約4年ちょっと使ったルンバ様を買い換えました。

4年ほど使っていたルンバ様の吸引力が目に見えて弱くなってきて、ろくに掃除されないことが増えてきました。途中、電池があまりに持たなくなったので交換したんですが、分解してメンテしてもちっとも改善されません。

自分は仕事に出かける時にルンバを動作させています。この一日一回の掃除だけでも随分と部屋は綺麗になります。なので据え置き型の掃除機は補助的な利用で、コードレスでパワーがあまり強くないものを愛用しています。

慣れるまではルンバが移動するルートに荷物を置かないようにという工夫が必要でしたが、慣れてしまうとこんなに楽な物はありません。日本のメーカー製ではないので、不安もありましたが信頼性も問題なしでした。

やはり普及しているとブラシやローラー、電池などのアクセサリーも入手しやすいです。最近は他のメーカーからもロボット掃除機は発売されてますが、買い換えるならやっぱりルンバと決めてました。

そんな折に、3月のAmazonでのタイムセールで丁度、ルンバ875Aが42,800円に値下がりしていたこともあって買い換えました。

この手のロボット掃除機も安くなったなぁ、ということで開梱の儀式です。

旧ルンバ 780のアクセサリとの互換性チェック

上が届いたルンバ875Aの同梱品です。本体、前面左からフィルター、リモコン、オートバーチャルというルンバを侵入して欲しくない場所に置くアクセサリ、充電も兼ねるホームベースなどが同梱されてました。

正直、今まで使っていた780に比べると付属品はグッと少なくなりましたが、普通ならこれで十分に足りるでしょう。

ちなみに780の付属品と、途中で買い足したアクセサリー達。エアフィルター、ローラー巻き込んだ糸を切るための治具なんかが付属してます。

黄色いのがエアフィルターでして、これは明らかに今回買ったモデルと互換性は無さそう。

ホームベースは互換性あり

ホームベースは左が新型、右が旧型です見た目はソックリです。

旧型は大きいACアダプタが付属してますが、新型はホームベース内に電源ユニットが内蔵されているようで、直接メガネ型のACケーブルが挿せるので小型化されているといえるでしょう。

ここまで見た目が一緒なのであれば、互換性はあるのでは?ということで旧型のホームベースを試してみます。

新型のルンバが旧型のホームベースに無事帰還出来ました。ということでこれは互換性があります。

ホームベースは壊れるようなものでもありませんが、旧モデルのホームベースと交換することなく運用は出来ます。自分は旧モデルのアダプタの大きさが気になったので、ここは新型に置き換えました。

ちなみに新型のルンバはホームベースへの帰還のロジックが改善されたのか、よりゆっくり確実とベースめがけて戻っていきます。旧型は充電端子が汚れてくると、よく帰還を失敗することがありましたので、この辺の確実性はアップしているかもしれません。

約4年での技術の進化は確実ありますね。

オートバーチャルは互換性無し

ルンバには侵入して欲しくないエリアに置くと、そこから先に侵入しないというバーチャルウォールという機能があり、このためのアクセサリが付属します。

左が新型に付属してた物で、右が旧型に付属してた物です。旧型のほうのアクセサリの方が機能は豊富でして、バーチャルウォール以外にライトハウスモードという部屋を区切ってルンバに順次操作させるモードで部屋の区切りを設定する目的に使えます。

左の新型は侵入して欲しくないエリアを設定できるバーチャルウォールの機能だけなので、よりコンパクトになっているようです。自分はライトハウスモードを使うつもりはないですが、使っている人は購入するルンバがライトハウスモードに対応しているかチェックしないと駄目ですね。

ちなみにこのアクセサリは単二電池2本で動くのですが、電池を切れるのがちょっと早いです。新型はその辺が改善されて居るといいなぁ。

旧型のアクセサリはライトハウスモード、バーチャルウォール機能を切り替えて使えるので、バーチャルウォールモードで新型のルンバが認識するかテストしてみました。

残念ながらこれは認識せず。新型のルンバはバーチャルウォールにしか対応していない付属のアクセサリでしか動きませんでした。という訳で旧型に付属した2個のアクセサリは処分することに。

