2015/1/17 BRM117たまがわ200三浦ではパンクの神が降臨された

1/17(土)は近所から発着のAJたまがわの三浦200を走ってきました。二子玉川と等々力はどちらも家から8kmほどなので、気軽に自走で行って参加出来ます。強いて言えば、中原街道のアップダウンを通らない二子玉川の方が気持ち近いかな~。

7時スタートなんで5時45分に家を出ようと思ったんですが、最近愛用している腕時計型の心拍計であるEPSONのPULSENSEがリセットされてしまって、その設定でゴソゴソやってたらムダな時間がかかって、10分遅れで家を出る。

この時期は6時を過ぎると放射冷却で寒くなるので、5時台ってのはそんなに寒くないのです。天気予報的には雨の心配は要らないけど、風向きは夕方に変わるらしくて、ヘタをするとずーっと向かい風になるかも。

30分ちょっとで多摩川の河川敷に到着です。まこたさんやKさん(といっても4~5人ぐらい該当者がw)とかにご挨拶。スタッフのぜっとさん、kurajiさん達にもご挨拶でございます。

今日も自転車はケストレル号。曽我梅林200よりも更に登りが少ないこともあって、Cerveloを引っ張りだそうかと思ったけど、ブルベ装備に換装するのが面倒なので。

コース的には多摩川を南下して国道1号を通って横浜から横須賀経由で三浦海岸→三崎口と回ってきて、葉山→江ノ島→大磯ときて折り返して、最後は江ノ島から鎌倉街道を通ってまた国道1号に戻ってくる感じである。

ところどころで、はとバス200のコースと被るのでルートは問題ない。なんか一カ所グルメでもしてきたいところですが、膝の調子がまだあまり良くないので無理はしない方向で。

スタート受付をしてもらって、7:10のウェーブでスタートです。8時スタートにも知り合いは居るでしょうが、とりあえず今日もノンビリと走ります。たっぷりと貯金が出来たら、マーロウあたりでゆっくりしたい。他の知り合いはグルメする気まんまんのようだが、今回はあまり下調べしてないんだよね。

今日はPULSENSEがあるし、面倒なのでGarminのログ用に心拍センサーである胸バンドはして来なかったんだけど、なんとPULSENSEが不調で全く心拍を計測出来ない。これは初めての症状であり、終日まともに動作しなかった。色々と今後のトラブルを暗示させる。

30kmほどで横浜にてPC1。朝飯抜きだったので、ちょっと腹が減っていたので、パン二個を豆乳で押し込んで先に進む。

フロントバッグを付けてなかったので、とりあえず食べ物は信号待ちで食べる作戦が使えない。やっぱりブルベだとフロントバッグ有利である。

今日のケストレル号の装備。GPSはOregon600にキャットアイの単純なサイコンにキューシートホルダー&ライトという構成である。200kmならこれで十分だが、ケストレルはボトルが一本しか付かないので、夏場は不向きである。

ホイールが650cなので手持ちのチューブを使い切ったら、パンク修理として出先でパッチを貼らなければならなくなる。先日の三連休の最終日に自分の所属団体の伊豆網代200のスタッフ活動の帰りに、中原街道で盛大にリム打ちパンクして修理した記憶がよみがえる。

PC1からは横須賀を通って三浦半島沿いに三崎まで南下する。ここはよく知っている道なのでマッタリと走っていると、観音崎灯台の先のシークレットチェックがあった。ぜっとさん、artsさんにご挨拶して先を急ぐ。

フジトモ商店は通過チェックとかに指定されていないので、ここに寄らない三浦半島巡りは初めてかも。いつもの三崎口のファミリーマートがPC2なのですが、この手前でフロントタイヤがパンク。

使っているタイヤであるコンチネンタルGrandPrixの650CとAlexリムの組み合わせはビードの懸かりが甘く、パンクするとタイヤが外れやすくて危険。PCまで500mもないが、鈴木干物店の前あたりでパンク修理のお店を広げる。

