Kestrel 500sciの輪行が楽なのだ

輪行大好き野郎の私ですが、輪行となると最近出番が多いのはケストレル号である。非常に輪行しやすいフレームなのだ。

縦型の輪行袋に入れる前の状態のケストレル号。この写真だけで、このフレームが何で輪行向きか分かった人は、きっと輪行マイスターです(笑)

まずシートチューブがないので、タイヤの固定位置を決めるための自由度が非常に高いです。上の写真で2つのホイールのハブ軸があるところに、通常だとシートチューブがあります。自由度が高いとホイール2本で支えて自立しやすい重心の箇所にホイールを固定出来ます。このおかげで立てたときの安定度は抜群です。

次に700cのホイールの場合、ハンドルを目一杯切って固定する輪行では、ハンドルのエンドはホイールのリムの内側を通ることになります。650cのホイールのケストレルの場合、ご覧の通りハンドルを目一杯切っても、リムの内側を通す必要がありません。これもホイールの位置が自由に決めることが出来る、ということに貢献しているのです。

あと、昔のフレームなので前輪のフォークにはクイックでタイヤが脱落するのを防ぐ為のツメがありません。クイックを広げるとタイヤはスッポリと外れます。輪行だとやっぱりこの方が便利なんですよね。

そして一応、カーボンフレームなので軽いです。あまりガチで走るわけじゃない遠征の時には、ケストレルばっかり持って行ってますね。輪行の準備が素早く出来るのは、やっぱり楽ちんですよ。

以上、本日は小ネタでした。