2015年の新潟合宿「会津若松からの輪行予定に間に合わず」

GWは例年、鬼怒川から会津若松まで走って輪行で帰省するのがパターンになってます。もう4年ぐらいやっていますが、一向に飽きません。

今年は直前にお声掛けをして、DT氏、Zushimiさん、いつも参加のYUKI氏の4人で行く予定でしたが、Zushimiさんが直前で仕事になってしまい3人での合宿です。

5/2(土)の早朝に家を出て、浅草から始発の鬼怒川温泉行きで輪行します。流石に天候のよい5連休の初日ということもあって、電車は大変な混雑でございます。やっぱりこういう時の輪行は気を遣いますね。特に東武の電車はあまり自転車を置くスペースが車両内に無いのが辛いです。

まぁ、それでも3人で9時ぐらいに鬼怒川からスタートして、いつも通り川治温泉で記念撮影。昨年の秋は雨でしたから、新緑のこの時期は本当に気持ちのよい西会津街道です。

五十里ダムに立ち寄ってダムカードをGetしてきました。膝の不調があるので、とにかくゆっくりゆっくりと登るわけです。

結構気温が高く、鬼怒川温泉のコンビニでハイドレーションに氷を入れてきて良かったです。何せまだ体が暑さになれてないので、塩分出まくりで汗がしょっぱいです。

川沿いを走るわけですが、途中で魚が遡上出来るようになっている堰がありました。これは昨年は無かったので、最近出来たのかな?

いつも通り川がとっても綺麗なルートなんですが、今年は水量が少なめでした。雨とか最近降ってなかったですからね。

正直、走り出す前には現在の鈍った体だと山王峠みたいな緩い場所でも苦労するかな?と思っていたのですが、ペースを控えめに進んだおかげで割と楽に越えられました。

下りでは丸八亭でいつも通りミニソースカツ丼と半ラーメンのセットを頼みます。毎回こればっかりたべてますが、半年に一度の楽しみかな。次は普通のソースカツ丼を食べてみようかと思います。

9時にスタートして、ここでご飯を食べて13時。雨だった昨年の秋よりペースはいいですが、大内宿に寄るほどの時間の余裕はありません。16時42分に会津若松を出る電車に乗らなければなりませんので。

とはいえ、下り基調ということもあって会津鉄道の湯野上温泉駅に立ち寄ってみました。GWということもあって、人が一杯です。足湯もあるのですが、先を急ぎましょう。

ぶっちゃけ、普通に走っていたら余裕で16時ぐらいに会津若松に着くのですが、よく考えるとこれまでトラブルらしいトラブルが無かったのです。その油断からコンビニ休憩を多めに取ってたりしてました。

で、会津若松まであと15kmほどという所で15時になります。下り基調ということもあって到着は余裕かな?と思っていたところでリアから「バシュー」という大きなパンク音が。

声を掛けたのですが、下りでスピードが出ていた事もあって先頭を走っているYUKI氏は気がつかずに行ってしまいました。ちょうど道脇に民家があったので、後ろに居たDTさんが家の人に話をしてくれたので、2人で軒先でパンク修理のお店を広げます。

チューブを取り出してみるとバルブ付近に穴が開いてました。その周辺のタイヤの傷を探してみると、上の写真のような刺し傷がタイヤにあります。

丁寧にタイヤの異物を手で確かめて、特に鉄片とかガラス片がないことを確認してチューブを入れます。ブリジストンの携帯ポンプで8bar近くまで空気を入れたところで、再びバシューという破裂音と共にパンク。

あっれ~?原因違ってたかな?と思うものの、時間はまだ余裕があります。チューブももう一本あるので、丁寧にもう一度修理して空気を入れ直したところ…

(´д`) < またパンクしますた

なんかこれ原因違うわ。しかし、手持ちのチューブはもうありませんが、簡易パッチがあります。一緒に居たDTさんにチューブを借りるという手も取れます。しかし、流石に2回もパンクすると時間も大きくロスをしていて、会津若松で予定通りの電車に乗れるか微妙になってきます。

