2014 BRM322埼玉300 那珂川 パンクで押してゴール&終電ギリギリ

オダックス埼玉のBRM322埼玉300 那珂川に参加してきました。一番標高の高いところでも150mしかなく、殆どがフラットなコースです。

武蔵小山に引っ越したおかげで、始発輪行で6時には入間市駅に着けます。そんな訳で横浜在住時には無理だった豊水橋スタートのBRMに参加出来るようになりました。

終電は23時半ぐらいなので、23時までにゴールすればOK。昨年のBRM323埼玉300kmアタック霞ヶ浦北浦涸沼はもっとフラットでしたが14時間を切ってゴールしているので、7時スタートなら16時間でゴールすれば間に合う計算です。

今年は出来るだけグルメを標榜しているんですが、過去につくば在住だったり、ツインリンクもてぎに行くときに散々通ったエリアなので詳しいつもりなのですが、個人的に寄りたい店もない。

そんな訳で本日のテーマは終電で絶対帰るです  (´д`)

3時に起床して準備し、4時に五反田駅まで自走して輪行を準備します。2/1にDNFした鎌倉300から雪などの影響もあり、20km以上自転車に乗ってないという状態でした。

仕事が忙しい日々が続いている事もあって、あまりモチベーションが上がりません。今年は300の開催が少ないので、このBRMは完走しておかないとマズイのは分かっているんですが。

そんな精神状態だったので、五反田駅前で「うーん、行くの止めようかなぁ~」で自転車をバラすかどうか5分ぐらい悩みます。もう勢いだけで準備をして、始発の山手線に乗り、池袋から西武線に乗ります。

途中、交換試乗会の常連のque109さんとその相方さんが電車に乗ってきて、ちょっとばかりモチベーションが回復。入間市駅前で自転車を組み立てて、近くのコンビニでお買い物。

入間市駅になぜ佐渡の地図が…と思ったら、姉妹都市なんだそうな。

que109さんに付いていって、初めての豊水橋のスタート地点へ。なんとバイクラックがあります。6時スタート組は既に出走してます。

やっぱりオダックス埼玉さんは募集人数が多くて賑やかだなぁ。ここでYUKI氏から頼まれていた反射ベストを自分の予備と合わせて2着購入。

まこたさん、Naokiさん、しほさん、ぜっとさん、がんちょさんなどのおなじみのメンバーにご挨拶。じゅんこさんと師匠も車検の列で発見しました。

車検の列に並んで、ゆるゆると走り出すことに。今日は天候もよく、風向きによっては最高のコンディションでしょう。長袖ジャージのみで防寒具不要でした。

豊水橋の上を通ってスタートです。コースは青葉の渡良瀬300とか、埼玉のその他のブルベとかで通ったことのあるようなコースをつなぎ合わせた感じ。

同じオダックス埼玉でも川口スタートよりも、スタート周辺の道が空いていて走りやすい。ただ、ゴール周辺の標高がほんのちょっとだけ高い。

参加人数が多いので、交差点などでは意識的に隊列を切っていかないと、すぐに繋がってしまう。

あおるように抜いていくトラックに2回ぐらい遭遇。隊列を切るように先頭を走るようにしているのですが、いつの間にか後ろに人が繋がっている場合があります。

とはいえ、自分もスタートから10kmぐらいはNaokiさんの隊列の後ろの方に位置してました。ありがたや~。

そういえばスタートからしばらく一緒に走っていた方がマキノ乗りで、声を掛けて頂きました。

マキノに置いてある青い試乗車の以前のオーナーさんだそうな。SR600のステッカーも張ってあったし、非常にジェントルな方でございました。

いやぁ、マキノオーナーの輪が広がるのは嬉しい限りでございます。

ちょっと風があって、時には追い風、時には横風、時には向かい風でしたが、空は快晴で気持ち良い。帰ってきたらかなり日焼けしてました。

この辺は隊列の先頭を走っていた関係もあり、見栄張ってオーバーペース気味でした。90km地点のPC1までは無休憩で行きます。

スタートからしばらくは、交換試乗会の時に他の方が乗りやすいように下げたサドル位置のまま出走しておりました。とりあえず「ちょっと低いかな」と、思うものの普通に回せていたのでそのまま走ります。

