自宅用録画サーバーのOSをWindows7から10にアップグレードする

2013年の夏に、PCでTV番組を録画する環境を構築しました。そのときの記事がこちらなのですが、当時の主流のOSであるWindows7をインストールしています。

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3年間の間にPCケースを違うものに変更しました。TVを昨年4Kのものにリプレースしたので、それに4K出力するためにはオンボードのビデオカードでは無理だったので、外付けのビデオカードを追加したのです。しかし、以前使っていたモデルではケースの背の高さが足りず、ビデオカードが付けられませんでした。

というわけで同じSilverStoneのPCケースですが、もう少し背の高いモデルに買い換えたのです。そしてデータのバックアップは裸のHDDでいいや、と割り切って裸族のお立ち台というUSB接続のHDDクレイドルを購入。HDDを裸のまま指してPCに接続出来るというスグレモノです。

昨年、Windows10がリリースされて、Windows7を使っているユーザーには無料でOSアップグレード出来るという、今までのMicrosoftのやり方と知っていると信じられない大盤振る舞いですね。

どうにもイマイチだったWindows8に比べると、10はもう少しマシになっているようです。いずれWindows7はサポートのメインストリームから外れるでしょうし、MicrosoftのOS無料アップグレードの出来る期間は限定されています。

しかし、この録画サーバーを安定稼働させる初期設定の苦労を考えると、OSをアップグレードしてしまってちゃんと動作しなくなったらどうしよう?という不安もありました。しばらくネットで先駆者の様子を見守っていると、使っている録画用のカードであるアースソフトのPT3のWindows10用のドライバが発表されまして、これを入れ替えるだけでOSアップグレードしても録画環境はちゃんと動作するようです。

Windows10は難儀なOSでして、ドライバやアプリなどがWindows7の時のままでも動作するものであっても、それがWindows10用のものであるという認証が取れていないと1ヶ月で勝手に使えなくなるという酷い機能があるようです。

どうもPT3のドライバーもWindows7のものがそのまま使えるのに、上記の機能のおかげでアップグレードすると1ヶ月で使えなくなるんだそうな。古いOS向けのドライバやアプリのサポートを強制的に打ち切るための機能なのでしょう。

これなら大丈夫かな~と判断し、先週末にOSアップグレードを敢行しました。目論見通り、ドライバを入れ替えたらあっさりと録画環境は、これまでと同様に動作しています。思ったより楽ちんでしたね。

これを機会に古いアプリをアンインストールし、古いアプリを最新にアップグレードして作業は完了です。ちょっと苦労したのはWindows10同士でのファイル共有でしたが、アカウントの管理方法をローカルPCのユーザーアドレスを使うように統一したら解決しました(これは結構悩んだ)。

Windows10の無料アップグレードについては、色々と賛否両論があるようですが、何だかんだで毎回払っていたMicrosoftへのアップグレード費用が不要になるという意味では、自分にとってはありがたいサービスであります。我が家にPCは3台ありますが、今は全てWindows10で統一されました。

(2/18追記)ちなみに私が録画に使っているソフトはTVTestとEpgDataCapを使ってまして、これは2014年にインストールしたものをそのまま使ってますが、Windows10でも動作しました。開発が停止されているTvRockはWindows10にしたら動作しなかった、とチャリモさんからの情報があったので追記しておきます。


 

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