オークリーのジョウボーンというアイウェアです。昨年、ジョウブレイカーの度付きレンズ入りを作ってからは、出番が無かったので塗装して気分一新してみました。

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上が元のカラーリング。当時はカッコいいと思って購入したランスモデルでしたが、ドーピング判明とかでいろいろとありましたね~。でも、調光レンズ、度入りレンズを所有してますから予備のアイウェアとして使いたかったんです。

ついでにイヤーソックのゴム部品もくたびれてまして、掛けているとズレてきたり、ちょっと引っ張ると抜けてしまって紛失しそうだったので、これも交換したい。という訳で折角プラモ道に再入門したので、自分で塗装してみましょう。

分解して塗装するためにはトルクスドライバーが必要となるので、秋葉原で調達してきてネジを外そうとしました。片方は無事外れたものの、もう片方のネジが汗で完全に固着してしまってます。アルミの弱いネジということもあり、ちょっと力を入れたらネジが崩壊してしまいました。

何とか分解は出来たのですが、このネジを調達しないと再組み立て出来ません。とりあえず分解は出来たので綺麗に清掃して、エアブラシでメタリックブルーとつや消しホワイトで塗装しちゃいます。

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部品は日本国内では調達出来ず、ebayでやっと見つけました。チタン製のネジとイヤーソックを落札して、それぞれに送料払う必要があったので合わせて5000円ぐらいかかりました。イヤーソックは日本国内でも入手出来ますが、値段は3000円近いのでそれよりは安いかな。

チタン製のネジですが、純正と違って空回り防止のためのヘキサ型の加工がありませんでしたが、実際の使用には問題ありません。チタン製にしたのは、アルミは汗と反応して固着しちゃうからですね。右の黄色いのがトルクスドライバーです(アキバで700円ぐらいで購入)

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プラカラーで塗装しただけでは塗膜が薄いので、上部な塗膜が出来るウレタンを最終的に厚く吹いてツヤツヤに仕上げます。ウレタンはフィニッシャーズの定番ウレタン塗料を使いましたが、ホント塗膜が丈夫に仕上がるのでプラカラーで塗装するなら必須ですね。

よく見ると可動部とかの塗装の剥げなどは避けられませんが、パッと見た感じでは問題はありません。ウレタンは軽く磨くと更に綺麗に仕上がるのですが、まぁ、実用品だからこのままでいいかな、ということで磨きは無し。

白い色のイヤーソックもなかなか良い感じです。ちなみに横のオークリーロゴの部品は両面テープで貼ってあったので、剥がして塗装した状態です。アクセントとなる色に塗装して、また取りつけても良いんですが、このままでも格好いいので、取りつけてません。

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このジョウボーン、オードビーさんで成型して貰って自分の顔にフィットするようになってますし、調光レンズ、度入りレンズも持っているので、まだまだ使えます。流石に目立つので普段使いは無理ですが、自転車で出かけるときにちょっと気分を変えるときとか、雨のブルベではコンタクト入れて調光レンズを使いたい時なんかに活用しようと思います。

オークリーはカスタマイズで色々と色を変えたり出来ますが、自分で好きな色に塗装するっていうのも楽しいですね。飽きたらまた違う色に塗ろうかな、と思いましたが、丈夫なウレタン塗膜を剥がすのが大変そうなので、しばらくはこのまま使おうと思います。