これが後々、今までに体験したことのない膝の前側(お皿あたり)が痛くなるという事態を引き起こすのでした。

90km地点のPC1に到着したのは11時。4時間で90kmだからなかなかのペース。なんとコンビニの軒先に休憩スペースが設置してあったよ。

紙パックのお茶をボトルに詰めるケチケチ大作戦。ここでちょっとだけサドルを上げますが、不十分でした。でも、そのまま走り続けます。

更にいうと、昨日から便秘を引きずっており、お腹がパンパンなのであまり食欲が出ない。早く胃腸の動きが促進されることを祈りたい。

PC1を出ると、つくば在住時にさんざん走った国道294号沿いを北上する。やや向かい風基調でペースが上がらず。写真は真岡鉄道のスイカ列車。

なーちゃんとイーチョさんの前を引くという名誉ある任務を請け負ったので、10kmぐらい必死で前を引きます。

この二人が大変速くて、自分が引いた後に先頭交代して貰ったんですが、全然着いていけない。ブランク明けだから無理はイカンと、着いていくことは断念する。

しかも、先に行ったはずなのに「ミスコースしました!」と後ろから現れたりと、速いのにおちゃめななーちゃんとイーチョさんでした。もう一度背中を見送ります(笑)

120km地点ぐらいでやっと腸が動き出したようで、急遽コンビニによってトイレに駆け込む。

ここで大幅な軽量化に成功した。いやぁ、スッキリしたなぁ。これで精神的な憂いはなくなったが、足は結構使った状態だったりする。

やはり2ヶ月のブランクは重い。ほぼフラットコースを100km走っただけとは思えない足の疲労である。コンスタントは走ってないとダメだな。

折り返しのPC2の手前20kmぐらいになると、幹線道路っぽいR294を離れて那須烏山の田園風景が続く。この辺はちょっとした登り下りはありますが、景色もよく下りでスピードも乗ります。

ちなみに今日もインナーは使わないという目標を立てていたので、コンパクトドライブですがアウターのみで走りきりました。もっとも、ウチのマキノ号はリア32Tありますからね。

この辺は景色は良かったのですが、向かい風が酷くてペースが上がらない。とはいえ、7時間ぐらいでPC2を折り返し出来そう。

この辺から前述した通り、サドルの低さから膝の前の皿のあたりが痛くなってくる。これまでのブルベでは一度も記憶にない症状である。

どうもサドルが低い状態で回し続けたので、膝が曲がりすぎた影響だと思われる。長時間、正座を続けたときのような痛みである。

PC2でサドルの高さをもう一度調整したけど手遅れでございまして、ゴールまで膝の痛みと付き合うことに。

6時出走組の人が折り返しでスライドして来ます。向こうは下り基調で追い風ということもあって非常にハイペース。

そういえばKankuso氏が6時に出走してるはずなので注意して見ていたら、PC2まで13kmぐらいの地点でスライドしました。

一応、サムアップして挨拶したら向こうもちょっと声を出していたので気がついただろう。まぁ、自分の場合は巨漢なので一目で分かるから便利だ。

早々に見送ったなーちゃん&イーチョさんともPC2の手前でスライド。流石の速さである。

この日はシューズカバーはつま先のものだけで十分な暖かさでございました。

平地と広い川を見ると、ああ関東平野だな~と、ちょっと安心する。しかし、向かい風は本当に厳しくて、地域の広報車が「強風につき火気に注意ください」とスピーカーで流しながら走っている。

折り返しのPC2に14時過ぎに到着。約7時間で折り返しだから、復路は追い風という事を考えると十分なペース。これならば終電は余裕で間に合うだろう。

PC2にはちょうどスタッフさんが車でPC2に来たタイミングでして、今年からオダックス埼玉のスタッフをしておられるブルベ会最速の一人である黒澤さんを次回の交換試乗会にお誘いしておきました(笑)