前輪だし、ビードは外しやすいしということで修理は非常に簡単に終わる。CO2ボンベでビシっと空気を入れてパンク修理完了。CO2ボンベは1本しか持ってきていないが、2回以上パンクするのは稀なのである。チューブの予備ももう2本あるから問題なし。

PC2はさっさと補給して先を急ぐことにした。ここまで向かい風基調でペースも上がらず、パンクの修理で貯金も削られたので、お店でゆっくり座ってご飯は厳しいので、さっさと先に進むことにした。

しかし、今回のブルベは全然写真を撮影していない。何故かというと、今年から使っているパールイズミの0℃対応の手袋、インナーグローブが要らない暖かさなのはいいんだけど、細かい操作が殆ど不可能。分厚いので手袋をしたまま、背中のポケットに入ったカメラを取り出すのも困難である。

今までは信号待ちの停車の時などに撮影していたのですが、これが殆ど出来ない。三崎から葉山→江ノ島までは車も多くて油断出来ないし、横浜在住時にあの辺の写真なんて腐るほどUpしたから今日は無し!

江ノ島を越えた当たりで風向きが変わって、これまでの向かい風基調が追い風になってきた。おいおい、もうすぐ折り返すのに…戻りも向かい風デスネー。

茅ヶ崎のあたりで先に黒い雲が見える。元旦にも見た雪雲である。あの下はきっと雪が降っているのかな?と普通に良い天気なので信じられずに進むと、平塚あたりでみぞれが降ってきた。あれ~、雨具とか持ってきてないんですけど。

みぞれ混じりの雨がボタボタと降ってきて、ちょうど反対側には折り返してきたトップグループが。こんな海岸沿いで雪に出くわすなんてレアだなぁ、と思いつつ、大磯までは続かずに無事折り返しのPC3に到着。

この辺で8時スタートのDTさんが軽々と自分を抜いていく。高松400も無事完走したそうだし、昨年デビューした方々の早さに舌を巻く。

うーん、なんかイマイチ調子が上がらない。多分、補給が足りていない。それなり貯金はあるはずなんだけど、この辺で利用したい食べ物屋さんもないしなぁ、と持ってきたカロリーメイトを食べる。

PCに途中で何度も見かけた、とても早い女性がおりまして、何度も何度も自分を抜いていくので話を聞いてみると、相当に寄り道してグルメを堪能しているそうな。いかん、俺は全然グルメしていない。

帰り道で横浜市内を通るはずだから、立ち食いソバにでも入ってコロッケソバを頼んで「おまえさん、やるじゃないの!」と最近ハマっているマンガ「めしばな刑事タチバナ」ごっこでもやってからゴールすることにしよう。

折り返しでまた向かい風だったけど、この辺はなんと無ーく一緒に走る人もおりまして、江ノ島までは割と順調に戻ってこれました。問題は江ノ島から鎌倉街道でモノレールの下を通るんですが、この辺が結構登り下りがあるんですよね。はとバス200で逆方向から走ったので、この辺はすっかり詳しくなってしまった。

モノレールの下を通っているときに雪雲が綺麗に見えたので写真を撮る。1時間前に平塚で遭遇した雲が流れてきたようだ。この雲の真下はチラチラと白いモノが見える。そういえば同日には千葉でも200kmブルベが開催されてましたが、あちらも強い強い向かい風で大変だったみたいですね。

ここで登っているとフロントタイヤがグニャっと…えーっと2回目のパンクの神が降臨されました。今度はスローパンクである。ちょっと広いところまで押して本日二回目の店開きである。

念入りにタイヤをチェックするが異物などは見当たらない。チューブを交換するが、以前、知り合いから貰ったチューブを突っ込む。新品だがかなり古いもののようだ。携帯ポンプでシュカシュカと空気を入れて、特に問題なく修理完了である。

