Garminの体重計は1月に販売再開。データ保存サイトは集約したい。

先日紹介したGarmin vivosmart HRと同時に発表されたのが、Garmin index smart scaleという体重計です。

流石に発表されたときの値段(2万円近い)という事もあって、vivosmart HRは予約購入しましたが流石にこの体重計は見送りました。しかし、今の俺はこの体重計が欲しくてたまりませんが、世界的にどこのお店でも在庫がなくなっている状態です。

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ネットなどで情報を集めてみると一旦は11月に発売されたのは確かなようで、購入出来た人も居るようです。現在は1月に販売再開が予定されているということで、しばらくは入手することは難しそう。今のところVivosmart HRと同様に日本の代理店からのアナウンスはありませんので、海外通販で手に入れる事になるでしょう。

今のところスペインのBikeinnでの予価は18000円強です。2015/12/11現在、ページを見てみると在庫ありとなっていますが、カートに入れると在庫無しになります。送料が5800円もかかるっぽいので、Bike24の方がトータルでは安く入手出来そうです。

なんで欲しくなったのか?ということなのですが、体重計に乗って体重を計測するだけで、そのデータを自動的にクラウド上に記録しておけるからです。後からネットで体重の変化が確認出来るのは結構便利ですよ。

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実は既にWiFiでネットに繋いで、Webのクラウド上に体重をアップロードしてくれる体重計を1年以上使っています。オムロンの体重体組成計 HBF-253W カラダスキャンっていうモデルです。お値段は1万3000円ぐらいで購入しました。

こいつは体重と体脂肪率を計測すると、無線LANに自動で接続してオムロンのウェルネスリンクというサービスに自動的に体重をアップロードしてくれます。動作も確実ですし、体重計自体もスタイリッシュで格好いい。これが1万3000円ってのはGarminの体重計の値段を考えたら十分に安いです。

なお体脂肪率ってのは人種により計測するときのベースデータが違うそうで、欧米人向けの体重計で日本人の体脂肪率を測ると正しい値がでないという話を知り合いから教えて貰いました。という訳で、この体重計があればGarminの体重計なんか要らないじゃん?と思われるかも知れません。たぶん出来ることも一緒です。

体重計のハードウェア自体はオムロンのこの体重計の方が優れていると思いますが、肝心の体重データを保存するクラウドサービスがイマイチ。体重だけでなく、オムロンの歩数計や血圧のデータも管理してくれるサイトなのですが、無料会員だと6ヶ月しかデータを預かってくれないのです。データ自体はCSVでダウンロード出来るので、消える前にダウンロードすることは出来ます。

でもCSVをダウンロードして、そのデータってExcelで使うぐらいしか使い道がない。Webサイトだけでなくスマホ向けのアプリも提供されていて、クラウド上のデータを見たり出来ますが、この出来もイマイチだったりします。

まぁ、流石に無料でそこまで期待するのはと思ったのですが、体重を預かる目的だけに月額300円も払えません。Garminは無料でアクティビティデータをずーっと預かってくれるし、FitbitだってFitbitのアクティビティデータを無料で長期間預かってくれます。

EPSONのPULSENSEも心拍計としては先行してハードの出来は悪くなかったのですが、肝心のデータを預かるWebサイトがPULSENSEのデータしか扱えないわけです。前述のオムロンのサイトは自社の製品のみしか扱えません。Fitbitはアプリもサイトも良く出来ていますが、腕時計型活動計から取れるデータと日本未発売のFitbitの体重計データしか扱えません。

GarminはGPSログによる活動記録、サイコンによる走行データに加えて、vivosmart HRでの歩数や睡眠データなどが一括して記録されていきます。しかも、無料でずーっとデータが保管されます。STRAVAみたいな外部サイトにもデータ連携も出来ますし、もちろんデータ自体のエクスポートも可能。更にGarminの体重計を買えば、このデータ群に自分の体重も記録されるようになります。

ぶっちゃけこれらのデータ管理をGarminに一本化するためにGarminの体重計が欲しいのです。Fitbitもvivosmart HRと同じぐらいのデータが取れるのですが、データを一元管理したいという目的で、メインの活動計としてvivosmart HRを常時身につけるようになってきました。

この手のフィットネス&ヘルスケアの機器は、ハードウェアの出来だけで勝負するのは無理です。スマートフォンアプリの使いやすさや安定性、データを保管するWebサイトの拡張性や分析のしやすさが重要になってきたなぁ、と思いますね。このままだとGarminの一人勝ちという状態になりかねない予感がします。


 

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