コンビニの目にはパイプ椅子やら座れる場所が沢山設置されていたので、そこに座ってご飯を食べます。交換試乗会に来て頂いた、なつじろーさんにもご挨拶。

沢山の自転車がずらーっと並ぶ景観。入ってくる人の合い言葉は「向かい風と横風が厳しいねぇ」でした。まこたさんともここで再会しました。

終電に間に合わせるためのリミットは16時間で走行ですが、折り返しのPC2で休憩して7時間強なので十分に間に合うでしょう。

ちょっと膝の痛みを覚えつつ、復路に漕ぎ出します。

復路は下り基調でこの通りの追い風で、大して漕がなくても30km/hは出ちゃいます。下り基調という事もあって楽ちん。

なつじろーさんとご一緒したときは快調そのもの。いやぁ、気持ちいいな~と快走します。

ここで沢山のお知り合いとスライド。がんちょさん、ぜっとさんのコンビ、亀太郎トレインのNaokiさん、しほさんあたりとスライドした時にはこっちも絶好調だったので大きく手を振ります。

この辺は走っていて本当に楽しくて、やっぱり何とか出走して良かったな~とご機嫌だったのです。

ほぼフラットコースですが、最高標高点(150m)はこの新宇都宮カントリークラブ前でございました。

とにかく追い風追い風で快調なペースです。これなら15時間切りも行けるぞ!と思ってたのですが、170kmを越えた地点で今年初のパンク

現在使っているタイヤはコンチネンタルのゲータスキン25cで、重いけどとにかく丈夫なタイヤでして、使い始めて初めてのパンクでございました。

修理できそうな場所を探してパンク修理を開始します。多くの方に「大丈夫ですか~?」と訪ねられましたが、単なるパンクなんで問題ないです~とご挨拶。

パンクを修理し始めて見ると、このタイヤはワイヤービードで非常にビードが堅くて外すのが大変。連続パンクを避けるために手探りでタイヤに異物が残っていないか調べる。

チューブを後でチェックしたら小さなピンホールがあいていたので、何か尖ったものでも拾ったのでしょう。交換チューブを入れて、苦労して素手でビードをリムに嵌めて、愛用のポンプ(LEZYNE プレッシャードライブM)でエアを入れます。

パンク1回ならロスは20分ほどだから、まだまだ終電は余裕だな~と空気をシュカシュカと入れて行くんですが、ゲータスキンの堅いビードがなかなかキッチリと上がらない

もうこれ以上エアを入れるのは無理!というところまでいれてもビードが上がりきっていないのが目視で分かる。苦労した入れた空気を一度抜いて、手でタイヤをモミモミして全体をなじませてから再度空気を入れます。

それでもビードは上がりきらない。まぁ、空気圧的には十分に走れそうなところまで入っているので、これ以上の時間のロスは厳しいのでそのまま走り出すことに。

タイヤが真円状態じゃないから、走っていると「コトン、コトン」と段を感じるが十分に走れる。これで何とか残りの130km持って欲しい。

ツインリンクもてぎからの帰りでもいつもおなじみの真岡の踏切渋滞。これが全然進まない。気は焦るばかり。

バスが前にいると路肩を通って前に出ることも出来ません。しばらく渋滞にお付き合いして、路肩が広くなったところで前に出れました。

R294は遅れを取り戻すために頑張って走ります。150km折り返しのPC2から次のPC3までは100kmあります。200kmをちょっと越えたあたりにあるセブンイレブンで休憩。

パンクした時に先行していたまこたさんに追いつきました。いやぁ、パンクで大変でしたが、この追い風なら終電は間に合うと思います、とか会話して見送ります。

ここでは水分の補給と、お腹が減ったときに食べる補給食としてシュークリームを購入。最近、辛いときはシュークリームを食べるのがジンクスになっているなぁ。

パンクのおかげで時間に余裕がなくなりましたので、シュークリームは信号待ちのタイミングとかで食べます。急いで食べたらクリームがはみ出て、GPSの上にベッタリと…(;´д`)ゞ

甘い物を食べて、残り100kmを頑張って走りましょう。タイヤは今のところは問題無し。

かなり暗くなって綺麗な夕暮れを見ながらゴールを目指すランドヌール。うーん、絵になるなぁ。

なんでわざわざ歩道で撮影しているのか、と申しますと…またパンクしました(‘A`)

210kmを越えた当たりで、後ろからのトラックをやり過ごすためにちょっとだけ荒れた歩道に入ったら、一気にブシューっと空気が抜けました。

流石に「もう終電には間に合わない~~!」という気持ちになるものの、真っ暗になる前だったのが幸い。夕暮れの明かりの中でまたパンク修理を始めます。

ここで亀太郎トレインのご一行様を見送ります。うーん、みんな元気そうで良かった良かった。

新品の予備チューブを取り出して30分かけて丁寧に修理をしますが、またもやビードは上がりません(・ω・)