で、結局、原因は切り傷じゃなくてタイヤのサイドに穴が開いてました。これ、小指も通らないぐらいの穴でパッと見た感じだとわかりにくいんですけどね。

ゲータスキンはサイドが強化されているのでヤスリ目みたいな模様があって、この辺が判別しにくいのです。しかもワイヤービードのこのクソ堅いタイヤを何度も填めたりしたので、手の握力が限界を超えました。

タイヤブートはこれまでブルベ等で他人に2回ほど進呈した事がありますが、自分で使うのはこれが初めてです。この写真は後から撮影しているのですが、タイヤを完全に外さずにタイヤブートを綺麗に貼るのは、穴の位置によっては難しいですね。次に使う時には穴の大きさに合わせてカットして使おうと思いました。

穴の開いたチューブにトピークの簡易パッチを貼って、丁寧に組み立てて3度目の正直。ここでDTさんがCO2ボンベを投入してくれて、空気入れは完了。いやぁ、ここで45分ぐらいロスしたでしょうか。

緩い下り基調とはいえ、残り15kmを30分ほどで走りきらないと16:42の磐越西線に輪行で乗るのは難しいでしょう。しかも最後は駅前の市街地で信号が多いのです。

先行したYUKI氏、新潟方面から会津まで走ってランデブーしようと話をしていた同級生のモコさん、新発田のT氏は既に会津若松駅に着いているでしょう。DTさんと大急ぎで会津若松駅に向かったのですが…市街地の信号待ちが効いて電車が出る10分前に到着です。

既に新潟から走ってきたモコさんと新発田のT氏は駅に着いてました。周りを見回すとYUKI氏も既に着いていました。

一応、大急ぎで輪行準備すれば…と思ったんですが、駅の改札から磐越西線のホームがやや遠いこともあって、流石に諦めました。次の電車は2時間後です。

うーん、サイドに穴があくパンクというのは初めてでした。パンクというのは奥が深いです。あとやっぱりワイヤービードは修理しにくいので、ロングライドには向いてないですね。手持ちのワイヤービードのタイヤはこれが最後なのが救いかな。

18時半の磐越西線で新潟入りするとなると、実家の最寄り駅への電車に接続するのは嬉しいけど、実家に到着するのが21時半とかになっちゃう。となると、家の近隣で入れるお風呂が軒並み閉まっている時間なのです。

運良く、会津若松の駅前に日帰り温泉が出来てました。これはごく最近オープンしたようですね。以前、色々と調べた時にはこの温泉はなかったですから。しかも料金は400円と格安です。とりあえずここで大急ぎで汗を流してきます。

実家近くまで輪行出来るということもありまして、もう飲酒OKです。駅前でビールでも買ってきて、電車待ちの夕暮れの駅前のベンチで輪行袋を抱えた男どもがプハーっと時間をつぶして、18時半の電車で会津若松を後にします。

会津若松からの列車は地方ではおなじみのワンマンディーゼル車両です。

GWでも喜多方を過ぎてちょっとすると車内はガラガラです。新津駅から最寄り駅の羽越本線の水原駅までの列車は写真の通り、更にガラガラです。

輪行→景色のいいところを100km走る→また輪行という贅沢な時間の使い方ですが、自分としては全然飽きないですね。ただ、水原駅を降りると簡易パッチで入れたタイヤの空気は抜けており、ここでモコさんからチューブを恵んで貰って本日4回目のタイヤ修理。

あーーー、もう手の握力が無い&豆が出来てヒリヒリです。

この後、実家まで移動して一息ついて、家の近所の百福宴で反省会をやって終了。沢山食えてビールを2杯ほど飲んでも、一人1500円もかからないという素晴らしいお店ですな。

この後、私の実家で3人でグースカ寝て、1日目は終了でした。