折角、立ち食い蕎麦にでも寄ろうかという時間的&精神的な余裕が出た所でのパンク神の降臨は痛い。すっかり寄り道する気も失せてしまった。

しかも、直したはずのフロントタイヤの感触がよろしくない。どうもまた空気が抜けてきているようだが、10kmほどはだましだまし走れてしまう。何とか横浜市街のPC4までやってきた。

PC4ではタイヤに空気を足して、何とかあと30km弱をタイヤ修理せずに走りきりたい。原因は分からないがチューブが古いので、どこかにピンホールでもあるのかもしれない。ゴールまでに2回ほど空気を足せば走りきれるだろう。

PC4で空気を入れているときにK井さんがPCの前をすーっと通過していってしまった。慌てて「PC4はここだよ~」と大声で呼んだんだけど間に合わず。どうも6kmほど行き過ぎて引き返してきたらしい。

PC4を出ると、杉田にあることで有名なカレーのバーグが横浜市街に近いところにもオープンしてました。思いっきりコース脇だったので、寄ってご飯を食べれば良かったと今頃になって後悔しきり。

この先で車がひっくり返る事故があったりしましたが、みなとみらい周辺の道は大体理解しているのであまり迷うこともない。気になるのは徐々に抜けていく前輪の空気。減ってくると本当に不安定でよろしくない。

ペースも上がらないし、空気を継ぎ足しながら残り25kmを走る作戦はイマイチなんじゃないか?と思い始める。

青木橋のあたりでサドルバッグにLONGRIDERSのロゴの入ったプレートをぶら下げている人が追い抜いていった。信号待ちで追いついたときにプレートをみたら、ところでさんであった。

Twitterや記事は読ませて頂いているが、面識がないのでご挨拶をさせて頂いた。ところでさんはPBPベストを着ておられて、その後はあっという間に見えなくなった、速いw

結局、国道1号を走っている時に空気圧が低いのは怖いので、東神奈川の駅前で本日3回目の店開き。残っていた最後のチューブに交換するパンク修理を実施する。

もう換えのチューブはないし、650Cのチューブを入手するのは色々と大変なので、慎重に修理する。ここでかなりの時間をロス。ゴールは12時間半ぐらいになりそうである。

修理が完了したタイヤは快適である。やっと安心して走れるんだけど、もう飛ばす気にもならないので、まったりと安全に行こう。スタートの横浜周辺でご一緒した、私のBlogを読んでいるという方とまた出会ったので、一緒にゴールを目指す。

国道1号を離れたところで、8時スタートのなーちゃんが後ろに隊列を引き連れて追いついてきた。ここから北に向かう方向は向かい風。ここまで先頭を引いてきて疲れたなーちゃんが、最後は後ろに付かせてーと言うので、なーちゃんご一行様を引いて、ゴールまでの残りを走る。

多摩川沿いはかなりの向かい風だったが、自分たちが走っている頃はまだマシでして、この後どんどん風は強くなっていたようだ。

GIANTストア脇の集会場に無事12時間半でゴール。周囲の人と健闘をたたえ合い、暖かい部屋で受付をしていただく。既にゴールしていた、はにべあさんにもご挨拶。

やはり暖かい場所のゴールは良い。ただ、自走して帰らないといけないので、この部屋でダベっていると帰りが辛くなる。心を鬼にしてさっさと帰宅することにした。たまがわスタッフの皆様、ありがとうございました!

ゴールでご一緒したチーム亀太郎のよっしーさんと途中まで帰ったけど、いやぁ、風が強くなってきて危ない。足に根が生える前に出て来てよかったわ。

「家に帰るまでがブルベです」が、この日の帰り道の強風は凄かった。家が近くて本当に良かった!と胸をなで下ろしたのでありました。

この後、火曜日に健康診断を控えていたため、無駄なあがきとしてブルベ腹に対抗して最低限のカロリー摂取で火曜日を迎えたら、3kg減ってました。ま、その後の飲みで元に戻ったけどネ。


 

ブルベ・自転車イベントの最新記事8件