前がチューブレス、後がクリンチャー

マキノ号が納車されて二ヶ月が経過しました。ブルベがほぼ終わっている事もあって、2ヶ月で1000kmしか乗れてません。

納車された時からステムをポジションに合わせて交換したりしましたが、それ以外のアクセサリーは前の自転車から移植したものばかりです。

やはりカーボン素材と比べると、荒れた路面を走ると振動がダイレクトに手に来ます。私のようなメタボだと、ブルベではトラブルを避けるためにカーボンパーツは使ってませんからね。

そんなこともあって、このマキノ号は色々とゴテゴテと取り付けているので正直重いです。乗っている人間はさらに重いんですけどね(笑)

自分、チューブレスタイヤが好きなんですが、手組だとチューブレス対応のリムが殆どないこともあって、最近はあまり使ってませんでした。

また、パンクしにくいのは事実なんですが、いざシーラントで塞がらないようなパンクしてしまうと、どうしても修理に時間がかかってしまいます。

さて、ここでパンクについて考えてみましょう。統計を取ったわけではないですが、自分の体感的にはパンクはリアの方が倍ぐらいの頻度で発生するような気がします。

またクリンチャータイヤの弱点であるリム打ちパンクは、自分の経験ではフロントタイヤでしか発生したことがありません。

また自分のように重い場合、乗り心地に大きく関わってくるのはフロントタイヤの空気圧です。しかし、フロントタイヤの空気圧を下げるとリム打ちパンクが発生しやすくなります。

上記のことを効率的に解決する手段は何か?それが後ろがクリンチャーで前がチューブレスという組み合わせでございます。

以前、1度やったことがあってその間はノントラブルでしたが、ホイールの都合でこの組み合わせはお蔵入りしていたのであります。

で、リアはコンチネンタルのサイドカットに強いゲータースキンという25Cのタイヤにしました。ワイヤービードなので折りたためないという弱点があります。

このタイヤ、以前購入してFelt F4で使っていたのですが、自転車を手放してしまってCevelroの自転車は25Cが履けないので保管していたものです。

太めのタイヤは特にフロントフォークのクリアランスで履けない場合が多いので、マキノ号はオーダーするときに25cタイヤを履けるようにお願いして作ってもらってます。

エアボリュームがあるので乗り心地はかなり良くなります。見た目はごらんの通り、見るからに太い感じ?

最近のトレンドはやや太めのタイヤということもあって、来年は25cを中心に使っていこうと思っています。

さて、フロントですが以前チューブレス化をして使っていたのですが、今年の4月のBRM420清水400でリアのハブがかけたため出番が無くなっていたEaston EA90 AEROです。

一番上の写真にもありますが、フロントの方がリム高が高いという状態になります。昔は前後のホイールの銘柄が違うのとかカッコ悪い!と思っていたのですが、最近は実用性優先であまり気にならなくなりました。

見た目のグラフィックの統一感とか、そういうのはマキノ号じゃなくてCervelo S5の方でやっておけばよいのです。

久しぶりに使ったらビードが落ちていたので、シーラントを入れてフロアポンプで空気を入れてもビードがあがらず。もう面倒なのでCO2ボンベ使って一発で上げてしまいました。

理論的には理想的な組み合わせだと思うんですが、使い込んでみないと想定外のトラブルがあるかもしれません。前に使った時はノントラブルだったのですが、長距離のブルベで使っても大丈夫という事でないと心配です。

これがダメならフロントも25cにして、乗り心地を改善するのも検討しましょう。