ここまでにパンク修理でトータル1時間強をロスしました。残り90kmを5時間弱で走れれば間に合う計算です。

追い風パワーも失われて、足もパンパンな状態です。PC3でのロス時間も考えると、間に合うかどうかは本当に微妙な状況です。

ゴール後の疲労困憊している状態で入間から東京まで自走とか、ファミレスで朝まで時間つぶしとかは本当にイヤなので限界まで頑張ることにしました。

ここからは補給食を喰らい、ひたすら回し続けます。まずはPC3までの残り40kmを2時間で走れば希望は出てくる。

正直、久しぶりのブルベだったので終わってしまった足で25~28km/hで巡航するのは厳しかったですが、とにかく終電で帰りたい!という執念だけで走りました。この辺から余裕もないので写真もございません。

250km地点のPC3のセーブオンに到着したのは20:10でございました。トイレと水分補給、パンを背中に押し込んでPCを後にしたのが20:20ぐらいだったので、残り50kmを2時間40分で走れば23時ゴールです。

ゴール受付である程度、待たされることを計算に入れると微妙な残り時間ですが、ここまで頑張ったんだから!と気合いで走ります。

膝は痛いし、咳は出るし、本当に辛かったのです。モチベーションは今日のうちに電車で帰って、家の風呂と布団が恋しいという事のみです。

ビードが上がりきっていないタイヤに気遣いをしつつ、ハンドルにつけたデジタル時計とにらめっこし残り時間と残り距離を計算しつつ走り続けるのですが、時には「もう諦めたら楽だぞ」という悪魔のささやきが顔を出します。

認定のための制限時間は20時間ですから、終電を諦めれば4時間も余裕ができます。どこかのお店に入ってゆっくりとご飯を食べても十分に間に合うし、楽しいだろうなぁ…ψ(`∇´)ψ

しかし、牛丼チェーンやコンビニの看板の明かりに誘惑されつつも「いや~、絶対に帰る!」と誘惑を振り切ります。

市街地に入ってきて信号停止が多くなってきたので、10kmを走るのに30分近く掛かるようになってきました。10km30分のペースは死守しなければ間に合いません。

残り10kmを切ってくると、何名かの前走者に追いつくようになりました。時間的には予定よりも7分ほどの貯金もあり、「23時にちょっと余裕を持ってゴール出来る」と確信しました。

とはいえ、ゴール受付で同時にゴールした人が多いと、受付で並ぶ必要があります。やっぱり、その分の時間的な余裕が欲しいです。

事情を話せば先に受付してもらえるかなぁ、とも思いましたが、抜いてしまった方がてっとり早い。「終電あるので先に行きます」とお声がけして前に出ます。

残り1km強まで走りきったところで時刻は22:45。流石にもう終電は大丈夫と一安心。入間市駅からの終電は23:33なので、ゴール受付が23:10に終わればOKだ。

よし、頑張ったなぁ、俺!と安心して、キューシート最後の左折の手前500mでリアタイヤから「シュー、ガトガトガトガト…」という異音と共に、3回目のパンクの神様が降臨されました。

もう手持ちのチューブもありませんし、直していたら間に合いません。パンクしたまま走り続けます。ビードが上がらなくて苦労した反面、ビードが堅いこともあって、パンクしたタイヤがリムから外れることはなく走れました。

正直、頭は真っ白です。終電に間に合うかどうかとか、割ともうどうでも良くなってしまいました(´д`)