リモコンは全く同じ

リモコンは旧型も新型も全く違いがありません。新型はリモコンのボタンでラジコン的に操作する反応が良くなっていて面白いです。

まぁ、普段は掃除開始を示す真ん中のCLEANボタンしか使わない上に、自分は学習リモコンにこのボタンの信号を憶えさせていて、そちらで操作してリモコンは全く使ってません。

という訳で互換性はありますが、めったに使う物ではないので予備があってもなぁ…

消耗品のブラシは互換性あり

左が旧型、右が新型の裏面です。左上についている回転するブラシがありますが、これが消耗品として一番よく交換するものです。

だんだん毛が抜けてきたり、曲がってきたりして効果がイマイチになってきたら交換です。そんなに高い物ではないですし、サードパーティーからも発売されているのでストックが沢山ありますので、そのまま使い回せると嬉しいんですが。

あと中央にある回転するブラシが旧型は毛が生えたタイプだったんですが、新型はゴムのひだがついているだけにモデルチェンジしてました。

この毛が生えたモデル、絨毯の毛や糸を巻き込んで絡むので、これをカットするアクセサリなんかが付属してましたが、新型はそういったクリーニングキットは付属しません。

結果から言うと互換性ありです。ストックが4つ程有りましたので、これは使い回すことが可能です。

この辺の消耗品の互換性を維持してくれるのがありがたいです。日本の企業は割とこういう所が無頓着で、性能を追求して簡単にモデルチェンジしちゃうので頭が痛いところです。

電池はニッケル水素からリチウムイオンに進化してました

旧型ルンバの電池を交換したばかりだったので、これを使い回せないかな?と新型の電池蓋を開けてみました。収納スペース自体は同じなので互換性がありそう?

ただ、電池自体が進化してリチウムイオン電池になってました。

旧型はニッケル水素電池です。ちなみに上の電池は純正品ではなくてサードパーティー製です。

残念ながら電池は使い回せませんね。

ちなみに電池の形や電源の端子自体の位置は一緒です。ちょっと興味本位で新型に上のニッケル水素電池の電池を入れて認識するか試そうかな?と思いましたが、いきなり故障させてしまう可能性があるので止めました。

この辺の形状的な汎用性の維持は素晴らしいなあ、と思いますが、形状が一緒だと私のように古い電池が使えるかも?という考えで安直に試して壊してしまう事象を招きかねないです。

まぁ、そんな事を考えるのは少数派でしょうから心配しすぎでしょうか。

フィルターは全く互換性無し

左が旧型、右が新型のダストカバーです。ルンバはこのダストカバーの部品の中に吸引用のモーターが入っているので、エアフィルターはダストカバー内にあります。

左右に箇所に黄色い小さなエアフィルターを2個取りつけてあるエアフィルターが旧型ですが、新型はサイズが大きいものが1個だけになりました。これもよく交換するのでオマケが付属します。

まったく物理的な形状が異なるので旧型のエアフィルターは全く使えません。これは素直に処分しましょう。

という訳で不要になったアクセサリー達。中央のローラー、ローラー掃除用のアクセサリ、エアフィフィルターは全て処分します。

新型になってどうか?

導入して一週間ほど使ってますが、動作に関しては全く前のモデルと一緒。運用に違いは全くありません。正直、ツマンナイぐらいに同じ運用が出来ます。

ただし、性能自体は大幅にアップしているので、特に吸引力は大違いです。ルンバが通ると吸引した空気が排気される風を感じます。これは旧型では感じることはありませんでした。

前のルンバ780は6~7万円ぐらいで購入した記憶があり、購入したのが2013年の年末でしたから丸4年以上毎日使ったことになります。個人的には5年ぐらい持って欲しかったですが、まぁ、こんなもんでしょう。

現在は普及時期に突入したこともあり値段もこなれてますし、掃除の手間が大幅に減らせるのでオススメしやすい家電となりました。


 

日記の最新記事8件