理想の自転車用アイウェアを求めて「度入りレンズを作ってもらう」

御徒町の有名なサングラスのお店

「御徒町 サングラス」でGoogle検索するとトップに出てくるお店の外観でございます。以前、度入りのアイウェアとしてZoffのアスリートというモデルを購入した話を書きましたが、やはり安心出来るアイウェアを度入りで使いたいと思いまして、ボーナスも出たことだし有名ショップの門を叩いてみました。

結果から言うと大正解&大満足でございまして、十分値段に見合うだけの品物とサービスを提供して頂きました。お金はそれなりに掛かってますが、予想していたよりは安くあがりました。ホントは全部お店のお世話になりたかったのですが、at own riskで自分で色々とイジるのが好きなもんで、その辺をお店の方が気を悪くされないようにショップ名は伏せます。ただ、検索キーワードですぐたどり着けますので興味のある方は検索してWebページ探してみてください。

最初にお店を訪れた時に店員さんに色々と尋ねてみた。こちらの条件は以下の通りです。

  1. 既にJawboneを持っているが度入りレンズだけ作れるか?
  2. 現在はワンデーのコンタクトを入れて調光レンズを使っている
  3. 夜間も使うので色はあまり濃くないもの
  4. ベンチレーション加工は必要

で、現在使っているコンタクトの度数(-1.75ぐらい)、使っている調光レンズが茶系の色であることを告げると「その度数ならオークリー純正のレンズでなくても加工が可能なので安く上がります」とのこと。流石に調光とか偏向が付くと値段が倍ぐらいになってしまいます。ちなみにオークリー純正レンズの場合、ベンチレーション加工(レンズの周囲に入れる空気取り込み用のスリット)をしてもしなくてもお値段は一緒ですが、HOYAなど他社のレンズだと3000円ぐらい加工賃がかかりそうです。もっとも、加工賃が入ってもオークリー純正より若干安いんですけどね。

色々な色を試させてもらって、個人的に印象が良かったのが若干ピンク系の色が入ったVR25ぐらいの色の薄いものにすることに。色付きは物のコントラストが上がってハッキリと見えるようにする効果があります。流石にこの透過率だと夏の炎天下の太陽光はまぶしく感じますが、裸眼に比べりゃ雲泥の差です。この色の薄さならば夜間でも安心して使えるでしょう。最終的にHOYAのレンズで度入りレンズを作ってもらうことなりまして、トータルでは24000円ということなりました。

仕上がるまで2週間かかるそうですが、ついでに現在使っているJawboneを顔に合うようにフィッティングもしてくれるという。サングラス持ち込みという事で持ち込み手数料を2000円ほど取られましたが,このフィッティングで十分元が取れそうです。オークリーのサングラスは欧米人用に顔が前後方向に長いのにフィットするように作られていますので、これをちょっとフレームを変形させて平たい顔の日本人に合うように調整してくれるんだそうな。調整済みのJawboneを掛けさせてもらいましたが、これが非常にフィットして深い前傾姿勢でも安心して走れそうです。

さて、二週間後に度入りレンズを受け取りに行ってきました。

度入りJawbone用レンズ

で、出来てきたのが上のレンズ。やはり周辺部でもちゃんと度を入れようとすると厚くなるようで、やや複雑な加工になっています。ベンチレーション用の穴もばっちりです。

度入りレンズをRacingJacketに装着する

早速レンズを取り付けてみましょう。実はこの2週間の間に、EvansCycleでJawboneの後継であるRacingJacketの調光レンズ付きモデルが激安で売ってました。RacingJacketとJawboneはレンズの互換性ありと聞いておりましたので、このレンズはお店に持ち込んだJaeboneではなく、このRacingJacketで使う予定です。RacingJacketやJawboneはこんな感じでレンズをフレームに挟んで、ノーズパッドを閉じる事でフレームにレンズが固定されます。このあごの骨(Jawbone)のような構造がモデルの名前の由来となっている訳ですわ。

RacingJacketと度入りレンズ

見た目はこんな感じになります。まぁ、自転車乗っていない時に掛けるのはちょっとなぁ、と思います。なんか丸顔だと大きなレンズ面積のフレームって似合わないようですが、夏場のアウトドア的な外出にも気軽に使えます。なによりもコンタクトを入れる手間なくサングラスが使えるというのは快適でございますわ。

JawboneとRacingJacket

さて、手前がランス・アームストロングのLIVESTRONGモデルのJawboneで、奥がRacingJacketとなります。Jawboneはレンズを作ってもらったお店で20分ぐらい掛けてフィッティングをしてもらいました。おかげで全くずれることなくサイクリング出来るようになり、やっぱり専門店は違うなぁーと感心しきりでございます。こうやって二本あると、片方は常に度入りレンズを入れておいて、もう一つは調光レンズを入れておくと使い分けが便利そうでございますな。

さて、フィッティングに関しては自分でもやってみたくなりましたが、JawboneやRacingJacketはやはり日本人向けとはいえない形状をしてますので、通販で購入したRacingJacketで試して見ましょう。その話については別エントリーで。