ゴール直前の豊水橋の上までパンクしたタイヤで走りますが、橋の上で自転車を押している参加者がおられました。自分もそこで自転車を降りて、押して歩きます。

声を掛けたところ、同じくラスト1kmでパンクだそうです。自分もそこからは押し歩いて一緒にゴールに向かうことにしました。

橋を降りるところでWATSさん&ウワンさんが帰るところでご挨拶。いやぁ、今日はパンクの神が3回も降臨しちゃいました、うはは。

23時ジャストにパンクした愛車を押して徒歩でゴール。流石に押してのゴールはこれが初体験です。

パンクで一緒にゴールした方に事情を話していたのですが、「この方、終電があるようなので先に受付を」とスタッフさんに言って頂いて感謝です。

既に5人以上がゴール受付に並んでいたこともあり、自分では言い出しにくかったので、本当に助かりました。ここで我に返って、終電で帰る!というモードに立ち戻ります。

スタッフの方が、そそくさと先にゴール受付をしてくれました。16時間ジャストで認定だそうです。16時間という時間よりも、終電で帰れる、それだけがただ嬉しい。

一緒にゴールした方、ゴール受付の順番を譲ってくれた方、オダックス埼玉のスタッフの方々、本当にありがとうございました。

さて、ここからもしんどかった恒例の「家に帰るまでがブルベです」のコーナーです。

受付が完了したのが23:05で、入間市駅までは1kmちょっと。パンクしてなければ5分で駅について10分で輪行の準備をしたら、23:33の最終電車には余裕なわけです。

歩いたら流石に間に合わないという事で、パンクしたままの自転車を漕いだり、降りて歩いたりを繰り返して何とか駅に到着。

疲れ切った体で輪行袋に自転車を詰め終えたのが、23:25。コンビニ等にも寄れずに重たい輪行袋を持って、駅のホームに移動したら数分で電車が来た。本当にギリギリでした。ちなみに自分以外の輪行の人は居ませんでした。

西武線の中は寒く、あまり眠気もなかったのでTwitterなどをチェックしつつ、帰りのルートを考える。何もなければ来るときと同じで池袋からの山手線で五反田で自転車を組み立てて、乗って帰宅すれば10分と掛からず到着だ。

しかし、今回は自転車は乗れない。最寄り駅の武蔵小山への電車は終わっている。駅からタクシーという手もあるが、現金が2000円ほどしか手持ちがない。

徒歩だけならば五反田駅よりも目黒駅の方が近いんですが、駅から凄い下り坂があるんだよなぁ。カーボンソールの自転車シューズであの坂を下ったら、足が死ぬな、と思いましたが選択肢はないわけで…

深夜1時過ぎに目黒駅から徒歩で輪行袋を抱えて、約25分掛かって自宅まで何とかたどり着いたのでございました。本当に足が痛くて痛くて辛かったです。

いやぁ、色々と思い出深いBRMとなりましたわ。皆様に感謝感謝でございます。

さて、翌日は原因のチェック。パンク状態でちょっと走ったので、中のチューブは穴だらけで再利用出来そうもありません。タイヤも流石に交換だろうとチェックしたら特に問題はない。

ゲータスキンは本当に丈夫なタイヤだな~と感心しましたが、堅すぎて携帯ポンプじゃビードが上がらないのも困りもの。リムテープも痛んでいたので予防的に交換しました。

ちなみにビードがあがらないっていうのは上のような状態のこと。左上の方はビードが上がっているけど、右下の方は上がってないです。

フロアポンプやCO2ボンベならビードはキッチリ上がりましたので、やはり私が使っていた携帯ポンプでこのタイヤのビードを上げるのは難しいということですかね。2年以上愛用している実績のあるポンプですが、流石にこのタイヤは無理だったか?

連続パンクの原因ですが、2本目、3本目はリム打ちパンクの時にできるスネークバイトが出来てました。

どうも走行を続けているうちに何かの拍子にビードが上がると、その部分のチューブの容積が増えますから、空気圧が一気に下がって、それでリム打ちパンクになるのだな、と予想。

確かに2回目、3回目はあっという間に空気が抜けたので確かにリム打ちパンクっぽい感じでした。1回目のパンクは刺し傷の穴だったので、一気には空気は抜けませんでしたからね。

このタイヤ、重いけどサイドが非常に丈夫で通常の状態であればパンクしないし、何よりお値段が安いので今後も使いたいです。でも、修理用にはCO2ボンベを持ち歩かないとダメだなぁ。丈夫すぎるタイヤの意外な落とし穴でございました。

コースプロフィールだけみれば、今年参加したBRMの中では一番楽だったはずなのですが、ブルベに楽なブルベなし!を改めて実感しました。

年初の400を走った事もあり、後は600を走れば今年も無事SRは維持出来そう。600は4月の関東一周600になると思いますが、これはスタッフ試走なんでモチベーション維持できるか心配です。


 

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